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2012年2月22日

大賑わい

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

今日の鎌倉手広た邸は、

左官屋が来て、
建具屋が来て、
硝子屋が来て、
電気屋が来て、
水道屋が来て、
板金屋が来て、
畳屋が来て、
造園屋が来て、

そしてきらくなたてものやは、
三名の女子が掃除。

完成に向けて
大賑わいの日でした。

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手広た邸完成見学会参加者募集中!

貫伏始まる

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて、
荒壁土塗りの次の工程、
貫伏・斑直しが
始まりました。

現場で左官屋湯田さんたちと会うのは、
2週間ぶりくらいでしょうか。

湯田さんたちとはもはや
2週間でだいぶご無沙汰、
という感じがします。

昼めしの命題

カテゴリー: 今日のできごと

家で仕事をしておりますので、
時々昼めしは自分で作ります。

料理は割と好きなので、
気分転換によいです。

その時の命題は、
自分のためだけに作るので、
いかに我が家でだぶついている
食材を食すか。

昼めしのために、
わざわざ食材を買いに行くのが
めんどくさいということも
ありますが(笑)。

現在我が家では
もちとさつまいもが
だいぶだぶついているので、
最近はもっぱらそれらを使った料理。

今日の昼めしは、
もちをオリーブオイルで焼き、
その上にチーズと具を乗っけて
ケチャップふってもちピザ。

そして昨日は、
別味のもちピザ+さつまいもチップス。

いずれもカロリー高そ。

2012年2月21日

土はよみがえる

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家の改修現場では、
現場を進める中で
土壁を作ることになったのですが、

その契機の一つは、
解体の際に落とした土が
たくさん出たこと。

その時に大工の北山さんが
いつも一緒に仕事されている
とてもユカイな左官屋の小山さんを
連れてきていたこともあり、

やろう!ということにしました。

ただし落とした土だけですと
バサバサしているので、
粘り気のある土を半分くらい混ぜ、

さらに荒壁土仕上げなので、
少しでもひび割れを抑えるために
これでもか、というくらいに
藁を混ぜて土を作ってもらいました。

このようにして土壁の土は、
全て、とはいかないまでも、
また元の家に戻ってくることが
できるのです。

今風に言えば、
リサイクル可能な素材
というわけですね。

そして余ったとしても、
当たり前ですがそれは
すぐさま土に還ります。

土壁は、
例え直さざるを得ないとしても、
その家で土という素材は、
物語を続けることができます。

そんな視点から見ても、
土壁はとてもおもしろいです。

2012年2月20日

朽ちた姿も

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家改修の現場にて。

現在板金屋さんが
朽ちた屋根の波板を
葺き替えているところです。

朽ちた姿も、
敢えて鉄を錆びさせた金物を
作るくらいですから、
それはそれで
かわいらしいんですけどね、

もう少ししたら
機能に影響がありそうな
段階まで来ているので、
葺き替えます。

土塗って二夜明ける

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

現場打ち合わせのため、
鎌倉古民家改修の現場へ行くと、

土曜日建主さんたちの手で
作っていた壁は、
土塗りまで完了していました。

工程の都合で、
この寒い時期に
施工せざるをえなかったのですが、

作業後壁の外側を
しっかりと養生したため、
凍結せず順調に
固まってくれそうです。

2012年2月19日

先人との思惑の一致

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

昨日古民家改修の現場にて
竹小舞大会だったのですが、

竹小舞の「骨」となる
間渡し竹を仕込む際、

柱・梁にドリルで穴を
開けようと思ったら、

その場所には既に
「先客」がおりました。

つまりそこには、
鑿で穴が彫られていたのです。

現場の諸々の都合で
一度この部分の土壁を
落としたのですが、

その土壁の間渡し竹も、
こちらが取り付けようと思っていた位置と
同じところに仕込んでいたわけです。

作り方が同じだとすれば、
当たり前なのかもしれませんが、

約八十年前、
この家を作った当時の職人と
思惑が一致したようで、

何だかうれしくなりました。

2012年2月18日

寒い中熱気に満ちた竹小舞大会

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

大変寒い日が続きますが、
古民家を改修する
鎌倉や邸の現場は、
連日アツいです。

今日は3畳間に
建主さんご家族を中心に
7〜8名が集まり、竹小舞大会。

一通り作業内容を説明した後、
皆さん黙々と、
しかし楽しい雰囲気の中で
仕事を進めました。

楽しかったー。

仕事は楽しくてナンボです。

がしかし、
今日午後私は木の建築学校
講師をしなければならなかったので、
お昼前、
所員や大工たちに現場を任せて
後ろ髪を引かれる思いで、
現場を後にしました。

こちらはこちらで、
楽しく充実した時間だったんですけどね。

講義の後現場に連絡したら、
予定通り荒壁土塗りまで
辿り着いたとのこと。

寒いので土が凍結しないよう、
しっかりと家にあたたかい「服」を着せて、
今日の作業は終えたようです。

2012年2月17日

怒涛のカキシブ隊!のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

立春を過ぎたにもかかわらず、
冬将軍はご健在、
寒さの厳しい日が続いておりますが、

庭先の春に咲く花たちは、
一日一日、蕾の大きさを増していて、
もうじき春の到来を予感させてくれます。

私の目の下にある鼻も、
山のほうから何か飛んできているようだと
申しております(笑)。

さて早速ですが表記の件、
きらくなたてものやでは
2月下旬から3月初めにかけて、
何と6回もカキシブ隊を結成予定。

今日はそのうち、
2回分のカキシブ隊のご案内です。

度々申していることですが、
大工が木を刻む仕事を
間近で感じるとともに、

家づくりのための共同作業を通じて形成される
現代版の「結」の楽しさ、あたたかさを
ぜひ体感しにいらしてください。

前回開催の様子

それでは多くの皆さまのお越しを
お待ちしております。

なお、お手数ですが、
人数確認、および道具の準備等のため、
お越しいただける際は以下のアドレス宛に
ご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■怒涛のカキシブ隊!開催要領

・日時
その1…平成24年2月24日(金) 9:00〜日没まで
その2…平成24年3月4日(日) 9:00〜日没まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材
・集合:9:00現地集合(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

【連絡事項】
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

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追伸
2/21(火)、2/28(火)、3/1(木)、3/3(土)も、
カキシブ隊を結成予定です。
こちらもぜひご検討いただければ幸いです。

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手広た邸完成見学会参加者募集中!

2012年2月16日

連なる光の帯

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

朝方所用で
手広た邸に行きました。

南に面した大きな開口部の
雨戸が閉められていて、

しかも、ぱらぱらと湿ったものが
今にも落ちてきそうな曇り空、

家に入ると何となく、
そんな日特有の
陰鬱な雰囲気が漂っていたのですが、

それだけに、
居間に入った途端、

格子床を介して
2階から降り注ぐ
連なる光の帯が
際立っていました。

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手広た邸完成見学会参加者募集中!