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2007年3月18日

箱膳いろいろ

今日は山梨へ。

そこには、
様々な森の恵みを使って作った
箱膳がずらりと。

持続可能な開発のための教育(ESD)
促進事業の取り組みの一環として、
お集まりいただいた大勢の方々の前で、
箱膳の説明をしてまいりました。

クリの箱膳(左)。
きらくなたてものや設計。
クリの木らしい、
静かな重厚感を意識して
設計してみました。

サワラによる箱膳。
こちらも、
きらくなたてものや設計。
少し厚めの板を使いつつ、
やや軽快な感じに。

また、ワークショップ等で
その場で参加者が作れるような
形を考えてみました。

アカマツによる箱膳。
地元の家具職人さん考案。
柿渋による褐色が美しい。
また、把手の掘り込みも、
かわいらしいですね。

ヒノキによる箱膳。
ワークショップ等で
簡単に作ることができるよう、
作りやすい形に。
余計な装飾のない、
素朴な形になりました。

Sさんによれば、
木を刻み、はぎ合わせた状態ならば、
約30分で組み立てることが
できるそう。

皆さんは、
どの箱膳がお好き?

なお、
その場に居た学生さん5人に聞いたら、
女性と男性とで、
なかなか意外な好みの差が出ました。

・・・

さて、
なぜこれがESD?

箱膳による食育も、
ESDの一環ですが、

この森の恵みの産物が、
森と人をつなげる物語を
紡いでくれれば。

今後の
箱膳作りの展開を、
お楽しみに!