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2005年12月19日

冬の里山を歩く

カテゴリー: 今日のできごと


神奈川県の冬の里山を歩く。
ナラやクヌギの林である。
ところどころ、スギヒノキの植林もある。

ここで3月ごろに里山木工教室などのイベントをやろうというわけだ。
そのしかけのための下見。

ここは前も来たことがあるが里山は、季節ごとに表情を変えるので、何時来ても新たな風景の発見がある。

それにしても、西には富士山が、東には遥か遠くに横浜のランドマークタワーが見える、気持ちいい場所だ。
見晴らしが良い分、今日は風が強すぎた。
頭が痛くなるほど頭が冷えた。

ではでは皆さん、イベントのときはぜひお越しになってください。
温泉もあるでよ。

2005年12月18日

瓦七変化

カテゴリー: 目黒か邸


玄関前に深岩石を敷き並べ、基礎のとのすき間に砕き瓦を詰める。
砕き瓦は、Kさんがコツコツと地道に砕いた瓦。
その瓦は、たびたびこのブログで紹介している、藤岡の五十嵐さんのいぶし瓦。
割れやヒビが入ってしまって屋根には載せられない瓦だ。

瓦は、屋根に載せる以外に、ほんとうにいろいろと使い道がある。
敷き瓦を土間や庭に使ったり、海鼠壁にしたり。
桟瓦も、庭の地べたに縦に埋めたら美しい。
また、こうして砕いて小石のように使うこともできる。
砕き方によっても、様々な表現が可能である。
粗く砕いたら、荒々しい感じ。
細かく砕いたら、繊細な感じ。

五十嵐さんの瓦は、水はけがいいので、機能的にも○。

石は重い

カテゴリー: 目黒か邸


玄関に深岩石を敷き並べることに。
全部で13ヶの石。総重量約1t!
これをKさんと一緒に並べた。

深岩石。
Kさんが栃木県まで足を運び、選んできた石だ。
栃木県鹿沼で採れる、大谷石に似た石。
大谷石よりも白く緻密に感じる。
石だけに重量感を感じつつ、とても柔らかい表情である。
風化によって、よりいっそう柔らかい表情になるであろう。

それにしても石は重い。
重いモノを持つのは割りと平気なほうだが、さすがに腰が…。
ここのところ運動不足だしな〜。
(外での作業は多いが)

2005年12月17日

ご開帳

カテゴリー: ピスカリア


今週はじめ、足場が外れた。
ああ、さっぱり。
いよいよできてきたんだな、と感じる瞬間。

板の色味が、だんだんと濃くなっていく。
柿渋の特徴。

これで室内の空気が完結

カテゴリー: ピスカリア


先日ハメゴロシのガラスが入った。
摺りガラスから淡く漏れる光。
ガラスが入ると、ぐっと室内も居心地が良くなる。
寒くない。

2005年12月15日

男三人かぐや姫を求めて

カテゴリー: えこびれっじ


エコヴィレッジは、コンクリート造のコーポラティブハウスである。
その中のとある住戸に、竹小舞の壁を作ることになった。
作る主は、Kちやさん。
10月に行ったI邸の竹小舞作業に参加し、自分の家でも取り入れることになった。

しめしめ、これは面白そうだ。
‘たてものや’の血がうずき、全面協力体制に。

というわけで、今日は竹を伐りに行ってきた。
Hさんも、お手伝いとして参加。ありがたい。
男三人、朝からもりもり働く。

気温は低く、寒かったが、外でこうして労働すると、重労働というわけではなかったけれども、じきに寒いとは感じなくなる。
現にKちやさんとHさんは、上着を脱いで作業していた。

この空気感に慣れると、建物の中に入るととても暑く感じる。
世の中、冷房も含めて、全体的に空調機器使いすぎのような気がする。

さて、壁の量が約4mとそんなにあるわけではないので、午前中で作業は終了。
そしてお昼は「へっころ谷」へ。
ゆっくりとお昼ご飯を楽しんできました。

2005年12月14日

実像と虚像

カテゴリー: 今日のできごと

朝現場に向かう車の移動中、ラジオから株の誤取引に関するニュースの続報が流れてきた。
ある証券会社の誤った売り注文により、別の証券会社が120億円(数字はうろ覚え)の利益を得たとのこと。
情け容赦ないなあ。
もともと株や投資に興味はないのだが、一体資本主義って何だろう、と思った。
自分のことだけ考えていりゃいいのか。

人間、基本的には失敗はないほうがいい。
その中でも、医療ミスだったり、あるいは砂糖を塩と間違えるような取り返しのつかない失敗は許すべきではない。
失敗したら、損失を伴うのも分かる。

とはいえ残念ながら、善意で行動していたとしても人間には失敗は必ずある。
しかし失敗があったとき、それを補おうとするのが人間というものではないだろうか。
それが結果的に人間社会全体の利益につながるからだ。

「人間社会」なんて、少し説教くさいか。
例えば、自分の仕事の世界で話をしよう。

自分は建物づくりを仕事としている。
建物づくりの現場は、仕事の期間が長い。
その期間の中で、失敗がないようにするのが我々設計屋の仕事であるが、残念ながら失敗はつきものなのである。
しかし失敗が起きたとき、あるいはそれに気づいたとき、必ず関わっている皆で失敗を補う力が働く。
なぜならそれを放置していたら、必ず建物全体の不利益につながるからだ。

建物づくりのように「実像」の世界では、モノづくりでも商売でも、「全体」のことも考えなければうまくいかない。うまくいったと思っても、長続きしない。
やはり常に「全体」のことを意識し続ける必要がある。

とはいえ、「全体」のために欲望を抑え、献身、犠牲心こそがいちばんの美徳、と言うつもりはない。
それはそれでとてもすばらしいことだと思うが、それを押し付けるつもりはさらさらない。

人間は基本的には自分がいちばんかわいい。
それは間違いない。
むしろ、どうしたら自分が得になるだろうか、という感覚を持ち続けることはとても大事だと思っている。
それが、段取りのよさ、仕事の質の向上、さらには逆説的だが献身的な働きにつながると思うからだ。

しかし「実像」の世界では、自分のことだけ考えて行動していたならば、結果的に自分が損になるようにできている。
だから、「全体」のことも考える必要がある。

一方、「虚像」の世界ではどうだ。
文字どおり自分のことだけを考えていればいい。
あるできごとによって利益不利益を被るのは、基本的には当事者だけだ。
ゲームの世界。

あまり経済については明るくないので偉そうなことは言えないが、「資本主義」というのは、つきつめれば「カネ」のみがモノサシの、「虚像」の世界だ。
件のニュースで、損した儲けた、なんて話も、「マジメ」な人たちが真面目そうに取り組んでいるから錯覚するが、結局はゲームやないの。
その「虚像」の世界が巾を利かせ、世の中を動かしていることに、少なからず不安を感じる。

現に今、モノ作りの現場、人間臭いやり取りのある商売の世界、「実像」の世界がどんどんと我々から遠のいていないか?
生産は効率第一の機械に頼りっきり、そして生産の場所は土地代の安い、我々の見えない世界へ。
モノの取引や飲み食いも、まるで機械が対応しているような大型ショッピングセンターやチェーン店。
そして子どもたちの遊びは、ドロケイからテレビゲームへ…

もう将来の不安なんてどうでもいいや、そんな世の中、おもろないやん。

さあ、明日も現場現場。

2005年12月13日

いつもお気遣いありがとうございます

カテゴリー: えこびれっじ


毎週火曜日は工事現場の定例会議。
いつもは午後からだが、今日は10時から。
打ち合わせ内容も、だんだんと具体的になってくる。

さて今日は訳あって現場にOさんが来た。
そして奥さんのarkさんが工事現場の担当者や私の分のお弁当を作って、Oさんが持って来てくれた。
とてもありがたい心遣い。
おいしゅうございました。

今日のOさんだけではなく、住民の方々にはいつもいつもお世話になりっ放しで。
ここ最近思い出すだけでも、以下のとおりずらずらと。
H子さん、「ついでだから」と言ってお弁当持ってきてくださいますが、「ついで」と思っていただけるだけでありがたいです。
思い出していただかなければ、「ついで」もありませんからね。
T川さん、総会のたびにお持ちいただくたくさんの美味しい食べ物をいつもありがとうございます。
いつもあれだけの量を用意するの、そして遠路はるばる持ってくるの、たいへんですよ。
K谷さん、事務所や総会にお越しいただくたびに、やさしいお気遣いありがとうございます。
いただくたび、K谷さんのやさしさが心にしみます。

今挙げた以外にもたくさんたくさんあります。

建設事業途中にこうしたお気遣いをいただくのは、コーポラティブハウスならでは。
コーポラティブハウスは、確かに手間はかかるけど、こうして関係を築きながら仕事ができるのは、何よりの幸せ。
間違っても「鉄筋減らせ」なんて言えません。