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2019年2月28日

サンパイゼロ

カテゴリー: 米の花 新築の仕事

茅ヶ崎‘米の花’にて。

このたてもの作りの過程で
うれしかったことの一つは、

産業廃棄物処理費0円を
達成したことです。

これまで木と土で作るたてものは
廃材でもとことんまで使える材料が多く、

私が軽トラックで捨てに行けるくらい、
ゴミがとっても少ないと実感していましたが、

火を使う厨房廻りは、
法令上どうしても内装を
不燃化しなければならず、

数枚石膏ボード等を
使わざるをえないために、

産業廃棄物処理費が
生じていました。

自分で産業廃棄物処理業者に持ち込むと
実感するのですが、

その際いつも、
これっぽっちの石膏ボードを捨てるのに
こんな費用かかるのか、

そしたら石膏ボードを大量に使う
今の作り方だと、

膨大に産業廃棄物処理費が
かかるんだろうなと
想像したりもします。

今回も麹を仕込むために
火を使う部屋があるので、

いくらか石膏ボードを使ったのですが、

建主さんがその端材を
石膏と紙に分別し、

石膏部分の再利用を
試みてくれたのです。

他も徹底して
再利用等に挑み、

ついに産業廃棄物処理費0円を
達成しました。

月末節目

武川の古民家にて。

今日は厨房家具の取付。

厨房が取り付いて
長い長い大工仕事が一段落。

来月からは、
タイル、左官、建具、設備、電気…と、
完成に向けて目まぐるしく
職人たちが出入りすることになります。

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2019年2月27日

古建具がきいている

カテゴリー: 米の花 新築の仕事

茅ヶ崎‘米の花’にて。

この建物の中は、
元々お持ちだった古建具が
随所に使われていますが、

それらが建物の雰囲気を
引き立てています。

とくに荒壁土との
相性がいいなと思います。

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2019年2月26日

ご開帳

カテゴリー: 米の花 新築の仕事

茅ヶ崎‘米の花’にて。

先週ご開帳。

今回張った外壁の板は
ゆくゆくは木が経年変化し、
銀色にしたいというご意向により、

久しぶりに
塗装することをやめました。

改めて木の色は
表情豊かでいいなと
思いましたし、

今後変わりゆく色を
楽しみたいと思います。

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土の引っ越し

カテゴリー: 米の花 新築の仕事

茅ヶ崎‘米の花’にて。

余った荒壁土を
分厚いビニルの袋に詰めて

次の現場へ
お引越しの準備。

60袋くらいに
なったかな。

このひたすら
重い作業を3時間、

さすがにぐったり、

終わる頃は、
手足が少し震えていました。

次の現場に運び入れる時は、
これ持って急斜面を
昇らなければならず、

ラグビーの子どもたち呼んで
トレーニングと称して
運ばせようかな(笑)。

しかし実際、
本当によいトレーニングに
なると思います。

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2019年2月21日

心地よい春の空の下で

小田原あきさわ園加工所にて。

こちらは先週‘ご開帳’。

心地よい春の空の下で
黒壁が映えていました。

建物の中は
送り出すために、
昨日から所員たちが大掃除。

着々と
ゲンバからイエへと
移行しています。

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2019年2月20日

春のきざしに

カテゴリー: 柏お邸 新築の仕事

柏お邸にて。

少し春を感じ始めたので、
外壁の仕上げに着手。

一回中塗りをとって
漆喰で仕上げる予定です。
 

ところで
ここで会う幼い子どもたちは
会うたびに成長していて、

毎回会うのが
楽しみです。

今日は逃げ出さなように
立てていたバリケードを
強行突破(笑)!

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2019年2月18日

明日ご開帳

カテゴリー: 米の花 新築の仕事

茅ヶ崎‘米の花’にて。

外壁とウッドデッキが終わり、
大工仕事は一段落。

明日足場が払われる予定です。

ご開帳が楽しみ!

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2019年2月15日

食卓が軸の家

基本的にはのんびりと
子どもたちを育ててきましたが、

いや、育ててきましたが、と書くのも
ちょっと当てはまらないような気がするので、

子どもたちと過ごしてきましたが、
にします。

そんな中でも
一貫してヨメが貫いてきたことは、

毎日夕ごはん作りに
力いっぱい向き合ってきたこと。

自分が食べたいからも
あるかもしれませんが、

仕事から帰ってきて、
そんな気合入れて
おかず作らんでもええやん、
と思うほど、

質も量も
充実した食卓の日々を
過ごしてきました。

そして私も、
一貫して貫いてきたことは、

自分が食べたいからも
ありますが、

おいしいと思える食材を
手に入れること。

具体的には約15年間、
自然農法による農作物を
購入し続けてきました。

実は数日前、
いつも食べているお米が
米びつの底をついたので、

別のお米の袋を開けました。

それを知らずに
その日のお米を食べたムスメは、

「あれ、お米変えた…?」。

やっぱりいつも食べているお米を
気に入ってくれていたようです。

日常は仕事、
週末はラグビー、

自分の子どもたちのために
どこへ出かけるわけでもなく
なかなか時間もお金も
費やせずにいたのですが、

お米に対する一言で
価値観が伝わっていることを感じて、

なんだか救われたような気がしました。

そんなわけで
自分が間取りを考える時、
食卓を軸に描く傾向が
あるように思います。