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2014年1月23日

「サイコー」が続く日々

カテゴリー: 今日のできごと

今日もぺいすのごはんは
サイコーでした。

本も順調に売ってくださって、
本当にありがたいことです。

今日はその補充にまいりました。

実は昨日は、馬酔木。
「サイコー」が続く日々。

2014年1月22日

これから本格的に

カテゴリー: 横浜す邸

昨日に引き続き、
横浜す邸へ。

今日は基礎工事を始めるにあたり、
敷地に建物の位置と高さを
正確に記す作業。

この作業を
「遣方」といいます。

昨晩雨が降ったようで、
地面が濡れていましたが、

ということは昨日の泥コネは、
とても天気に恵まれました。

さあこれから
現場が本格的に動きます。

2014年1月21日

泥コネ日和

カテゴリー: 横浜す邸

少し前の天気予報では、
雨が降るかもしれない、
ということでしたが、

フタを開けてみれば、
確かに空気は凛としてましたが、
春の訪れを予感されるような陽気。

そんなお天気の下、
横浜す邸にて
建主さんたちと楽しく
泥コネ隊を結成しました。

これまで泥コネは、
水を使うので、
少しあたたかくなってからのほうが
いいと思っていましたが、

今日一日作業して、
身体が温まるので、
少しくらい寒い日のほうが
適しているかもしれない、
と思いました。

家族力を合わせて捏ねた泥は、
約半年間箱の中で醗酵して、

さらに粘り強い
土になる予定です。

親子三人並んで
ワラキリ隊結成。

家族の絆を感じる姿が
とても心に残りました。

藁の山。

大工のご縁とご厚意で
調達した藁です。

粘土と藁と水と、
少しばかりの古い土を
十分にかき混ぜた泥。

これで半年ばかり、
発酵を待ちます。

2014年1月17日

新春文化の種を蒔く

カテゴリー: 今日のできごと

昨日は、
のどかな田園風景に包まれた中学校で「先生」。

普段は「先生」厳禁ですが、
今日はまあいいでしょう。

私なんかの話で
子どもたちの将来の役に立つのか
分かりませんが、

「文化の種蒔き」の機会として、
こうして呼んでいただくのは
たいへんありがたいことです。

今回の持ち時間は
1時間程度と聞いていたので、
一応例の実物大模型は
用意していったものの、

お話だけにして
1時間を終わらせましたが、

なんと子どもたちのほうから
時間延長を希望。

そこで子どもたちと一緒に車まで
継手・仕口満載の実物大模型を取りに行き、
みんなで協力して組み上げました。

結局40分も延長してしまいましたが、
やっぱ何かを作る時って、
子どもたちの目は
キラキラしているなあ。

私もそんな子どもたちと触れ合って、
40分があっという間に感じました。

お話の際にも言いましたが、
人の数が減り、
この世界は間違いなく斜陽産業、

仕事としてはキビシイ世界ですが、
人としてこんな楽しい仕事はない。

そんな仕事に興味を持ったらぜひ。

2014年1月14日

地盤改良の準備

カテゴリー: 横浜す邸

地鎮祭が終わった午後、
地盤改良の業者さんがやってきて、
地盤改良を行う点に、
テープを打っていきました。

明日から地盤改良工事。

地鎮祭の余韻に浸ることなく、
現場は動いていきます。

花ある地鎮祭

カテゴリー: 横浜す邸

きりりと冷えた新春の朝、
横浜す邸で地鎮祭を執り行いました。

今回はお坊さんが
仏式で工事の安全を
祈願してくださいました。

仏式での地鎮祭というのは、
2回目なのですが、

神式に比べてお供え物は質素でいい一方、
一輪の花で土地を清めたりと、

仏教の華やかさと
懐の深さを感じました。

それと地鎮祭の後、
参列した皆さんとしばし
お茶をいただいたのですが、
そこでのお坊さんのお話が
たいへんオモシロイ。

厳しい修行を
受けてきたからなのでしょうか。

お坊さんって、
クスリと笑いが起きつつ、
人生のためになるような、
オモシロイお話をしてくださいます。

いずれにせよ、
どのような様式であれ、
この儀式を機会に、
より身も心も引き締まります。

無事工事が進み、
住まい手が幸せに暮らせる家ができるよう、
完成まで取り組んでいきたいと思います。

2014年1月13日

エネルギーカフェの二次会は午前さま

カテゴリー: 今日のできごと

鎌倉エネルギーカフェは、
鎌倉や邸づくりに関わっていた人も
数多く参加していただいたので、

その面々が鎌倉や邸になだれ込み、
二次会。

鎌倉や邸の女将に、
それはそれはおいしいカレーを
用意していただきました。

しかも途中から
食堂ぺいす製の餃子も!

話しは尽きず、
気がつけば午前1時。

「エネルギーの自給自足は可能か」について語り合う

カテゴリー: エネルギーカフェ

昨日開催の鎌倉エネルギーカフェは、
「エネルギーの自給自足は可能か」。

伝統工法仲間の池山琢馬さんに
三重県から来ていただき、

地元三重で手がけている
「独立電源の家」の概要について
お話しいただきました。

当初はそれだけの予定だったのですが、
なんとなんとその家の建主さんである
黒田さんも三重県から来てくださり、

「独立電源の家」に至った経緯や
思いを語っていただきました。

電力会社から電気を引かない
「独立電源の家」と聞くと、
仙人しか住めないのではないか、
という印象を持つ方も
おられると思うのですが、

それほどの電力を供給できるのならば
全然暮らせるのではないか、
という希望を感じましたし、

むしろ暮らす面白さに
満ち溢れているのではないか、
という予感もしました。

というのも、
自分の暮らしのエネルギー源が
すぐそこにあれば、
よりていねいに
エネルギーを使う気持ちに
なるだろうし、

また太陽への思いも
きっと劇的に変わるのだと思います。

こうして黒田さん、池山さんが、
未来を感じるエネルギーの在り方の一つを
伐り開いてくれたことに、
参加者の皆さんは
大きな希望を感じたのではないでしょうか。

そして今回の参加者は、
1歳になるお子さんも含めて35名!
これまでのエネルギーカフェの中で、
最もたくさんの方々に
お越しくださいました。

急きょ定員を増やしたことにより、
会場の牧子さんには
だいぶお手間をかけてしまいましたが、

新年早々
たいへんうれしいできごとの一つです。

会の後半、
全員が3つの輪に分かれて
話し合いをした様子を眺めて、

この輪の中に
明日の扉を開く大きなエネルギーが
渦巻いていることを
強く感じました。

一晩経って今思い返しても、
すごく心に残る光景でした。

参加者の皆さん、
本当にありがとうございました。

「独立電源の家」について
語る池山さん。

熱く想いを語る黒田さん。
心に響く言葉でした。

「詩人」というワッペンを
帽子に付けていたのも納得。

池山さんが
工事中に設置していた
仮設電源用の太陽光発電パネルと
バッテリー等を持ってきてくれて、
実物を解説してくれました。

参加者のお一人が
即席ロケットストーブ」を披露。

デザイン上もいいし、
移動可能というのもいい!です。

自慢の一品大集合!

ホント毎回、
これが楽しみです。

三重県からやってきた、
自慢の一品の一つ、猪肉。

うまい!

会の後半、
3つの輪に分かれて話し合い。

2014年1月11日

2014きらくなたてものやの新年会開催

カテゴリー: 今日のできごと

毎年恒例、
現役、OB、未来の建主さんと
職人を交えての
きらくなたてものやの新年会を
ピスカリアで開催しました。

この三位一体の輪が
きらくなたてものやの拠り処です。

この輪を大事に、
今年一年も精進していきたいと思います。

今日のお品書き。

オーガニックビールをいただく。
やはりオーガニックなものはおいしい。

相も変わらず、
おいしい料理。

参加者の子ども同士が
仲良くなって、
食事の合間にお絵描き合戦。

今日の参加者。

お集まりいただき、
ありがとうございました!

2014年1月10日

結局は「人」

カテゴリー: 今日のできごと

2013木の建築塾第5回目は、
津村泰範さんをお迎えして、
「歴史的建造物の保存再生の現場から思うこと」
というテーマでお話をいただきました。

同じ建築の世界でも、
なかなか触れる機会のないお話で、
とても面白かったです。

その中でもとくに印象的だった話は、

保存再生を担う人材が不足している

現場を知らない人が実に多い

ということ。

どの世界でも、
似たような話を聞きますが、

たぶんこうした
文化財等を保存・活用していくような仕事も、

また私たちのような、
昔ながらの工法で建築をつくる仕事も、

その道に興味ある人は、
それなりにいるのだと思います。

実際取り組んでいて、
とても面白いですからね。

しかし現実は、
この道に飛び込んでくる人は
少ない。

また津村さんのおっしゃるとおり、
現場を知らない人が実に多い、
ということは、
そのぶん机の上にいることが
多いということなのでしょう。

確かに面白そうに見えても、
この道でメシを食っていくには、
相当厳しい世界です。

しかしその厳しさと、
その先にあるとてつもない面白さを

頭でなく肌で学び、
感じ取る機会の大切さを
改めて思った次第です。

自分自身を振り返っても、
現場がいちばんの「先生」でした。

こちらもまだまだ、
いや棺桶に入るまで
学ぶ身ですが、

一緒に現場で学ぶ機会を
できるだけ作っていきたいと思います。