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2011年4月27日

色賑やか

カテゴリー: 今日のできごと

先日の庭の話の続き。

ここにきて、
更に色賑やかな
庭となってきました。

これまでの白と桃色に加え、
カラスノエンドウの紫、
菊の青、
カタバミの黄色、
ナガミヒナゲシの橙、

新緑の中で、
小さな子どもたちが
私も私も、
といった感じで、
あちこちで花が
咲いています。

花は他の生き物の
関心を寄せるために咲く、
といった話を
聞いたことがありますが、

確かに庭に座り込んで、
花の様子を眺めてしまいます。

割と放ったらかしの庭ですが(笑)
花咲く庭はやはり楽しいですね。

鎌倉で木工作、葉山で竹小舞

カテゴリー: 告知・連絡

先日この場で、
連休開催するイベントの告知を
させていただきましたが、

いずれも展示のほか、
以下のとおりワークショップを
開催することが確定しましたので、
改めて告知させていただきます。

直前ではありますが、
どうぞ皆様、
春真っ盛りの鎌倉と葉山を
存分にお楽しみください。

■第6回鎌倉路地フェスタ

きらくなたてものや展 in RUSTIC TWENTY SEVEN

端材で木工作!

このイベントでは、
建築や家具の廃材を使って、
小さな椅子やトレーなどを
作ります。

女の子には、
お手玉も作ってもらおうかな?

皆様の力と知恵で、
廃材に命を吹き込んでください!

■第19回葉山芸術祭

きらくなたてものや展〜伝統に学び、現代を表現する〜

葉山で竹小舞かき隊!

会場のピスカリアから
ほど近い建築現場で、
竹小舞かきワークショップを
行います。

実際の家づくりの
作業となります。

竹小舞かきの技術を学びに、

また村中を挙げて助け合う
「結」の仕組みを体感しに、

どうぞお越しください。

なお会場のピスカリアでは、
12時-17時開催ですが、
竹小舞ワークショップは、
朝9時から行っております。

ご都合のよい時間だけでもOKです。

それと併せて、
ピスカリアの美味しいシチリア料理も、
ぜひ!

・・・・・

以上、お越しいただける方は、
事前にご連絡いただけば幸いです。
よろしくお願いいたします。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

2011年4月26日

伝説、を見た

カテゴリー: 今日のできごと

悲しいできごとをきっかけに、
30数年前のキャンディーズの映像を
you tubeで見ました。

当時私は幼稚園〜小学生低学年、
今も昔もあまりテレビとは縁がなく、
覚えているのは歌くらいで、
正直それほど思い入れは
ありませんでしが、

今こうして映像を見てみると、
曲の完成度、歌や踊りのうまさ、
その凄味がひしひしと伝わり、
今更ながら興味を惹かれました。

とくに洋楽カバーは圧巻。

当時を生きていたのに、
リアルタイムで
見なかったことが
悔やまれます。

単なるかわいい、だけではなく、
これほどまでに人気を得たことが
今分かるような気がしました。

そして歌や踊りの背景に感じるのは、
3人の今を精一杯楽しむ姿と、
3人の絆の深さ。

考えて見れば
今求められている
大事なことですね。

一人亡くなられたのは
誠に残念ですが、
この時期に
気づかせてくれる
というタイミングも、
伝説の一端を見ました。

最後の肉声にも
生きる勇気をもらいました。

改めてご冥福を
お祈り申し上げます。

2011年4月25日

鎌倉た邸110425

カテゴリー: 鎌倉た邸

先週末、
システムキッチンが
入りました。

素材の大半が
木と土の場合、
昨今の建材不足で
悩まされることは
ほとんどなかったのですが、

設備機器は、
そうもいきませんでした。

当初3月末納品予定でしたが、
約3週間の遅れ。

こうして納品されると、
着実に一歩一歩、
復活に向けて歩んでいることを
実感します。

担当者に聞くと、
キッチン台等は
あまり影響がないようなのですが、
レンジフードが
たいへんな状況だそうです。

担当者はえらい恐縮してましたが、
誰もこの状況を
責める人はいません。

みんなで力を合わせて、
乗り切ろうではありませんか。

2011年4月24日

伝統工法で三階建て

カテゴリー: 葉山と邸

葉山と邸は、
伝統工法による三階建て。

しかも海を望めるよう、
屋上まで階段で昇れるように
なっているので、
階段部分は四階分あります。

下から階段部分を見上げると、
さすがに高いなーと感じます。

それだけに、
構造の検討や建築確認申請は、
今までになく
たいへんでしたが、

しかし過去に
お城や町家などでも、
高層木造建築の実績は
ありますからね、

現行法規上、
伝統工法で三階建ては
難しいからと言って
諦めるのではなく、

挑戦することも
大切だと思います。

さあ来週から、
ここで竹小舞かき隊、
興味ある方はぜひ!

2011年4月22日

めのまえ、をいかす

カテゴリー: 家づくりの理念

先日、某地で、
江戸時代末期築の
古民家の解体現場を
見る機会がありました。

そこで気づいたこと一つ、

もちろん伝統的な建築技術で
作られているその家には、
思いのほか継手・仕口が
少ない、ということ。

使われていたとしても、
ホゾ、アゴ、アリ、カマといった
基本的な継手・仕口が
ほとんどです。

裏を返せば、
二間だろうが四間だろうが、
真っ直ぐだろうが曲がっていようが、
当時身近に手に入る材木
そのままの特性を活かして、
建てていたということになります。

伝統に学ぶ、とは、
工人が長年の研鑽の中で編み出した
高度な建築技術を学ぶことも
確かにその一つですが、

このように
目の前にある材料で
合理的に計画する、
という作法、

ここに本質の一つが
あるのではないかと
かねてより感じています。

先日古民家を拝見して、
改めてそう思ったのですが、

では現代に当てはめると、
どうでしょうか。

今、里山の小さな家や、
木の仮設復興住宅のありようを
構想しているのですが、

そんな作法を踏まえて私は、
全て4寸角のスギまたはヒノキで、
比較的平易な継手仕口を用いて
作ることができれば、
と考えております。

戦後拡大造林の影響で、
今4寸角に適した
スギヒノキが
たくさん山に
あるはずだからです。

建築資材が足りない!
と言われている今こそ、
この伝統的な工法の本質を
伝えていくことができれば、
と考えています。

2011年4月21日

鎌倉た邸110421

カテゴリー: 鎌倉た邸

桜貝のような模様の
小さなタイルが
洗面所廻りにお目見えしました。

外部は、
防水紙とラス網が貼り終わり、
今下地のモルタル塗りを
行っているところです。

葉山と邸110421

カテゴリー: 今日のできごと

上棟から明日で1週間、

早いもので、
通気と断熱のため、
断熱材のフォレストボードを挟んで
二重に貼る野地板貼りが
概ね終わりました。

あとは少し造作を仕込んで、
板金による屋根葺です。

屋根の上に昇るたび、
海と江の島が見えるわけですが、
やはり気持ちがいいですね。

葉山と邸は、
現場で奮闘中の
大工のブログもぜひ。

2011年4月20日

小さな庭が花盛り その2

カテゴリー: 今日のできごと

先日書き忘れましたが、

薄桃色のアセビと、
薄黄色のトキワマンサクも
元気に花を付けています。

最近では、
繁殖力の強い
オレンジ色のナガミヒナゲシも、
ぽつらぽつらと
目にします。

とにかく今、
賑やかな我が小さな庭です。