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2006年3月16日

無となるのは早い

カテゴリー: 横浜な邸


解体工事が完了したため、現場を確認しに行った。
数日前に行ったときはまだ少しごちゃごちゃした感じだったが、実にサッパリした光景になった。
6日に着手したので、10日で何もなくなってしまう。
無から有とするのに数ヵ月かかるのに、有から無は10日。
「有」を作る速度に比べて「無」とするのはとても速い。
そして一度「無」になってしまったら、同じものは二度と作れない。

「無」の空間を眺めながら、モノを作る意味と壊す意味を、深く考えるのであった。