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2022年12月17日

幼い子どもの役割

カテゴリー: 二宮こ邸 新築の仕事

二宮こ邸のカキシブ隊三回目。

今日は伊豆で柱などを塗る予定でしたが、今日はお昼頃から雨予報。伊豆では雨を遮ることが難しいので、急きょ垂木を加工している湯河原の作業場に変更。ということで今日は垂木を中心に塗りました。

垂木は体積が小さいので、塗る前は梁などに比べると余裕に感じるのですが、本数が多いので実はなかなかにたいへん。しかし効率よく作業が進んでお昼頃には垂木が完了。そしてお昼前、屋根のかかっている場所に取り込めた頃にちょうど雨が降ってきました。

その後、午後は小さな面戸と屋根役物を塗装。3時のおやつの頃には全て塗りきることができました。

さて今日も、2歳の建主さんのお子さんが来てくれました。

幼い子どもは、実際に作業をやるわけでもない、遊んでいるか寝ているか。だけど周りを賑やかにしてくれることも仕事。何よりもその場にいてくれることが大事。なんか知らんけど親が丸一日木を塗ってたというかすかな記憶が、50年後100年後のこの家の未来を左右するような気がしてます。

2022年12月3日

梁を塗る

カテゴリー: 二宮こ邸 新築の仕事

二宮こ邸のカキシブ隊2回目。今日は男手4人で重い梁を数十本塗りました。お昼ごはんもガテン系。

2022年10月2日

ようやく

カテゴリー: 二宮こ邸 新築の仕事

二宮こ邸にて。

お話をいただいてから一年半以上。そのうち設計の打ち合わせは、約3ヵ月。しかしその後の行政手続きは1年と3ヵ月。と申しますのも敷地が道路に接しておらず、さらにその後次々に障害が湧き上がり、それを一つ一つ乗り越えて、本当にようやくここまでたどり着きました。

関係者の皆さん、あきらめずに粘りの作業ありがとうございました。そしてその間、まだ歩くこともままならなかった子どもがしゃべるようになり、さらに妹まで産まれるほど時間が経過したにもかかわらず、ずっと待っていただいた建主さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

探偵もびっくりの作業、そして一本物語が書けるんじゃないかと思うほど様々なことが起こりましたが、今日の雲ひとつない快晴のもと地鎮祭が執り行えたように、また上の子の記憶に家づくりの物語が刻まれると思えば、結果として今日この日を皮切りに工事が始められることがベストと思えるよう、これからも最善を尽くしてまいりたいと思います。