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2007年8月3日

やさしい銀色

カテゴリー: 鎌倉く邸


瓦葺きの仕事が
着々と進んでおります。

釉薬を塗らず、
達磨窯で焼いた
燻し銀の世界が
広がってきました。

一枚一枚の色もさることながら、
それぞれが違う表情を持っていて、
彼らの集積が
一つの形を成すことによって、
点描のような、
やさしい印象を醸し出しています。

この瓦、
機能面でも色々ありますが、
(これについてはまた後ほど)
何よりもまず、
焼き人、五十嵐さんの
人柄がにじみ出ている
このやさしい銀色が、
好きだなあ。

一枚一枚形も微妙に違うから、
葺く人を選びますけどね(笑)。

そういえばこの瓦を葺く金子さん、
会う度のあいさつが、
とても気持ちのよい方です。