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2007年1月7日

今年の正月は

カテゴリー: 今日のできごと


正月は5日間、ヨメの実家の滋賀県へ。

子どもたちはイトコと遊び、
私は座敷の座卓をお借りして、内職。

ちょうどよい巡り合わせで、
幾つか計画案を作るべき時期だったのですが、
おかげさまでこの正月、
いつもの仕事場を離れ、
ゆっくり、じっくり、
取り組むことができました。

賑やかな子どもたちを横目に、
じっと動かずに仕事をしていたので、
静かに温かに休む場を求めていた我が家の犬が、
ずっと私の膝の上に。
おかげでこちらも、
‘湯たんぽ’がわりでした。

普段はヨメに甘えてばかりの犬ですが、
思いがけず犬と関係を深めた
正月でした。

2007年1月1日

年賀状のことば

カテゴリー: 今日のできごと


皆さま、あけましておめでとうございます。

私はといえば、今頃年賀状をシタタめ、たまっていた日記(ブログ)を更新中(苦笑)。
昨年末は大わらわで、正月になったという実感が未だありませんが、しかし昨年末曲がりなりにも仕事が一区切りし、再出発に向けて、身体と心の準備を整えたいと思います。

さて、お世話になった皆さまへの年賀状の到着が数日後になりますので(笑)、この場をお借りして、年賀状にシタタめたことばを記したいと思います。

それでは皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

・・・

昨年も、皆様の温かい協力のもと
すばらしい出会いと仲間に恵まれ
仕事と暮らしを楽しむことができ
とても充実した一年となりました

三月、
伝統的な構法で現代の表現を試み
そして建主と職人と設計者、皆が
手足を動かし楽しみながら作った
葉山のシチリア料理店ピスカリア

九月、
地元の方々の支援と、地域の素材
山仕事塾という名の参加型手法で
全国各地の有志の手で作り上げた
山梨黒森の唐松と土壁の野菜小屋

十二月、
昭和の高度成長期前夜に作られた
なつかしい日本の民家の佇まいを
残していきたいと思い取り組んだ
鎌倉の「め」の字の木組の改修工事

同じく十二月、
凡そ2年にわたり、29世帯皆と
エコヴィレッジという名の理念を
共有し、共に歩み共に作り上げた
鶴川の共働集合住宅「きのかの家」

そして「きのかの家」では半年以上
住民と力を合わせ杉板を焼き続け
その成果は想像以上に、感動的に
緑の映える美しい壁となりました

そして今年、
今年も引き続き「風土」と「伝統」を
現代に表すとともに、共働により
楽しくも心地よい、暮らし作りの
お手伝いができれば、と思います

皆様、よろしくお願いいたします

平成19年 元旦

2006年12月31日

2006総括の日

カテゴリー: 今日のできごと


昨日は、
朝からきのかの家、
夕方は、Iさんの家、
夜は、ピスカリア、
と、奇しくも今年私がお手伝いさせていただいた建物行脚の日でした。

昨日それぞれの場所で、喜んでくださっている皆さんの顔を見て、よい一年を過ごすことができたということを実感しました。

そして夜は家族とピスカリアで食事。
今年は例年以上に、休日を家族とともに過ごすことができなかったけど、そのかわり、ここはたびたび家族で足を運んだ場所でした。
ここへ連れて来ると、家族みんな美味しいといって喜んでくれる、今や私たちの家族の絆をつなげてくれる場所となっています。

曲がりなりにも(笑)、やりたいようにやらせてくれる家族に感謝!
そして、それが今年こういう形で家族に還すことができて、たいへんうれしい限りです。

それでは最後に。
今年もすばらしい出会いと仲間に恵まれ、「風土」と「伝統」を現代に表現するという取り組みを、様々な形で実現することができました。
場を提供してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
今年は最初から最後まで、無我夢中で駆け抜けた感がありますが、来年は少し腰を据え、さらに「風土」と「伝統」を掘り下げていくことができればと思います。
皆さま、来年も引き続きよろしくお願いいたします。

2006年12月30日

陽気に誘われ木が踊る

カテゴリー: えこびれっじ


今日もよいお天気。
きのかの家の陽だまりに居ると、
本当に温かい。

温かい日差しに誘われて、
クリとカヤとヒノキが重なり合い、
それぞれの木が踊っているような、
不思議な雰囲気を
醸し出していました。

2006年12月29日

土佐漆喰深草銀河仕上

カテゴリー: 横浜な邸


N邸の外壁は、
土佐漆喰鎧仕上げ。

ただし腰の部分は、
水対策、そして砂埃対策として、
土佐漆喰に深草と白セメントを混ぜて、
ざらっと仕上げました。

そして玄関廻りは、
深草石が銀河風に浮き出る仕上げ。

左官屋湯田さんの、
感性の賜物です。

なお、今日で現場は仕事納めです。
現場の皆さん、来年もよろしくお願いいたします。

2006年12月28日

着々と、生活の灯がともる

カテゴリー: えこびれっじ


毎日数世帯の方が、
きのかの家に引越し。
順次、各戸で生活が始まっています。

未だに実感がわかず、
つい、無断で住まいの中に、
入ってしまいそうです。

でもこうして、
みんなの生活の灯が入り始めると、
うれしいなあ。

2006年12月27日

犬も歩けば

カテゴリー: えこびれっじ


昨日とはうってかわって、
温かいを通り越す天気。
昨日の季節外れの大雨といい、
地球温暖化の影響なのでしょうか。

さて今日もきのかの家へ。
きのかの家を徘徊していると、
誰かしらに会い、
誰かしらの用事が。

「犬も歩けば棒に当たる」
とは、まさにこのことではないかと思う、
日でした(笑)。

そういえば、
もうすぐ年男もおしまい。

2006年12月26日

始まりは雨の日

カテゴリー: えこびれっじ


季節外れの大雨の中、
今日数世帯が引越し開始。

雨の中設備業者が奔走し、
夕方何とか水とお湯が
使えるようになるという、
日々手に汗握る展開。

語り継がれる、
最初の引越しの日です。

2006年12月25日

節目、なのだろうか

カテゴリー: えこびれっじ


明日から順次、
みんなの引越しが
始まります。

ほんまかいなと思う状況ですが、
ほんまだろうか(笑)。

いや何とか、
みんなの引越し順に、
最終仕上にかかっている状況です。

最後の最後まで、
このきのかの家は、
目の離せない、
なかなか刺激的な展開の
物語です。

2006年12月24日

共働の結実

カテゴリー: えこびれっじ


今日明日と、
きのかの家の見学会。

まだ途中のところもありましたが、
みんなの力で、
何とかここまで来ました。

住民の何人かも、
引越しの準備の合間を縫って、
この見学会をお手伝い。

おかげさまで、
たくさんの方々に
見ていただくことが
できました。

そしてやはり、
みんなの手で一枚一枚、
作った焼杉板が、
見ていただいた方々の
心に残ったようです。

みんなとともに7ヵ月、
手をかけてきて
本当によかったと
思います。