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2006年2月2日

竹を咲く キノコも咲かせましょう

カテゴリー: えこびれっじ


エコヴィレッジ鶴川に入居予定のKちやさん。
前にも書いたとおり、コンクリートマンションの中に、竹小舞下地の間仕切壁を作る予定にしている。
恐らく、焼杉貼の外壁と併せて、日本の集合住宅史に名を刻む初の試みでしょう(笑)。

さて今日は年末に伐った竹を割く作業。
竹を割く道具を使って、一気にスパーンと割く。
やってみるとこれが実に気持ちよいのだ。
割く快感がたまらないので次々に作業が進み、午前中いっぱいかかるだろうなーなんて思っていたが、1時間しないうちに作業が終わってしまった。

そして割ている様子は、写真のとおり竹の棒が一気に花びらを開くような感じである。
まさに竹が「咲く」。

ところで、マダケの伐採の場を快く提供してくださる富澤さんの正体は、キノコ博士。
ここの竹林に、ホダ木がゴロゴロと転がっている。

ついでに、キノコの育て方など、いろいろ教えてくださった。

エコヴィレッジ鶴川にはコナラの伐採木がたくさんあるが、コナラはホダ木としてはとてもよいようで、また偶然だけど、伐採した時期が11月というのも最高だそうだ。
そして伐採してから3〜4ヵ月後に菌を仕込むのがよいそうなので、この時期仕込むにはちょうどよい。

参考になる資料もいただきました。
さっそく住民たちに相談してやってみることにしよう。

富澤さん、本当にいろいろお世話になりっぱなしです。