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2012年6月20日

幅2尺の格子床完成

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて。

キャットウォークの
格子床が完成。

きらくなたてものやでは、
吹抜けを設ける場合、
窓の手入れ等のため、
キャットウォークを
設置することが多いのですが、

最近では採光と通風を確保するため、
こうして格子床にすることが多いです。

2階の窓から差し込む光が
1階床に落とす格子の影も、
家の中の楽しみの一つとなります。

2012年6月12日

雨の中、すっきり

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸では、
約半年間架かっていた足場が
先週払われました。

印象的な黒壁が露わに。

黒壁は緑を
引き立てますね。

梅雨で緑の色が深まるので、
余計にそう思いました。

2012年5月14日

階段の基ができる

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて。

ヒノキの板による階段が
できあがっていました。

しかし今回、
これで階段は
完成ではありません。

もうじき別の手で
もう一手間
加わる予定です。

だからこの状態は、
階段の「基」です。

2012年4月12日

床のうえに床

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茅ヶ崎は邸にて。

居間の奥にある畳の間は、
居間の床から約30cm上がり、

その下は、
居間側から使える
抽斗が入る予定です。

ですので、
床のうえに床の下地を造作中。

外壁八合目

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて。

柿渋コートの「古代色」と「くろ色」を
混ぜて塗った杉板が
外壁に貼られていっております。

今日は八合目といった感じでしょうか。

‘ご開帳’の日も、
かすかに見えてきました。

2012年3月28日

木ずりで包まれる

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて。

現在2階の間仕切り壁は、
下地となる木ずりの状態。

そこにいると、
木ずりで包まれたような
感じです。

風が通るし、
このままでも
いいんですけどね、

向こうが透けて見えるので、
土を塗ることにします(笑)。

もちろん、
土で仕上げた状態も
楽しみです。

だけど木ずり仕上げというものを
またどこかでやってみたいものです。

上の壁から

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茅ヶ崎は邸にて。

今日現場に行くと、
いつもの大工2名に加え、
電気屋さんと、
左官職人3名。

仕上げに向けて、
次第に現場が
賑やかになっていきます。

壁のほうは、
早くも上のほうから
仕上げの準備を
始めていました。

2012年3月23日

5cm違えば

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きらくなたてものやの仕事では、
床や壁に、
群馬藤岡の五十嵐さんにより
達磨窯で焼かれた敷瓦が
時折登場します。

例えば薪ストーブ廻りの
耐火材料として、

例えば玄関の土間として、

例えば水が撥ねる場所の壁に、

敷瓦を使います。

そして今回茅ヶ崎は邸では、
通り土間風の玄関土間に、
家族の人数と同じ数の敷瓦を
埋め込むことにしました。

正方形の敷瓦の大きさには、
15cm角、20cm角、30cm角と
幾つか種類があるのですが、

その大きさによって
空間に与える印象が違います。

15cm角と20cm角を比較しても、
一辺が5cm違うだけで
そうですからね。

それもそのはず、
15×15=225、
20×20=400で、
面積は約1.8倍異なります。

それと似たような話が、
柱の大きさ。

ちょっと前在来工法で多かった3.5寸角と、
私たちがよく使う4寸角では、
一辺が5分(=約1.5cm)しか違わないのに、
断面積は約1.3倍、

あるいはたまに5寸角を使うのですが、
4寸角と比較すると、
1.5倍以上も断面積が大きくなります。

そんな二乗の威力を思いながら、
土間に敷瓦を並べてどう配置するか考える、
ある日の夕暮れのひとときでした。

2012年3月8日

土の色を選ぶ

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今日現場で建主さんと
壁に塗る土の色を選びました。

たいへん悩まれた末、
結論は持ち越し。

ええ、分かります。
どれもいいですよね。

私も季節や気分によって、
これらを毎月模様替え
したいくらいです(笑)

しかも同じ土の色でも、
藁苆や塗り方で表情を
変えることができるので、
さらに悩ましい。

漆喰、あるいは荒壁土で止めてしまうという
選択肢もありますからね。

左官仕上げの原料は数少ないのに、
そこから生まれる世界は
無限に広がります。

1階床貼り進行中@茅ヶ崎は邸

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1階の床板貼りが進行中。

貼っている板は、
柔らかな表情の
サワラの板です。

この家は居間の真上に
吹抜けがあるので、

上から作業の様子が
よく分かります。