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2005年10月1日

精霊は宿る

カテゴリー: えこびれっじ


建物を建てるにあたり、残念ながら木々を伐らなければならないので、地鎮祭の一環として、現地の木々を慰霊する。
30近い世帯の住民が手分けして、木々にお神酒を捧げ、祝詞をあげる。
祝詞の読み方はさすがにたどたどしいが、みんな心がこもっていて、その姿はとても美しかった。
それとこの儀式を、大人も子どもも、みんな楽しんで臨んでいる。

その日の夜、住民たちと酒を飲んでいたときに話していたのだが、木々を慰霊したあと、風で木がざわめく音が明らかに静かになったようだ。
それと、前日の夜ほとんど寝てなかったので、正直なところそれまで身体とまぶたが重かったのだが、この儀式を境に、とても調子と気分ががよくなった。

やっぱり精霊は宿るのだ。

2005年9月26日

パーマカルチャー公開講座開催

カテゴリー: えこびれっじ


エコヴィレッジ鶴川の住民の皆さんの主催で、北の大地でパーマカルチャーを実践されている酒匂さんをお招きし、パーマカルチャー公開講座を開催。
住民の主催でこうしたイベントを開催するということ自体がすばらしい。
住民の皆さんのパワーと情熱を感じます。
おかげさまで、250名程度の応募をいただきましたが、会場の都合で残念ながら人数を50名に絞らせていただきました。

会場はすごい熱気!皆さん真剣な眼差しで、講義に聞き入ってました。

・・・・・

自分はずっと裏方だったので、内容についてはあまりよく聞けなかったが、最後酒匂さんが質問に答えた回答の内容が私にとってはとても印象的だった。

「衣服(線維)も含めて、自給自足をめざしてないのか」という問いに対して。

酒匂さん曰く、
「自分はそこまではめざしていない」
「しかし、地域全体でそうした作物を自給できればいいと思う」

自給自足は、方向性としてはとてもすばらしい理念。

やろうと思えばできるのだ、という考えがある一方で、人間一人の作業量には物理的に限界があるのも事実。
自分の適正作業量以上のことをやろうと思うと、精神的な負担が大きくなり、むしろ継続性を失う。それが人間というものだ。
自分でできない分は、地域で補えればいい。
地域として自立した生活圏が成り立てばよいのだ。
その方向性がむしろ、地域内での生きた交流を産む。
その方が、楽しいではないか。

そう、生活や暮らしを楽しむという考え方が、全ての活動の原点だと思う。

あとで酒匂さんとそんな話をして、意見が一致した。
やはり実践者の言葉は、力強い。

2005年9月19日

Htさんを囲んでクレヨンハウス

カテゴリー: えこびれっじ


今日の夜、Htさんを囲んで、表参道にあるクレヨンハウスで食事会。
葉山で作業の後、大幅に遅れて合流。作業の後の美味しい夜ごはんを楽しみました。

今日はたまたまHtさんのMさん(って、クッキーに名前が書いとるやないか)の誕生日なので、皆でお祝い。

今日の行程。
朝自宅(鎌倉)発→午前:Kさんの現場(東京)→午後:Iさんの現場(葉山)→夜:表参道、と、湘南と東京を行ったり来たりの日でした。
列車の中でほとんど寝てたので、今日は睡眠時間がたっぷり。

2005年9月4日

コーポラティブ住宅の醍醐味

カテゴリー: えこびれっじ

今日は、事業コーディネーターとして仕事してますエコヴィレッジTの総会。
エコヴィレッジTのメンバーには、さまざまなたてものづくりの作業でお世話になっています。

総会も8回目を数え、議論がだんだん活発になってきました。
29(×2)の意見をどうやってまとめていくか、頭を使っていかなければなりませんが、みんなが気軽に意見を言える場になってきたというのは、とてもうれしいですね。これがコーポラティブ住宅の醍醐味の一つです。
基本的には‘ノーガード戦法’なので(笑)、これからもよろしくです。
しかし、総会後は子どもたちの手裏剣戦法等による‘攻撃’にあい、パワーダウン。
前日の‘体調の調整不足’もあり、大雨のニュースにも気付かずに、帰宅後早々にノックダウンしてしまいました。

エコヴィレッジTの様子は、以下をどうぞ!
http://d.hatena.ne.jp/ecov/