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2024年2月3日

たこ焼きに応えたい

カテゴリー: 逗子も邸

木の学びとともに、実際に使う木を見繕うために、建主さんご家族と岡部材木店を訪れました。

最初の一時間は、社長の熱い案内のもと製材所の見学。それだけで十分に充実した時間でしたが、その後土場に移動して個性豊かな材木たちを見て回り、話し合いながら使う木の方針も決まってさらに気分が高まりました。

それだけではありません。一通り話が終わったのは3時過ぎ。おやつの時間です。すると建主さんがたこ焼きをふるまってくれました。たこ焼きというと濃い味のソースで味付けて…を想像していましたが、塩やゴマ油やオリーブオイルなどで様々な味付けが楽しめて、しかもたこ焼き自体もしっかり弾力があり、とってもおいしかったです。「たこ焼き」として経験したことのない味で、たこ焼きの概念が変わりました。

こうしてがんばって気持ちを込めてふるまっていただくと、やはり作り手もがんばって応えようという気持ちが高まります。今後の物語が一層楽しみになりました。

2024年1月29日

2階本格進出

カテゴリー: 藤岡た邸

藤岡た邸のタケコマイ隊は、2階へ本格進出しました。世界で希少な瓦職人の五十嵐さんも、すっかり竹小舞職人になりました。

陽が沈む時間が週ごとに延びていき、竹小舞の影も春が近いと申しております。

2024年1月27日

子どもに助けられる

カテゴリー: 藤沢み邸

岡部材木店で、藤沢み邸の外壁塗装作業を行いました。まずは風もないとてもよいお天気の下でできてよかったです。

板46坪塗る必要があり、大人3人で今日中に作業完了できるかどうか不安もありましたが、最初から最後まで、子どもたちが「つかれた」とか一言も言わず黙々と手を休まずがんばってくれて、暗くなりきるギリギリ手前で作業を終えることができました。しかも最初何枚かはつきっきりでしたが、仕事が確実でていねい!

例えば農作業などで、今は昔そのまんまというわけにはいかなかったり、デリケートなことも多々あるとは思いますが、しかしこうして子どもがいてとても助かる!という場面が増えてくると、少子化対策の考え方も変わるんじゃないかと思ってみたりもします。

お昼ごはんのシチュー。とてもおいしかったです!
2024年1月24日

家も喜んでる

カテゴリー: 熊谷た邸

所用で久しぶりに熊谷た邸を訪れました。

まずは家の中に入って、冷たい風が吹きつける日でしたが、内外真壁、外皮は厚い土壁一枚のみの家なのに、あたたかいことに驚きました。土間の敷瓦の蓄熱が効いてるのかな。そして、大事に丁寧に暮らしていて、とてもステキに経年変化していて訪れた私たちだけではなく、この家もとても喜んでいました。

今日の最後、ちょっとうるっとしてしまうほどとても感動的な場面があったので、いつか紹介できるのではないかと期待してます。

2024年1月22日

240122タケコマイ隊

カテゴリー: 藤岡た邸 新築の仕事

月曜日恒例の、藤岡た邸のタケコマイ隊。今回は、「いつもの」顔ぶれで和気あいあいと(いつもか笑)。1階は間仕切り壁が進んで空間の様子が見えてきて、2階も外壁廻りが始まりました。

それにしても、先週は吹きつける風が痛いほど寒かったのに、今日はあたたかかった。作業場所が主に足場の外だったのでありがたかったですけどね。

2024年1月11日

鎌倉佐助は邸カキシブ隊2日目

鎌倉佐助は邸のカキシブ隊2日目。今日は昨日までのことを考えるととても寒かったですが、この時期はこんなもんなんでしょうね。また柿渋塗りはずっと歩いているようなものなので、塗り始めると案外寒さが気にならなかったです。

さて先週のカキシブ隊では大きな材寸の梁を塗り、順調に進んで3時のおやつの時間には塗り終わり、それに対して今日は垂木と土台。材木が積んである様子を見たらぜんぜん楽勝…、と思いきや、今回は屋根の形状が象徴的な家なのでした。細々とした部材も含めて、垂木が塗っても塗ってもなかなか進まず、やっと1回目塗り終わったのが午後2時半。今日は何時に終わるんだろう…と思いつつ、3時のおやつもいつもより短めにして、ちょうど6時頃作業を終えることができました。

垂木にはいつも騙されますが(笑)、今回は短めの部材が本数多くあったので、より手間がかかりました。干す場所もたくさん必要になりますしね。垂木から4寸角の土台に移行するときは、なんて塗るのが楽なんだ、と思ったくらいです。

とにかく、隣で刻んでいた大工が仕事を終える時間までに終わってよかった。達成感ハンパないです。

2024年1月9日

年の節目に

鎌倉もお正月の人出が一段落し、通常営業に戻りました。そんな中でハイキングコース沿いの絶景の場所で、基礎工事がいよいよ始まりました。これまで様々な障害を乗り越えてのことだけに、ようやく始められます。年の節目、幸先よいスタートです。

2024年1月5日

久しぶりに

カテゴリー: 鎌倉佐助は邸

新年の穏やかな冬の陽射しの下で、厚木市の吉岡木材にて鎌倉佐助は邸のカキシブ隊。

カキシブ隊自体は毎年何度か続けてきていますが、ここでのカキシブ隊はむちゃくちゃ久しぶりです。また久しぶりにここの近所の中華料理屋に行きましたが、久しぶりすぎて曲がる場所を見失いかけました。そして久しぶりに食べた五目あんかけ焼きそばはやはりうまかった。

さて今日は、建主さんと中学の同級生1名、またソウタと私の4名で作業。主に2階床梁を塗りました。最近SNSの影響でしょうか、私自身も含めて同級生パワーが目につきますね。

2023年12月29日

永久にいる鳩

カテゴリー: 藤岡た邸

藤岡た邸にて。

棟に鳩がいます。恐らく永久にいると思います。そういえば以前ここに鳩小屋がありました。

2023年12月20日

藤岡の家。大屋根の瓦葺がほぼ終わりました。京花、軒先面戸など、瓦屋さんの家だけに、なかなか滅多に見られない瓦を使ってます。
そしてやはり、達磨窯で焼いた燻し瓦は本当に美しい。

京花の軒先。「京花」という名前もいいですね。
軒先面戸も瓦です。
角のある鬼瓦。
冬の夕陽を浴びる燻し瓦。本当に美しい。