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2014年12月29日

結のみかん

カテゴリー: 今日のできごと

今日は鎌倉の仲間たちと
小田原で約300年続く、
みかん農家のあきさわ園さんへ
農作業のお手伝いに
行ってまいりました。

あいにくの雨でしたが、
雨でもやることはたくさんあって、

今日はみんなで
みかんを拭いたり、
みかん小屋で
保管用の箱に詰めたり、
出荷用の袋に詰めたり、

みっちり日が暮れるまで
働きました。

普段はこの作業を
家族だけで行っているようです。

少人数で
この単純作業の繰り返しを
行ったとすれば、
途方に暮れるだろうと
想像してしまうのですが、

今日のように
たわいもない話でもしながら
大人数でやれば、
楽しい、気持ちいいとすら
思える作業です。

これは同じく
膨大な手間を要する
竹小舞や泥コネなどと
一緒ですね。

単純作業は、
「現代版結」の仕組みのもと、
共同作業にすればいい。

今日初めて出会った人も
共同作業を通じて達成感を共有することで、
なんだかいつの間にか
仲良しになったような気がします。

しかもこうした農作業の場合、
ヒトとヒトとが交わるだけではなく、

労働の対価が
とてもおいしいみかん、という
モノ、コトの交換なのもいい。

また折りを見て、
みんなで押しかけたいと
思います(笑)。

おっと、
来月1月14日の竹伐りは、
ここで行うのでした。

また竹林が
光と風の通る空間になるのが
楽しみです。

みかん畑の一角で
勢いよく生えている竹。

次回はこの竹を
いただく予定です。