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2006年5月6日

太陽と海、風と土

カテゴリー: ピスカリア

朝いつものとおり、5時30分起床。
我が家の東の窓から射し込む朝日がまぶしい。
夏の到来を予感させる。

葉山に向かう道中、鎌倉の海岸にて。
黄金週間ということもあり、海を遊ぶ人で賑わっている。
しかも今日は風も強く波も高く、サーフィンやウィンドサーフィンを楽しむには絶好の日だ。
玄関の土間に鎮座する私のサーフボードの出番はいつの日になることやら。

葉山にて、自分の催しが始まる前に、以前から誘われていた別の催しに足を運んだ。
場所は真名瀬海岸を少し入ったところの古民家。
古民家の前に広い板張りのテラスがあって、実に風の気持ちよい場所だ。
そこで、佐藤正治さんの写真展が行われていた。
それとともに、昔の家の清涼さに改めて驚いた。
鎌倉の自宅から約40分自転車を漕ぎ、汗だくでここに到着したのだが、建物の中に入るやいなや、身体の火照りを忘れるほどであった。

さらに幸運なことに、今日そこで夕方からハープとフルートのライヴがあったそうなのだが、ハープ奏者の方が早めにお越しになっていて、テラスでハープを奏で始めたのだ。
実に美しい旋律が、辺りの時間を支配する。
そして古民家の庭を背景に演奏する、絵に描いたような空間。
自分の催しの準備のため早めにおいとまするつもりだったが、腰を落ち着けてこの珠玉の時間を楽しんだ。
夕方のライヴ、参加したかったな〜。
身体が二つあれば。

12時前、急いでpiscariaに戻る。
やはりこちらも相変わらず清涼な空間。

今日も、たいへん多くの方々に来ていただいた。
いっときは、M代さんの友だち家族、今までお仕事でご一緒した方々、元所属していた会社の後輩とその仲間たち、泥団子の噂を聞いてご来場いただいた方々…、2階に20人くらい居合わせていたのではないだろうか。
ご来場いただいた方々、本当にありがとうございます。

私はといえば、お昼にご近所の常連さんとお食事をご同伴預かることになり、ワインもご馳走になってしまったので、赤ら顔で皆さんの応対させていただくことになった。失礼いたしました。

さて、今日も昨日に引き続き泥団子作りを楽しんだ。
まずは子どもたちから制作開始。
先に完成品を見ているので、自分も美しい玉を作ろう、とやる気満々!
しかしじきに大人たちも出来具合が気になり始めて、大人たちも手を出し始める。
なかには親子で作業を取り合う微笑ましい光景も。
いやいや分かります、玉を磨いているとその玉に自分を投影し、人に譲りたくないほど作業に没頭してしまうのだ。
その現象に、大人も子どももない。

というわけで、泥団子作りを始めてからあっという間に3時間が過ぎ、今日は子どもたちによる独創的なデザインの玉がたくさんできた。
家に持ち帰って、さらに磨きをかけてみてください。