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2007年5月4日

山小屋に焼杉の床を貼る


山梨県の黒森に行ってきました。

そこには、
昨年体験学習を通じて作った
伝統的な木組と土壁の小屋があるのですが、
今年の夏から野菜の直売所として活用するため、
床板を貼りにいきました。

例によって、
地元のスギ材と、
温かい有志たちの手で、
作業を行いました。

みんなでモノを作る過程の、
楽しいひととき。

作業の合間の、
手作りの美味しいおやつ。

心地よい空気と水。

いい天気!

ありがたいことです。

床のほうは、
焼いたスギ板を貼りました。

もともと板の厚さがまちまちだったり、
板の角の部分が丸みを帯びていたり、
そしてなにぶん素人作業だったので、
少々波を打っていたりもしますが、
かえって、
ねらって作ったわけではない、
古くて懐かしい感じになって、
これはこれで、
とても気に入っています。

それとやっぱりヤキスギは、
床に使ってもいいですね。

色合いもさることながら、
木が荒板だったので、
かなり表面がケバだっていたのですが、
焼くことによってそれがなくなります。

黒森は、
半月ほど前来たとき
カラマツはまだ‘ボウズ’でしたが、
今はいっせいに新緑を装い、
そしてなんとサクラが満開でした。

ここは標高約1,200m。
ゆっくりやって来た、
春をも楽しむことができました。