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2006年7月3日

夏だ海だ月だ

カテゴリー: 今日のできごと

昨日はNさんの柿渋塗りの後、S藤さん、T眞くん、F村くんと、葉山にあるピスカリアに行こうということになりました。
ピスカリアは、5月までに毎週のように足を運んでいましたが、実に久しぶりです。心なしか木の色合いも少し落ち着いてきたようです。

食事の時間まで少し時間があったので、徒歩1分、森戸海岸まで足を伸ばしました。
人影の少ない、しかし夏の到来を感じさせる海は実に気持ちよく、4人何をするというわけでもなく、波打ち際で足を止め、しばらく佇んでいました。
先ほどの雨がちの天気が信じられないほど、夕暮れの美しい海でした。

しばらくしてピスカリアに戻り、食事をいただきました。
(T眞くんは所用によりここで帰宅しました。)
久しぶりにシチリア料理を食べて思いましたが、酸味の多い、さっぱりしたこの料理は、もちろんいつ食べても美味しいのですが、とくにこの暑い夏の時期によく合います。
さらに、地中海に囲まれたシチリア島の料理は、魚料理が中心。
美味しい魚が採れる葉山の風土によく合います。
最初Iさんから「肉は置かない」と聞いたとき、お〜、なんと思い切ったことを、と思ったものですが、かえって理念が明確になってよいですね。

また、伝統的な構法で作った木と土の建物は、とくに夏気持ちがよい!、と改めて思いました。
蒸し暑さが残る夕暮れ時に訪れたとき、お客さんがいない時間ということもあってエアコンを入れていないようでしたが、それでも建物の中では自然で清涼な空気を感じました。
暑い葉山の夏、ピスカリアを訪れた皆さんには、シチリア料理とともに、ぜひこの空気感も味わっていただければ、と思います。

ピスカリアで食事をした後、一色海岸に足を伸ばして、Blue Moonに行きました。
竹でできたこの海の家は、海風と夜闇に響く波の音が実に気持ちよく、そして海の上では、家の名前のとおり、朧に光る月が夏の夜空を照らしていました。
店の中では、家族やいろいろな仲間たちが、テーブルごとに賑やかに楽しそうに、ひとときを過ごしていました。
家族で犬の散歩がてら、そこで暫く休息している、なんて人たちも見かけました。
確かに全体的に賑やかなんだけど、街なかの喧騒とは明らかに異質の、何というかそのまま眠りに落ちてもよさそうな、ゆらりとした心地よい音なんだなあ。

というわけで、葉山に居ると、今日の海といい、ピスカリアといい、Blue Moonといい、時計なんて要らないワイ、と思います。
腹と眠気と空の色が、時計代わりです。
というよりも、これが本来の人間が生きるリズムなんだろうな。