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2012年3月18日

第5回柞の森音楽祭開催

カテゴリー: 地域活動

本日3/18は、
第5回柞の森音楽祭の日。

怪しいお天気でしたが、
出演者も含めて延べ約1,000人の方々が、
鎌倉芸術館大ホールに集まり、

約二時間半、
多彩な音楽と踊りを楽しみました。

昨年は
大震災直後の開催予定だったために
中止となり、
二年ぶりの開催だっただけに、
感慨もひとしおでした。

とくに何度聴いても、
中学生がひたむきに演奏する姿は、
込み上げてくるものを感じるほど、
感動的ですらありました。

それは私だけではなく、
アンケートにも、
そのような意見が
数多くみられました。

毎年毎年着実に続けて、
今後より多くの人たちに
聴いていただければと思います。

それでは音楽祭の詳細を
後ほどコチラでも報告しますので、
ぜひご覧ください!

2011年12月20日

私たちももちをつく

カテゴリー: 地域活動

私が事務局の一人として活動している柞の森音楽祭

音楽を通じて地域ぐるみで子どもたちを見守り、
音楽を通じて地域の輪を作る活動です。

音楽祭自体は年1回、
鎌倉芸術館で3月下旬に行うのみですが、

日々その準備や練習、

また地域の力を生かして
震災支援活動も行っています。

その一つが
この震災で余儀なく避難しなければならない方々が
近くの団地に移り住んでいるのですが、
その方々との交流活動を定期的に続けています。

そして今日は、
今年最後の交流会。

そこでもちつき大会
開催することになりました。

もちをつくのに、
若い力が必要とのこと。

なので、
幸い近所に進行中の現場があるので、
職人たちや所員を連れて、
私たちも楽しませていただきました。

自分の地元に現場がある
幸せを感じました。

2011年7月13日

地域ぐるみで支援活動

カテゴリー: 地域活動

現在西鎌倉地域の西ヶ谷団地内に、
原発周辺地域の住民
18世帯43名(7月初旬現在)の方が避難しており、
今後も情勢次第では増加する模様のようです。

彼らは悲惨な体験と併せ、
見ず知らずの土地で暮らさざるを得ない状況に、
心身共に疲れきっている様子です。

そこで彼らが少しでも元気になっていただこうと、
西鎌倉地域の学校と住民が
主体となって取り組んでいる「柞の森音楽祭」や
各地域団体が連携し、
毎週交流会の開催や募金活動等、
直接支援する活動を始めました。

支援や音楽で、
少しでも被災者の皆様の心が和らぎ、

またこのまちの一員として、
活き活きとした生活を
取り戻していただければと
思っております。

またこの活動を通じて、
地域ぐるみだからこそできること、
直接顔の見える関係だからこそできること、
の可能性を探っていきたいと思います。

なお今後、ブログやツイッター等で
当活動の情報発信を行ってまいりますので、
皆様ご支援・ご協力・ご助言のほど、
何卒よろしくお願いいたします。

2011年6月9日

地元の中学校で森と木の授業2011

カテゴリー: 地域活動

今の住まいづくりの世界を
変えていくには、

子どもの頃に、
建築文化に触れる機会の
必要性を感じており、

そんなわけで私は、
数年前から地元の中学校で年2回、
授業の機会をいただいております。

今日は定員20名のところ、
25名も来てくださって、
ありがたいかぎりです。

しかもこれまでは
男の子が多かったのですが、
今回半分くらいが女の子でした。

さて今年1回目の今日は、
森と木の話。

一通り講義をしたあと、
たまたま近くに現場があったので、
現場を見学、
大工さんが刻んだ材木の様子を
見ていただきました。

そして最後は恒例の
四寸角を鋸で切る作業。
(一人チャレンジャーがいて、
その子は六寸角に挑戦!)

鋸はほとんど使ったことない、
という子ばかりでしたが、
上手な子は上手で、
(とくに女の子!)
きれいにまっすぐ
切り落としていました。

単純な作業ですが、
如何に真っ直ぐ切ることが
大切かということ、

力任せではなく、
丁寧に行うことが
かえって仕事が速いこと、

実際に手を使うことで、
様々なことを
学ぶことができたのではないかと
思います。

速い子は15分、
かかった子は約1時間、

しかし速度を問わずみんな、
切り落とした後の
多感な中学生ならではの
照れを交えつつ、
何ともいえない爽快な顔が
印象的でした。

2011年5月25日

地に足どっぷり浸けて

カテゴリー: 地域活動

ここ数年、
柞の森音楽祭だったり、
地域教育懇話会だったり、
教育に関わる地域活動のお手伝いを
させていただいていました。

これは今の住宅文化の現状から、
子どもの頃に住まいの教育が
必要なのではないかという
問題意識から始まったものなのですが、

これらの活動を通じて、
住まいの教育を実践できただけではなく、
地域の輪ができていくことの
楽しさと大切さを
感じることもできました。

…と思っていたら、
今年はそれ以上に
諸々地域活動の仕事の依頼が。

家が事務所であるがゆえに
平日も家に居ることが多く、
ブラブラしているように
きっと見えたのでしょう(笑)

回覧版の配布だったり、
慣れない金勘定だったり、
当初は正直、
煩雑だなあと思っていたのですが、

取り組んでみて
家から半径数百メートルの範囲でも
これまで案外知らなかったことが多く、

あるいは地元の方々に
私の仕事を知っていただいたりで、
(目立つ看板出してないですからね…)

地元の中でお互いに
新たな発見を見出す
いい機会となりました。

以前もここで書いた通り、
私はかつて
まちづくりの会社に所属し、
ほうぼうのまちの
仕事をしていた一方、
地元との関わりは薄く、
いつか何かしらの形で
地元のまちづくりに
関わりたいと思っていましたが、

まさかこうして
降って湧いてくるように
実現するとは(笑)

せっかくのこの機会、
楽しみながら
取り組みたいと思います。

2011年5月1日

柞のうた、新緑の下で実現

カテゴリー: 地域活動

鎌倉路地フェスタで歌う
柞の森合唱団、

今朝この場でお伝えしたとおり、
今日のお天気は雨模様でしたが、
お天道様に祈るような気持ちで、
決行の判断。

するとどうでしょう、
一時雨がぱらついたものの、
何とかお天気がもってくれて、
歌うことができました。

うれしかったなー。

何といっても
新緑の下で歌を聴くのは、
気持ちよかったです。

合唱団の方々からも
歌っていて気持ちよかった!
という声が聞こえてきました。

また急に決まったことなのに
たくさんの人が歌うために集まり、
またたくさんの人が
聴きに来てくださり、

いっとき荏柄天神参道は、
ものすごい活気と笑顔に溢れました。

柞の森合唱団として番外編で、
しかも外で歌うのは初めてで、
最初はどうなることやら、
と不安もありましたが、

歌ってみれば大成功、
またどこかで歌って、
柞の森の取り組みを
広めていきたいですね。

2011年3月16日

柞の森音楽祭中止のお知らせ

カテゴリー: 地域活動

大きく揺さぶられてから五日目、
何とも不安な日々が続きますが、

今を生きていられること、

またこうして電気を通じて
皆さんにお知らせできる
環境のありがたさを
強く感じております。

さて、先日ご案内させていただいた、
第四回柞の森音楽祭(3/19開催予定)ですが、
先日事務局にて協議の結果、
誠に残念ではありますが、
中止とさせていただきます。

楽しみにしてくださっている方も
いらっしゃったのに、
たいへん申し訳ありませんが、
今回はご来場の皆様の安全と、
節電を優先したいと思います。

そのかわり、
まだ確定ではありませんが、
しばらくした後、
また別の形で音楽を楽しめる機会を
作ることができればと考えております。

それでは皆様、
今はとにかく
被災地の一刻も早い復興を
祈りましょう!

追伸
ガソリン確保がいささか心配ですが、
3/21、3/26のカキシブ隊は予定通り行います。
多くの皆様のお越しをお待ちしております。

2011年3月7日

柞の森へようこそ

カテゴリー: 地域活動


三月早春。

薄着で十分なほど
あたたかい日があったと思えば、
今日のように
凍えるほど寒い日があったり、
しかも今年は、
スギの花粉がものすごい元気ですね。

おかげで私は
いつにもまして
頭がぼーっとしていますが(笑)、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、
この時期西鎌倉地域では、
もはや恒例行事ともいえる
柞の森音楽祭が、
3月19日(土)鎌倉芸術館大ホールにて
行われます。

柞とは、コナラ、クヌギ等の
落葉広葉樹の総称。

西鎌倉地域の原風景は、
まさに柞の森でした。

そんな原風景を思い、

また「ははそ」という
音の響きのように、
地域ぐるみであたたかく
子どもたちを包み込み、
子どもたちを育ていこう、
という目的のもと、
柞の森音楽祭は始まりました。

その目的のみならず、
音楽祭の準備を通じて、

子どもたちとまちの住人、
まちのお店とまちの住人、
まちの住人同士、
幼稚園から中学生―

様々な場面で交流が芽生え、
確実にまちは、
世代を超えて
輪を作り始めています。

柞の森音楽祭では、
そんな様々な交流から生まれた
多彩な音楽、多彩な踊りが
繰り広げられます。

多くの皆様にお越しいただき、
音楽や踊りを
楽しんでいただくとともに、
まちづくりの一つの在り方として
ご覧いただければ幸いです。

2011年2月12日

たからのまちは足元に

カテゴリー: 地域活動

東京でまちづくりの仕事をしていた頃、
他人のまちをお世話するのもいいけれど、
自分の暮らすまちを面白くできれば、
と思っていました。

あれから約十年、
今は地元にどっぷりと腰を据え、
きらくなたてものやとしての活動とともに、
地域活動がますます楽しくなってきました。

もちろんどうしても仕事優先となるので、
思うように動けないこともありますが、
それは他のみんなも同じなだけに、
お互い助け合って成立しています。

幾つか活動内容はありますが、
そのうちの一つは、
以前もこの場で紹介した
大人も子どもも
地域ぐるみで作り上げる
柞(ははそ)の森音楽祭。

先日活動理念と内容を
まとめてみましたので、
こちらをご覧ください。

この音楽祭は、
私自身が出演するわけではありませんが、
その準備を通じて、
地域の中で色々な方と知り合い、
このまちに住んでいることが
ますます楽しくなってきています。

そして学校の様子を見ていると、
この楽しさがまちの子どもたちに
確実に伝播していることを感じます。

また、
何かを買ったり食べたり、
あるいは逆に
ちょっとした家の改修を頼まれたり、
経済活動も身近なところで
回り始めていたりもします。

そんな中で、
私の生業を活かして、
徐々に徐々にでよいから
このまちと森をつなげ、
ここを木の香るまちにしていければ、
と構想しています。

遠くに理想郷を求めなくても、
身近な場所を楽しくしようと思えば、
同志は必ず近くにいるもので、

声に出してつながれば、
まちで何かが動き始めていく、
その象徴の一つが
柞の森音楽祭です。

ということで今年は
3月19日午後1時半、
鎌倉芸術館大ホールにて開演、
ぜひお出かけください。

多くの皆さまのお越しを
お待ちしております。