ブログ
2014年6月13日

エネルギーを「いただきます」

カテゴリー: エネルギーカフェ

今年の鎌倉エネルギーカフェの企画を
仲間と進めています。

エネルギーカフェを始めた頃は、
地域単位でエネルギーの自給が
できないものか、
という夢を描いていて、

今もその夢は
持ち続けていますが、

それはそれで、
環境への負荷が大きそうだ、
ということを
感じ始めています。

一方でここ数年、
エネルギーと向き合って
強く感じることは、

エネルギーって、
お酒や珈琲と同じように
‘依存症’になりやすいものなんだな、
ということです。

例えば、
エネルギーとして電気を使う
様々な家電機器。

数十年前までは、
なくて当たり前の
生活だったのが、

今や大半の人にとって、
なければやっていけません。

例えば、
室内の温熱環境。

エアコンの普及が
9割まで達した現在、
私たちの身体は、
「快適」な室内環境が
当たり前のようになって、

暑い寒いの許容範囲が
狭くなっているような
気がします。

だとすれば
大切なことの一つは、
「エネルギー依存症」
を見直し、

そのうえで、
豊かと思える、
幸せと思える暮らしを
成り立たせることが
できるかどうか、

真剣にそのことと
向き合うことなのではないかと
思い始めています。

また、
エネルギーを作ることは、
どのような方法であれ
少なからず環境に
負荷をかけるのだとすれば、

食べものなどと同じように、
「いただきます」と手を合わせて
エネルギーをいただくことが
大事なのではないかと思います。

今年は、
そんなことを伝えられる
鎌倉エネルギーカフェに
したいです。