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2012年11月10日

祭のような、竹小舞かき隊

カテゴリー: 町田か邸

町田の竹小舞かき隊、
本日3回目。

今日の参加人数は、
お昼の時点で数えたら、

大人18名、子ども10名、

後から大人1名、
子ども1名が加わったので、

延べ人数、
大人20名、子ども11名。

現場の中は、
大人たちの笑い声や
子どもたちの歓声が絶えず、
まるでちょっとした
お祭のようです。

これまでの傾向として
同じ作業が続くと、
参加人数が減ってくることが
多かったのですが、

今回は回を重ねるたび、
増えていきました。

これも竹小舞の作業の楽しさと、
美しさの魅力でしょうか。

そして毎回、渾身の力作の
約30名分のお昼ごはん。

このおもてなしの気持ちが
たくさんの人を招いたのだと
思います。

そんなわけで、
3回目の作業にして
9合目までたどり着きました。

ご参加された皆さま、
本当にありがとうございました!

今回のお昼ごはんは、
野菜たっぷりのクリームシチュー、
各種野菜の付け合わせ。

回を追うごとに
人数が増えているのに、
品数も増えてます。

この量、この品数を
ご用意している姿を想像すると、
本当に感謝!です。

たくさんの子どもたちも
積極的にお手伝い。

とくに
きのかの家から来てくれた
小学校六年生のTは、
大工仕事も行えば、
竹小舞かきも、
大人顔負けの仕事。

彼の将来が楽しみ。

というよりも
竹小舞がかける小学校六年生、
日本広しといえど、
なかなかいないと思います(笑)。

2012年11月9日

竹も絆も編む

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

今日は平日ですが、
建主さんが休みを取って
竹小舞かきのため現場へ。

とともに、
少し離れた土地で暮らす
お父さまもいらっしゃいました。

親子力を合わせて
竹小舞かき。

これまでも竹小舞かき隊にて、
様々な親子が協力して
作業を進めていましたが、

こうした親子の姿は、
何だかとても
うれしく思います。

親子、きょうだい、
友だち、あるいは赤の他人でも、
絆を育む竹小舞です。

階段施工開始

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

竹の格子に挟まれて、
大工造作工事のヤマ場、
階段造作工事が始まりました。

上棟後2ヵ月未満で
ここまで到達。

順調のようです。

2012年11月8日

みんなキラキラ

カテゴリー: 今日のできごと

地元の中学生男子4人が
職場体験学習のため、
うちに来ました。

最初は現場に連れて
竹小舞をかいてもらおうかと思いましたが、

時間の都合などで
4人で力を合わせて
軸組模型を作ってもらうことに。

所員の銭田の手ほどきのもと、
一心不乱に軸組模型を作る、
4人の中学生の子どもたち。

様子を見に来た学校の先生も
驚くほどの集中力で
作業に没頭していました。

予定の3時を
少し回ってしまいましたが、

軸組模型制作は
何とか立体が見えるまで
たどり着きました。

このあとみんな
キラキラした笑顔で記念撮影!

今回は印象的な子が
一人いました。

その子は不登校気味(?)なのか、
朝、先生に連れられて、
後から遅れて来ました。

繊細で引っ込み思案の子らしく、
最初は玄関先で今にもこの場を去りたい、
という感じで立ちすくんでいたのですが、

木組みが見える家の中や
模型を作る様子を見て、
目が変わる、
まさにその瞬間を見ました。

ものづくりが
好きな子のようです。

それからというもの、
みんなと楽しそうに手を動かし、

最後の記念撮影では、
実に屈託のない笑顔!

朝玄関先での
不安そうな顔を見ていただけに、
本当にうれしかったです。

こうして学校の中だけではなく、
社会の色々なことを体験して、
自分の輝ける場所、好きな場所が
見つかるといいですね。

私のほうも彼の笑顔を見て、
とても元気になりました。

そう、子どもたちとの交流は、
子どもたちだけではなく、
私たちも得るものが大きいです。

2012年11月7日

今年秋のたからものが届いた

カテゴリー: 今日のできごと

10月下旬に、
左官職人の湯田さんと
地元の中学校に行って
泥団子を作ること
毎年の恒例行事に
なっています。

そして毎回、
参加した子どもたち数十名から、
感想のお手紙をいただくのですが、

これは何度いただいても、
たいへんうれしい
大切なタカラモノです。

子どもたちとのこうした交流は、
地域ぐるみで子どもを見守り、
育てていくための
プログラムなのですが、

実は大人のために
あるのだと思うほどです。

ありがとう!

2012年11月6日

秋空の下竹小舞かき隊(第3回)&2012木の建築塾(第2回)&第3回鎌倉エネルギーカフェのご案内

カテゴリー: 告知・連絡

霜月に入り、
さすがに朝晩は
寒いと思うようになりました。

その寒さに比例して、
青空の純度も増してますね。

晩秋から冬にかけての空は、
空の下で仕事をする
楽しみの一つです。

さて11月も、
催しが目白押しです。

以下のとおり、
11月半ばまでの予定を
ご案内させていただきます。

どの催しも、
人数が多ければ多いほど、
楽しい会になりますので、

たくさんの方にお越しいただけると
たいへんうれしいです。

それではご検討のほど、
何卒よろしくお願いいたします。

●●●秋空の下竹小舞かき隊(第3回)

これまで毎回、
たくさんの方々に
ご参加いただいたおかげで、
楽しく、順調に進んでおります。

現代版「結」の楽しさと力を
毎回肌で感じます。

そして毎回建主さんが
20〜30名分を
夜なべして用意してくださる
お昼ごはんとおやつが、
とても身に沁みます。

※第1回の様子(その1)

※第1回の様子(その2)

※第1回の様子(その3)

※第2回の様子

そんな「秋空の下竹小舞かき隊」も、
早いもので今回で最終回(の予定)。

また多くの方々に
ご参加いただけるとうれしいです。

■日時:平成24年11月10日(土) 9:00〜日没
■場所:町田市金森
(詳細は、お申込みいただいた方に個別に連絡いたします。)
■集合:現地9時集合
■連絡事項
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル、軍手
・荒天中止となる場合があります。
  (当日7時までに作業実施を決定します。)
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
 (一律1,000円とさせていただきます。)

●●●2012木の建築塾(第2回)

木造技術の再確認と再評価を目標に、
12年前に始まった木の建築塾。

今年の大テーマは
「木の建築のエネルギーと環境」。

そして今回の講師は、篠節子さん。

2020年に住宅の省エネ性能が
法令上義務化される予定なのですが、

それにより私たちが手掛けている
伝統的な木造住宅が、
窮地に追い込まれる恐れがあります。

そのような中で現在、
伝統的な木造住宅の温熱環境に関する
調査を行うことにより、、
どのような形で未来を描くべきか、
検討をし始めたところです。

その調査のとりまとめ役が、
講師の篠さんです。

住宅の省エネ化の動きを知る意味でも、
建築関係者だけではなく、
どうぞお気軽にお越しください。

■日時:平成24年11月16日(金) 18:30〜20:30
■場所:工学院大学新宿校舎
■受講料:3,000円(1回あたり)
■申込み:木の建築塾 事務局 岡部知子
・E-mail  tankoro@japan.email.ne.jp
・FAX 042-977-2491
WEB版チラシ
※講義後、懇親会を予定しています。

●●●第3回鎌倉エネルギーカフェ

地域単位でエネルギーのことを考え、
その機会を通じてコミュニティができ、
そのコミュニティがエネルギーの仕組みを変える、
そんなことを構想して始めた「エネルギーカフェ」、

第1回、第2回とも、
おかげさまで大盛況でした。

そんな構想への道のりは
長いのかもしれませんが、

毎回その可能性を感じることができ、
たいへん勇気づけられます。

さて第3回目は、
11/17(土)17:30より開催いたします。

今回のテーマは、
「暮らしの中で節エネ(冬編)」です。

電力のピークが夏場なので、
意外に思うかもしれませんが、
私たちが暮らしの中で使う暖房エネルギーは、
冷房エネルギーの10倍以上!

やはり冬温かく暮らすためのエネルギーも、
考えていく必要があろうかと思います。

ご興味のある方、
あるいはご自身の実践を発表しに、
今回も多くの方々の
お越しをお待ちしております。

(第3回鎌倉エネルギーカフェ開催要領)
■日時:平成24年11月17日(土) 17:30〜20:30
■会場:カジュアートスペース(鎌倉市二階堂57-1)
■会費:500円
■定員:20名

■連絡事項
・持物
 筆記用具
 マイカップ
 (可能な方は)自慢の一品(料理、お菓子、飲物、何でも可!)
・遅い時間で恐縮ですが、お子さま同伴OK!です。
■問い合わせ・申し込み
きらくなたてものや 日高
電話:080-5467-8701
E-mail:tamotsu.hidaka@kirakunat.com

2012年11月5日

いっこいっこ

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸にて。

現場に行くと、
左官職人の湯田さんが
玄関先に座り込んで、
何やら作業しています。

すると土間の仕上げの
作業でした。

大磯砂利の洗い出しの
縁取りの中に、
那智石を一個一個、
並べています。

洗い出しの場合は、
砂利を「撒く」といった感じですが、
石の場合はていねいに、
一つ一つ並べないと、
ボコボコになり、
また美しく詰まったように
見えないそうです。

これは手間だ。

作業の様子を見ていると、
施工単価の意味が
よく見えてきます。

2012年11月4日

竹小舞かき隊は子どもランド

カテゴリー: 町田か邸

町田で竹小舞かき隊2回目。

メールやフェイスブックからの応募では、
建主さんの友人を含めて
今回20名程度かな、
と思っていたのですが、

それはほぼ計算通り。

しかしそれに加えて
子どもたちが9名。

ええ、現場の中は、
子どもたちの歓声が
ひっきりなしに響く、
保育園のようでした(笑)

子どもたちは、
現場に来ると、
みんなハイテンションに
なりますからね。

飽きるまで、
まるで探検の国にやって来たかのように、
連れだってウロウロウロウロウロウロ。

探検の途中、
何かを見つけては、
ウワ、キャー、スゲー。

途中、何か静かだな…、
と思ったら、

大人のどなたかが
散歩に連れ出してくれたそうで、

子どものもたらす
パワーの凄さを
感じました。

建主さんのお昼やおやつの用意、
また私も段取りにテンテ小舞でしたが、

おかげさまで、
第2回目にして7割以上まで
到達しました!

人間って、
なんてすばらしい!

お昼ごはんの用意も
ハンパじゃありません。

建主さん、
毎回手作りのおいしい食事を
ありがとうございます!

おやつの時間は、
保育園や幼稚園で
見たような光景。

建主さんのイトコの‘と’くんは、
子どもたちにあだ名を付けられ、
保育士状態。

親子の絆で竹を編む。
絆を育む竹小舞。

夕陽が美しい。

というわけで、
今日は一気に作業が進み、
竹小舞の壁が
折り重なるように
見えてきました。

・・・・・

次回は11月10日(土)!
次回もたくさんの方々のご参加を
お待ちしております。

2012年11月1日

体質

カテゴリー: 家づくりの理念

少し古い建物を
解体する時思うのですが、

その際出てくるゴミのうち、
燃やして土に還しても
差し支えないもの、

あるいは素直に
土に還るものが、

一体どれくらいの割合で
あるのでしょうか。

最近金属製品や石油製品は、
リサイクルできるようですが、

それを差し引いても、
合板、集成材、薬漬けの木、
ボードに糊で貼りついた
塩化ビニル製のクロス、

仮に燃やしたら、
目や鼻がよじれそうな
ものばかりです。

あるいは、
たまに出くわすアスベスト―。

施工性が高く、

また仕上材としても
一見美しく見えるそれらは、

大量生産が可能であったために、
経済的にも優れていました。

このため高度成長期を境に、
従来の木や土に替わり、
急速にそれらが
使われるようになりましたが、

しかし寿命を迎えた後のことは、
今の状況を見る限り、
あまり考えてこなかったように
思います。

これからますます、
壊される建物が増えてくるというのに、
土に還らないゴミの捨て場の容量は
大丈夫なのでしょうか。

それだけではなく、
新たに建物を建てるたび、
そちらからも
同じような大量のゴミが
出てくるというのに、です。

こうした懸念は、
最近とくに思うのですが、
別の産業の分野にも
あてはまりますね。

その一つが、原発。

原発が耐用年数を迎え、
あるいは昨年の震災の時のように
壊れてしまった時に、

原発の稼働に際し、
核燃料をはじめとする
廃棄物の処理の目途が
立っていなかったことを知った時は、
たいへん驚いたものでしたが、

しかし考えてみれば、
同時期に建築がしてきたことと、
さして体質は
変わらないように思います。

生産性、経済性、機能性、
それらはモノづくりの立場として、
とても大事な要素です。

ただこれまでは、
それらの最大値を
今だけ、目先だけを見て
追い求めてきました。

言葉は悪いかもしれませんが、

目先の経済さえよければいい、
今を逃げ切れればそれでいい、

という発想のように
私には映ります。

今ちょうどラジオから、
政治のニュースが流れてきましたが、
政治の世界も
まさしくそうだな。

これまでは、
それで何とか
やってこれましたが、

そろそろ手に負えないほころびが
目立ち始めています。

仕事柄、
子どもたちと接することも
あるのですが、

そのたびに子どもたちから
楽しさと癒しをいただく一方で、

私たちはこの子どもたちのために、
美しい未来を残すことが
できるのだろうか、

それでええんか、オレたちは!

という思いがよぎります。

子どもたち、
そしてその子どもたち、

はたまたずっと先の
百年千年先の子孫たちも、
楽しく笑って暮らせる、

そんなことも見据えて
私たちの行動を選ぶ体質に
変えていきたいものです。