土塗りを楽しむ
今日は横浜の横溝屋敷にて、荒壁土塗りのワークショップを開催。
ありがたいことに、大人も子どももびっくりするほどの人数の方が参加してくれました。小さな子どもは手で、それ以外はコテで、みんな夢中になって土を塗ってくれました。この作業が「楽しい」という声も。そう楽しいことが素直にできる世の中にしたいではありませんか。




コロナ明け早々、西鎌倉みんなの家で門松&弓作りのイベントを開催。3日前も「笑う門松作ります」のイベントがあって楽しみにしていたのですが、今回で埋め合わせることができました。
私の体調がこんなだったこともあり、集客は短期間で行ったようですが、ありがたいことにあっという間に定員に達し、2時間熱気にあふれる時間でした。とくに終盤行った弓作りは大人気で、立て続けに20個くらい作ったでしょうか。でも子どもたちはこういうの大好きですよね。受け取る時みんな目がきらきらしていました。
そんな子どもたちに、病み上がりの私の身体に元気を注入してもらいました。
武川の古民家、第3期改修にて。
築百年を超す古い日本の家は、家の中にほとんど壁がないものですから.コンセントやスイッチ、電気設備を仕込む場所を考えてしまうのですが、今回は柱に付けることにしました。
とはいえスイッチの装置が露出していまうので、真鍮製の‘見せる’スイッチボックスとしました。
武川の古民家、鷲の家にて。
大工が手術を続けている横では
外壁に使う板を塗装。
元々明日が雨予報、
今日は曇りのはずだったので
急きょ作業日程を
今日にしましたが、
私がたどり着く少し前から
しとしと雨が降ってきました。
しかし6尺も出ている軒のおかげで
無事作業を進めることが
できました。
軒ってすばらしい。
武川の古民家、
第3期改修工事が
始まりました。
まずはシロアリさんたちに
食べられてしまったところの
手術から。
それにしてもシロアリさんは
マツが大好きなようです。
柱をよじ登って
一目散に地面から遠いところの
マツをだいぶいただいておりました。
私たちが経験したことのない
非常事態が続いていますが、
季節は確実に
回り続けています。
4月。始まりの時。
それに合わせて
1軒の住まいが
完成を迎えようと
しています。
そこでこのたび
建主さんのご厚意を
いただきまして、
完成見学会を
行う運びとなりましたので、
この場を借りて
お知らせします。
直前のご案内で
たいへん恐縮ですが、
この家は、
たくさんの人たちが
気軽に集う場を願って
作りましたので、
完成見学会も
たくさんの方々に
お越しいただけると
うれしいです。
現代版結の力で
みんなで作り上げた家、
最大限に
家が開放できるように
‘玄関’のない家、
敷瓦の土間に
厨房がある家、
未来に可能性を残す
荒壁の家、
全ての開口部が
木で縁取られた家、
それ以外にもたくさんある
様々な見どころを
お楽しみいただければと思います。
なおご参加いただける方は、
お手数ですが
およそのご来場時間と人数を添えて
以下の連絡先まで
ご連絡をお願いいたします。
その際に
詳しい案内図を
お送りいたします。
なおご来場のお時間ですが、
万が一混雑が予想される場合は、
「密」を避けるため、
調整させていただくかもしれないこと、
恐れ入りますが予めご了承ください。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com
080-5467-8701
【鎌倉浄明寺は邸完成見学会】
日時:2020年4月4日(土) 13時30分~17時
場所:鎌倉市浄明寺1丁目
注意事項
・昨今の情勢を踏まえ、少しでも体調が優れない方はご遠慮ください。
・付近の道路への路上駐車はご遠慮ください。
・香水や香りの強い整髪料等はご遠慮お願いいたします。
横須賀衣笠・本気のDIYスクールにて。
建具職人たちが
建具を建て込む一方で、
スクール生は
外壁板張りの続き。
ドイツ下見板を
大工が張り上げていき、
あと一本の釘を
スクール生が墨を出し
下穴を開けて
丸釘を打ち付けていく
という要領で、
作業を進めていきました。
継続は力なりで、
床板を張る頃に比べれば、
釘打ち作業が
とてもうまくなったと
思います。
そして
大工だけの現場では
ありえない
何名もの人が
釘を叩く音が重なって
まるでちょっとした
打楽器の合奏の
ようでした。
楽しみなお昼ごはんは、
この場にあるピザ窯で焼いたピザ。
具材の組み合わせは
自分のセンスで。
食にどん欲な私は、
最初はつい欲張りすぎて、
あとでたいへん
苦労しました(笑)。
子どもたち同士、
だいぶ打ち解けて
楽しそうです。
横須賀衣笠・本気のDIYスクールにて。
スクールの最中、
建具屋が来て
建具を建て込んでいきました。
今回は
全てが古建具。
元々ここにあったり、
骨董屋さんで手に入れたり、
そうすると
建具枠と寸法が
一致しないので、
幅と高さに
ゲタを履かせて
取り付けました。
これはムリじゃないかと
思うような寸法でも、
職人の手にかかれば、
なんとかなってしまうのが
建具の面白いところです。
さすがにスクール生は
この作業を見学するのみ。
カンナを削ったりする姿などを
一挙手一投足眺めていました。
お昼過ぎには
あらかた取り付いたのですが、
昨日まで「現場」だったのが、
一気に場がととのった
感じがあります。
これは今までの現場でも
感じていたことですが、
改めて建具ってすごいな、
と思いました。