ブログ
2017年1月10日

ぼくなりのギフト

カテゴリー: 今日のできごと

今日長女が
成人式を迎えました。

去年8月の誕生日に二十歳となり、
その時ピスカリアでたっぷりお祝いし、

その時にもう十分に
成人になったことを
満喫したのですが、

今日晴れ着姿を見ると、
それはそれで
感慨深いものが
ありました。

二十年もの間、
関西の帰省以外は
どこか楽しいところに
色々連れて行くわけでもなく、

父ちゃんらしいことは
ほとんどして来なかったのですが、

「お父さんの洗濯物と
いっしょに洗わないで!」といった
ありがちな展開はほとんどなく、

いつまでも仲良く接してくれて、
それだけでありがたいことです。

確かに、モノやコトで、
ほとんど何もしてやれなかった
私ですが、

二十年かけて
与えることができたものが
一つあるとすれば、

無垢な肌、でしょうか。

と申しますのも、
彼女が生まれて数年間、
とくに1歳になる前後の頃は、
肌がボロボロでした。

ほっぺはいつも
じゅくじゅくしていて、

布を当てると
体液が染みついてしまうほど
肌が荒れていました。

治まる気配もなく、
この状態のまま
大きくなってしまうのかな、
とすら思っていたのですが、

その後、
木と土の家に暮らし、

できるだけ
生きた食材を提供し、

合成洗剤での洗濯は
一切取りやめ、

自然界と調和した
暮らし作りを試みることで、

しばらくすると
荒れた肌がおさまり、

それだけではなく、
生き生きとした肌を
まとうことができました。

それらの試みは、
正直申せば
彼女の肌のため、
というよりは、

私たち家族が
いかに気持ちよく暮らすかを
追い求めた産物ですし、

またそもそも因果関係は
それだけではないと思いますすが、

しかしそうした試みも、
決して無駄ではなかったのかな、
と思っています。

何はともあれ、

子どもの頃あまり
旅ができなかった分、

これから数十年と続く
大人の世界の旅を
たくさん楽しんでください。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA