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2008年4月21日

家仕事塾〜08鎌倉路地フェスタ特別番外編〜開催します!

カテゴリー: 家仕事塾


気が付いたら、
ゴールデンウィークはもうすぐそこです。
皆さま、ご予定のほうはいかがでしょうか。

さてそのゴールデンウィークの真っ只中、
「家仕事塾〜08鎌倉路地フェスタ特別番外編〜」
を行います。

ゴールデンウィークの計画は
これから、という方、
あるいはその日空いているという方、
鎌倉路地フェスタの他の催しも
楽しめると思いますので、
皆さま、奮ってご参加いただきますよう、
よろしくお願いいたします。

・・・・・・・・・・・・

●作業内容

【伝統的な継手・仕口を組み立ててみよう!】

伝統的な継手・仕口を駆使して作った立体パズルを
組み立ててもらいます。

【焼杉板を作ってみよう!貼ってみよう!】

実際に板を焼き、焼杉板を作って、
それを小屋に貼り付けます。
日曜大工に応用できるかも?!

※時間次第で木工作等の指導も行います。

●日時…2008年4月29日(火・祝)※雨天中止
●時間…10:00-16:00
●場所…カジュ・アート・スペース内
    (鎌倉市二階堂57-1)
●会費…1,500円
●持物…作業着、軍手 
※ノコギリ、ノミ、ゲンノウ、サシガネ等の工具をお持ちの方は
ご持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
●講師…藤間建築工房(大工)
      きらくなたてものや

●申し込み
電話:0467-23-3663
E-mail:khaju@pastel.ocn.ne.jp
カジュアートスペース宛

※家仕事塾の記録、
「タカラサガシから始まる物語」を1,000円で販売しております!

2008年4月20日

奥常陸を各家キ停車

カテゴリー: 今日のできごと

伝統木構造の会の催しで、
茨城県大子町の大工衆に
お世話になりました。

そこでは大工の指導のもと、
仕口や継手を作る実習。

仕事に追われる日々を忘れて
一日作業にのめりこみ、
楽しいひとときを過ごすことが
できました。

手を動かして何かを作るって、
やはり楽しいです。

この機会を作ってくださった方々、
ありがとうございます。

さて、遠くに出かけると、
つい道中で出会った
古い建物に目がいきます。

そして気になるものを見つけては、
車を停め、写真を撮影。

何も風光明媚なところに
足を延ばさなくても、
私にとってこれが実に楽しくて、
ドライブする楽しみの一つなのですが、
おかげでちっとも前に進みません(笑)。

というわけで
本日カメラに納めた画像の
ほんの一部を紹介します。

市松模様の無双窓が
とてもおもしろいです。

道中、同じような意匠の建物を
幾つか見かけました。

板貼りの倉。
このあたりはどちらかというと、
板貼りの倉が多かったような。

日本全国、
倉は見ていて楽しいですね。
私はとくに、
倉の屋根の浮遊感が好きです。

板貼りの納屋。
棟木が特徴的。

同じ切妻の屋根でも、
色々な架け方があることに
気づきます。

ざっと三点
ご紹介しましたが、
全体的に板貼りが多いな、
その板貼りも、貼り方がいろいろあるなあ、
と感じたまちでした。

2008年4月19日

曇り空、島が近い

カテゴリー: 今日のできごと

今日仕事の都合で、
鎌高前から稲村ガ崎まで、
自転車で海辺の道を走りました。

雲が多く、
どんよりとした
空模様でしたが、
空気が乾いているのか、
江ノ島がくっきりと、
そして海の向こうに、
大島もはっきりと
見ることができました。

ちょっと不思議な
光景に思いました。

2008年4月18日

雨の日なので雨の道の話

カテゴリー: 今日のできごと


今日も雨でした。
最近、雨が多いですね。

雨といえばつい先日、
横浜市栄区の富士山公園にある古民家を
ちらりと立ち寄る機会があったのですが、

そこで竹でできた
軒樋を見つけました。

現代の家の大半が採用している
プラスティック製の雨樋に比べたら、
とてもいい感じですね。

富士山公園の中には、
よく手の入った竹林がありましたから、
おそらくそこで材を手に入れて、
作ったものなのでしょう。

一方で現代の家を見てみると、
雨の通り道のデザインが
費用的にも意識的にも、
軽んじられている傾向にありますが、

意外に目に付くものですから、
こうして竹を使うとまではいかないまでも、
素材も含めてしっかりと、
デザインしていきたいですね。

それと、古い建物を
「雨の道はどうなっているのかなあ」
という目で見てみるのも、
なかなか面白いです。

屋根が長くせり出している
お寺のお堂などを見ると、
けっこう大胆なこと、
やっていたりします。

ぜひ一度、そうした視点で、
古い建物を眺めてみてください。

2008年4月17日

建具で使う木を見立てる

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


いつも木建具をお願いしている
杢正の新井さんと、
神奈川県産材を商う吉岡木材さんを訪れ、
外部の建具に使う木を見立てました。

今回この家は桧普請。
建具も基本的に桧です。

外部で使う建具については、
納める硝子や防犯のこともあるので、
厚さ4cmで設計しているのですが、
しかし建具屋と取引のある材木屋は、
その厚さに対応できる桧の取り扱いが、
たいへん少ないようなので、
今回は吉岡木材さんで、
見立てることにしました。

建具で使う木は、
できるだけ反ったり
曲がったりしないように、
木の‘トロ’のような部分を使います。
特殊な材といえますので、
通常建具屋さんは、
建具専門の材木屋の木を使うのですが、
普通建具で使う木は厚さ3cm、
しかも桧の4厚さcm以上の木となると、
なかなか在庫がなく、
あったとしても、お値段がたいへん
高いものになってしまっています。

そんなわけで、
いつも構造材などをお願いしている
吉岡木材さんにて
探すことにした次第です。

建具ができるのは、
秋深まった頃。
どんなふうになるのか、
楽しみです。

2008年4月16日

位置を出す

カテゴリー: 藤沢む邸


今日は遣り方。
敷地に正確に
位置を出す作業です。

敷地のほうは、
柱状地盤改良が
終わった後の状態。

縄文遺跡のようです。

2008年4月15日

所狭しと現場でネル

カテゴリー: 藤沢む邸


今回割りと、
敷地目一杯に
家を建てるのですが、

荒壁用の土はやはり、
現場で寝かしたほうが
作業が合理化できるということで、
現場で練ることにしました。

泥のプールは、
どんなにがんばっても、
奥行1m未満しかとれないのですが、

その代わり幅5m、そして、
高く積上げることにしました。

2008年4月14日

雨降って地固める

カテゴリー: 藤沢む邸


気がつけば、
4月ももう半ば。
桜も緑です。

今日は雨のち晴れ。
今年何度目でしょう。

春は三寒四温といいますが、
今年はちょっと、
寒も温も、
我が強すぎる感じがします。

さて今日は雨の中、
地盤改良の作業でした。

今日から現場は、
本格始動です。

およそ一年、
自転車で来るには程よい
距離にあるこの場所に
通い詰める日々が、
始まります。

2008年4月7日

模型の引力

カテゴリー: 今日のできごと


バイトのHさんが
建物の模型を作っていたら、
入学式のためいつもよりも
早く帰ってきた子どもたちは、
興味津々。

それどころか、
手伝い始めました。

これまでもそうでしたが、
うちの子に限らず、
子どもたちの模型に対する興味は、
並々ならぬものがあります。

ものづくりへの興味は、
その度合いはあるにせよ、
人間の本能なのかもしれません。

2008年4月5日

ワラ現場へ

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


昨日土を現場に運び込み、
今日はワラが現場へ。

今日から
左官屋湯田さんの手で、
荒壁用の土作りです。