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2015年12月7日

断つのではなく取り込む

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

今日打ち合わせのため、
既にお住まいの家に伺いました。

家に入るなり、
ぽかぽかのあたたかさ。

薪ストーブをお使いなのかな、と思ったら、
今日は使っていないとのこと。

しかし居間に入って、
あたたかい理由が
すぐに分かりました。

南の窓から、
溢れんばかりに射し込む
お日さまの光。

直接この光に当たっていると、
暑いくらいです。

2020年に施行予定の
改正省エネ法によれば
窓も断熱性が問われることになり、

そうなると窓の面積が小さくなったり、
断熱ガラスが流行ることになりそうですが、

断熱ガラスは
太陽の光のあたたかさが
かなり失われます。

確かに室内のあたたかさが
失われにくいのは事実ですけどね。

しかしお天気の日は、
大きな窓から
太陽の光を存分に浴びて、

日が暮れれば
障子などで保温し、
あたたかさを
土に記憶させる。

私はそんな仕掛けを
作っていきたいです。