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2013年3月3日

灯りと荒壁

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

この家の二階は、
ほぼ全て荒壁土のまま。

‘強い土’ならではの
収縮によるひび割れと、

竹小舞の縦簾が
透けて見えるような縦の波が
味わい深く、

とくに灯りが当たると
その表情が強調されます。

本来は「下地」
なんですけどね。

昔ながらの家づくりは、
作る過程も美しいので、

こうしてそのまま
仕上げにしてしまうことも
あります。