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2012年10月17日

給食が楽しい!

カテゴリー: 地域活動

学校評議員として、
地元の小学校を訪問。

その際に、学校給食をいただきました。

地域全体で子どもを育てるべく、
学校と地域をつなげる役割を担う
「地域教育懇話会」にて、
昨年学校給食をテーマに
話し合いをしたことがありましたが、
コチラを参照)

私たちが想像したよりも
はるかに熱心な
取り組みをしていることに感心し、

地域の皆さんから、
ぜひ試食会してください!
という要望が相次いだものでした。

そんな話を聞いていたものですから、
今日最大の楽しみは給食!
(子どもみたいだな(笑))

実際いただいてみて、
その期待にたがわぬ
おいしい食事でした。

ちなみに献立は、
秋の素材具だくさんの炊き込みごはん、
みそ汁、焼き魚、
牛乳(これだけは相変わらず付いてくるんやね…)。

そういえば、
もう卒業してしまいましたが
味にうるさいうちの子どもたちも、
「小学校の給食、ジミにうまくね?」と
のたまっておりました。

手広・西鎌倉地域の子どもたちと
接して気持ちよいのは、
この学校給食とも
無縁ではないかもしれません。

2012年10月13日

下ごしらえ始める

カテゴリー: 町田か邸

10/20に町田で始まる
「竹小舞かき隊」に向けて、
建主さんたちが
下ごしらえを開始。

割竹を所定の長さに切る作業を
地道に進めています。

たくさん人が集まるとうれしいなー!

2012年10月11日

秋空の下竹小舞かき隊(その1)のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

10月に入り、急速に秋らしくなりましたね。

昨晩半袖Tシャツで自転車に乗りましたが、
さすがに「寒いな」と思いました。

最近の季節の変わり目は何だか急速ですが、
ただでさえ体調を崩しやすい季節ですので、
皆様どうぞお身体ご自愛ください。

さて表記の件、
いよいよ町田で竹小舞かき隊が
始まります。

昔々竹小舞かきは、
もちろん専門の職人が
作ることもありましたが、

たいへん地道で手間のかかる作業、
村じゅうの人たちが「結」の仕組みの中で
作り上げたという話をよく聞きます。

確かに作業の難易度は、
上を見ればキリがありませんが、
内容自体はすぐ覚えることができ、
その後はとにかく丁寧に丁寧に
進めていただければ、
初心者の方でも行うことができます。

ぜひこの機会に、
現代版「結」の力、
またその楽しさを体感しに、
お越しいただければ幸いです。

人が集まれば集まるほど、
楽しい作業となります。
多くの方々のお越しを
お待ち申しあげております。

なお、ご参加いただける方は、
人数確認のため、
お手数ですが参加の旨を
以下の宛先までご連絡ください。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

また現場等の都合で、
人数を調整させていただく場合があります。
恐れ入りますが、
その旨ご了承ください。

■日時
2012.10.20(土)
9時〜日没

※次回以降は、11/4(日)、11/10(土)に開催予定!

■場所
町田市金森(詳細は、ご参加の方に個別に連絡申し上げます。)

■集合:現地集合

■連絡事項

持物:作業できる服装、運動靴、タオル、軍手
荒天中止となる場合があります。
(当日7時までに作業実施を決定します。)
昼食は用意、またはごちそうします。
交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

・・・・・・・・・・

追伸

明日10/12(金)は、
木の建築塾を開催する予定です。

今年のテーマは「木の建築のエネルギーと環境」。

「省エネ」が叫ばれる今日、
とても参考になるお話が目白押しです。

建築関係者はもちろんのこと、
それ以外の方も
どうぞお気軽にお越しください。

■WEB版チラシ
http://www.kirakunat.com/download/2012kinojuku

決意の栗おこわ

カテゴリー: 家づくりの理念

2年前に完成した某邸で
不具合があるという
連絡をいただいたので、

一昨日、大工、左官屋と
お住まいに伺いました。

不具合で参ったというのに、
早速、栗おこわ、モナカ、
自家製栗の甘露煮、
漬物、みかん等々、
実に豪勢なおもてなしとともに、

相変わらず八十半ばとは到底思えない、
機知に富んだ溢れ出る会話。

お聞きしていると、
その不具合以外は、
たいへん心地よく
暮らしているとのこと。

もっと突っ込んで
夏と冬の住み心地を
聞いてみましたが、

夏はエアコンに頼らなくても涼しく、

冬は朝夕の床暖房と、
たまにエアコンを使うだけで
温かく過ごされているようです。

この家も、木組みと瓦と土壁の家。

いわゆる「断熱材」を使っておらず、
理論上の外皮性能は決してよくありません。

一方で建主さんは
普段から歯に衣着せぬ物言いで、
決してお世辞を言わない方なので、
おそらく正直な感想なのだと思います。

私が作りたいのは美しい「未来」。
「伝統」に学びつつも
決して「伝統」に
固執しているわけでは
ないのですが、

身近に採れる木と土により
「足るを知る」室内環境が得られるならば
それでいい、

いやそれがいいと
考えています。

またそのほうが、
365日24時間ずっと快適と言われる
温熱環境下で暮らすよりも、

むしろ身体への負荷が小さく、
長い目で見れば
その素材感と相俟って
心地よいと考えています。

しかしこうした家は、
確かに日本広しといえど
0.001%程度の割合しかありませんが、
しばらくすると「省エネ化」の大号令の下、
このままでは法律上作ることが
難しくなります。

方向性の理念は理解できますが、

この方だけではなく
多くの建主さんから、
住んでみて同様の感想を
いただいているというのに、

何も作れなくすることはねえだろ、
と思うわけです。

現在それを打開すべく
諸関係者と議論を進めているところですが、

0.001%とはいえ、
やはり私は最後まで抵抗しようと、

久しぶりに私たちと再会して
うれしそうな建主さんの顔を見て、
さらにその思いを強くしました。

2012年10月10日

格子床現る

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

今日の午後現場に行くと、
早くも2階の床板貼りが
終わっていました。

そして南側の
格子床も!

大工の古口くん、
所帯を持って
仕事が実に順調です。

ところでこの格子床は、
室内環境の調整のため、
また光の入り方が楽しいので、
最近よく取り入れる意匠です。

瓦葺最終日

カテゴリー: 町田か邸

先週到着した
達磨窯で焼いた燻し瓦は、
金子さんの手で
ほぼ葺き終わり、
今日が作業最終日。

外で仕事するには
とても気持ちがいい日和なので、

気のせいかいつもよりも、
作業の速度が
速かったような気がします。

金子さんと現場で会うのは、
ここのところいつも
灼熱の真夏か、
厳寒の真冬でしたからね。

2012年10月9日

カキシブ隊の子どもたち

カテゴリー: 横浜港南あ邸

昨日のカキシブ隊は、
子どもたちにずいぶん
楽しませていただきました。

その様子を
紹介したいと覆います。

カキシブ隊の子どもたち、その1。
この梁は、
自分の部屋の真上に見えるんだよ、
と言ったら、

真剣な目つきで刷毛を握る
6歳の「だ」くん。

将来部屋で寝転んで
天井を見上げるたび、

この日のことを
思い出してくれれば。

カキシブ隊の子どもたち、その2。

今回は町田で同時進行中の
「か」さんの家の「そ」ちゃん、

大工の藤間さんに
木っ端ツミキを用意してもらって、
何やら立派な作品を。

作品の回りをご満悦そうに
ぐるぐる走り回っていました。

カキシブ隊の子どもたち、その3。

二人の子どもたちは、
そのうちカンナくずで遊び始めました。

それをあたたかく見守る
大工の藤間さん。

カキシブ隊の子どもたち、その4。

「そ」ちゃんの作った
木っ端ツミキの作品が、
私たちの作業を見守っています。

2012年10月8日

秋空の下カキシブ隊

カテゴリー: 横浜港南あ邸


三連休の最終日は、
厚木でカキシブ隊。

私自身のことを言えば、
三連休初日は泥コネ、
二日目はラグビーのコーチ業、
そして最終日はカキシブ隊。

まさにスポーツの秋。

確かに汗を流すには
たいへん心地よい三日間でした。

さて今日の参加者は、
建主さんとムスコの「だ」くん。

そして現在進行中の町田か邸の
「か」さん一家が、
しかもご両親やイトコも連れて
おおぜいで来てくださいました。

もう本当に
ありがたいことです。

しかも現在進行中の建主同士が
交流できることって、
何だか楽しいですよね。

そんなわけで
今日もおおぜいいたので、
小屋梁、母屋、棟木を
ほぼ全て塗ることができました。

ところでこの時期は、
本当に夕暮れが早くなりました。

夏の感覚でいると、
あっという間に
暗くなってしまいます。

秋、だなあ。

2012年10月6日

熊谷で再び泥コネ

カテゴリー: 今日のできごと

風と汗が心地よい
秋真っ只中の三連休の初日は、
熊谷で泥コネ。

お盆前に一度
実施しましたが、

何しろこの家は
壁の量が多く、

またその時は
おやつの時間に
雷が鳴り響き始めたので
作業を切り上げたのでした。

今回はとくに
ワークショップとして
参加者を募らなかった代わり、
文明の利器を導入!

建主さんの友だちで、
今回水道屋としても
この家づくりに関わる予定のIさんが
ユンボを持って
現場に駆けつけてくれました。

いやあやっぱりさすが、
百人力、といった感じです。

運ぶ作業が
一気に楽になったので、

改めて泥の箱を
作り直すという作業も、

人力だったら
途方に暮れてしまうところ、

それを含めて
作業を完了させることが
できました。

しかしそうはいっても
相手は非常に粘り気が強く、
ヌルヌルと滑る粘土。

ユンボとはいえ、
相当苦労していました。

また人間のほうも
作業後設計の打ち合わせを
予定していましたが、

なんだかんだと
一日泥と戯れていたので、
とてもとても、
そんな元気は残っておらず、

夕暮れの下
みんな輪になって
打ち合わせのような
雑談のような
そんな感じで
会話を楽しんだあと、

私は近所の風呂屋に駆けこんで、
鎌倉への帰路につきました。

最後に二点、
建主さんがお昼に
カレーと梨を
用意してくださり、

秋の空の下で
いただきました。

こういう時のカレーは、
最高にうまい!

もう一点、
今日も近くで暮らす
私の妹家族が
午前中だけですが、
来てくれました。

楽しんでくれたようで
何よりです。

2012年10月4日

クリとサワラとイニシエの箱

カテゴリー: 今日のできごと

二宮し邸にて。

右手に見えるは、
クリの箱の流し台。

左手に見えるは、
サワラの箱の作業台。

正面奥に見えるは、
建主さんが持ち込んだ
古い家具。

骨董屋さんで、
手に入れたのでしょうか。

しっかりした作りの
かわいらしい家具です。

この家の厨房は、
三方それぞれの顔の
箱に囲まれて、

台所仕事が
楽しそうです。

撮影:畑拓