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2006年2月9日

機知と美学の表徴

カテゴリー: 今日のできごと


エコヴィレッジ鶴川の現場に立ち寄った後、何人かの住民の方と白州次郎・正子夫妻が暮らした家「武相荘」を訪れた。
エコヴィレッジ鶴川に関わるようになって2〜3年経つが、こうして「武相荘」に足を踏み入れるのは恥ずかしながら初めてのことだ。
前々から行きたいと思っていたので、ようやく念願がかなった。
評判通り、行ってみてとても豊かな気持ちになった。
豊かな空間、品、ことばと出会うことができた。
そして一緒に行った方々と豊かな時間をすごすことができた。

その中で出会った豊かな空間や品を幾つか紹介。

写真は敷地内の店舗の置看板。
背景となる赤茶けたところは、鉄の錆だ。
鉄の錆も、使いようでとても美しい。
そして錆は時空を超えた深みを感じさせてくれる。

そういえば鶴川街道から武相荘に入るときも「錆」が出迎えてくれた。
「ぶあいそう」と「さび」。
端(はな)から白州さんの機知と美学とを感じた。