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2007年4月15日

鎌倉で大工塾開催!

カテゴリー: 家仕事塾

今日は、
カジュアートスペース主催、
家仕事塾の第三弾、大工塾を開催しました。

参加者約10名。
おとなもこどもも、
いろいろな人たちに
参加していただきました。

ところで参加者は、
八割がた女性。
今は女性のほうが、
元気ですね。

さて、作業のほうは、
まず大工道具の使い方から。
工事現場で出た端材を利用し、
ノコギリやノミの使い方を、
大工指導のもと、
午前中、みっちり学びました。

講師の大工は、
現在きらくなたてものやと行動を共にする、
藤間建築工房の面々。
指導の評判も、上々。

そして道具の使い方に慣れたら、
実際に使う材木の刻み。
参加者の皆さんには、
土台の蟻継ぎの部分と、
ホゾ穴を刻んでいただきました。

今年から中学生の男の子も参加。
なかなかいい感じの手つきです。
この歳で、伝統的な木組みの建物の
刻みを体験するとは。
末は大工にしましょう、母さん。

子どもたちには、
意外にも、土の仕事が人気。

私のほうで
実際に建てる場所の
地面をならしていたのですが、
その横で
スコップで遊んだり、
虫やミミズたちとの対面を楽しんだり、
大はしゃぎ。

それにしても近くに住む植木屋のSさん、
飛び入りにしては、タイミングがよすぎます。
地ならしを手伝っていただいたり、
道具を貸していただいたり、
大助かりでした。

それではまた来週(22日)も、
その次の週(29日)もやります。

とくに29日は、
刻んだ木材の棟上、
しかも、
鎌倉路地フェスタの真っ只中で開催!

祭りの中、
サプライズ企画あるかも、です。
乞う、ご期待!

2007年4月14日

木と音楽を楽しむ夕べ

カテゴリー: 今日のできごと


夕方、町田で仕事を終えた私は、
いつもと間逆の方向、
飯能にある材木屋へ。

目的は、
飯能に住む大工と、
来年建て始める予定の家の話。
そして、
無垢の木に囲まれた会場での、
ピアノ演奏会を楽しんできました。

いつもながら、
無垢の木が織り成す空間と、
音の響きは、すばらしい。

伝統構法を手がける仲間たちとの対話を楽しみ、
心地よい音を響かせる空間でピアノと戯れ、

身も心も楽しんだ、
今日の夕べでした。

家仕事を楽しむ仲間が身近に居る

カテゴリー: えこびれっじ


今日は午前中、
久々に総会。

午後は、
何やらおおぜいの男たちで、大工仕事。
作業台を作っているようです。

子どもも混じり、
笑い声も聞こえ、
とても楽しそう。

しかも大人数なので、
思ったよりも、
順調に仕事が進んでいます。

力を合わせて家の仕事を楽しむ仲間が、
身近におおぜい居る、幸せ。

まさに、
cooperative(=協同:力と心を合わせて事に当たる)、
ですね。

2007年4月13日

大工塾の準備

カテゴリー: 家仕事塾


カジュアートスペースの代表、たなか牧子さんと、
大工の講師をしていただく、
きらくなたてものやと今まさに一蓮托生の大工、
藤間建築工房とで、
日曜日行われる大工塾の準備。

写真は、
先日引き取った古材
洗っている様子。

私はといえば、
建つ場所の地ならし。

まさに鎌倉らしい、
閑静で緑美しいまちのなかで、
土と戯れ、
力仕事を楽しみました。

久々だったので、
今、腰が重い。

しかしこの心地よい疲れが、
生活と動きに、
‘張り’をもたらします。

庭先では、
タンポポが重なるように、
咲き乱れていました。

生活の中に、
‘地’や‘土’があるって、いいなあ。

2007年4月11日

いよいよ大工仕事塾始まります

カテゴリー: 家仕事塾


今週日曜日から、
三週連続で大工仕事塾。

カジュアートスペース主催、
家仕事塾の第三弾、
参加いただく皆さんの手で、
小さなギャラリーを作ってしまおう!
という企画です。

今日は、
吉岡木材さんから材の搬入の立ち会いのため、
たてものを建てる、カジュアートスペースへ。

木が運び込まれると、
いよいよ始まるのだな、
という実感が、沸いてきます。

棟上は、
たてものが大きくとも小さくとも、
その達成感と充実感は、同じ。

今月末が、楽しみだ!

2007年4月9日

木の寿命の不思議

カテゴリー: 今日のできごと


昨日、北軽井沢で見た、
築七〜八十年の別荘。

建物の中は、
屋根が傷み、
そこから雨風枯葉が入ってきて、
想像以上にだいぶ傷んでいましたが、

雨風に無防備にさらされているはずの、
外壁をなす板は、
建物の中で何ごともなかったように、
元気な様子でした。

しかも板の厚みは、
たった二分三厘。

雨に濡れても、
風を受けても、

常に新たな空気をたくさん吸い続ければ、
木は長く持つという、

木の寿命の不思議。

2007年4月8日

浅間山を見た

カテゴリー: 今日のできごと


午前中、藤岡の五十嵐さんの工場を訪ねた一行は、
午後から北軽井沢へ。

その道中、
浅間山が見えてきました。

雪をまばらに載せ、
幻想的な雰囲気を醸し出す。

私がまだ赤子の頃、
歴史に刻まれる事件を見つめてきた山。

柔らかな形をしつつも、
不思議な魔力を感じる山でした。

車で走っていると、
「鬼押出し」という名の看板。

「鬼」続きの、今日です。

鬼師

カテゴリー: 今日のできごと


今日は、
今の建て主さん、
将来の建て主さん、
大工、
鎌倉の仲間たち…
おおぜいで、
群馬藤岡、共和建材の五十嵐さんの、
瓦を作る様子を見学しに行きました。

作業小屋の中、達磨窯…
五十嵐さんの工場(こうば)は、
いつ見ても感動的です。

ところで、五十嵐さんと今の建て主と、
鬼瓦の話になりました。
この型は、誰が作るのだろう、と聞くと、
「近所に居る鬼師が作るのです」とのご返事。

「鬼師」という名の響き、
男前で職人気質な感じがして、いいですね。

2007年4月7日

コンクリートの箱の中の土壁、その後の様子

カテゴリー: えこびれっじ

ここは、集合住宅の一室、
コンクリートの箱の中。

昨年末そこで、
「箱」の所有者である建て主の手で、
竹小舞をかき、泥を塗って、
壁を作りました。

今日は、その後の様子を見てきました。

泥が乾いた後の姿。
荒々しいけれども、
温かみと、
落ち着きを感じる土壁に仕上がりました。

欄間部分の竹小舞を透過する光が、
廊下の白い壁に投影。
格子状の影が、美しい。

住み心地のほどもお聞きしましたが、
冬場結露も発生せず、
土壁ならではの調湿効果を、
いかんなく発揮しているようで、
なかなか上々のようです。

竹小舞下地 荒壁土仕上げ。
コンクリートの箱の中でも、
やっぱり、いい!

2007年4月6日

端材で即席棚を作る

カテゴリー: 今日のできごと


最近、
書類や工具や建築資材が増えてきたので、
必要に迫られて、
棚を作ることにしました。

作る、といっても、
材料は、工事現場で余った、
ありあわせの木材。

足は、角材、平角材を積上げ、高さを揃えて、
そこに橋のように厚板をわたし、できあがり。

とても簡単だし、
手短にできるし、
端材の有効利用にもなります。

人目に触れるところだと、…ですが、
納戸だから、
これでいいのだ。