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2011年1月5日

年頭所感2011

カテゴリー: 家づくりの理念

明日は仕事始め。
今は仕事再開のための
準備をしているところです。

仕事の再開に際し、
これからの一年を
どのように生きるか、
考えるわけですが、

そんなことを
考えるうえで

ここ数年、
様々な場面で、
経済の危機
社会構造の危機、
といった話が耳に入ります。

こうした話を
耳にするたび、
政治や経済の世界で
危機的な状況を
乗り越える動きに
期待する一方で、

危機、の話を聞けば聞くほど、
人として生きるための力をつけ、
生きる楽しみを見失わなければ
割と楽しくやっていけるのではないか、
という思いを強くします。

例え年金がスズメの涙でも、

飢えないほどに食べ物を確保できて、
寒くないほどに着る物を確保できて、

美しいことを美しいと思う心と、
日々の苦楽を共にする仲間がいれば、
私たちは楽しく生きていくことができる。

今年はとくにそのことを意識して、
そのために必要な器としての
住まいづくりという視点で、
仕事に取り組めればと思います。

方法論は、
変わりません。

伝統に学び、
今を作ること。

素材と職人の技を
活かすこと。

住まいづくりを通じて
つなげること。

ということで本年も
よろしくお願いいたします。