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2019年10月31日

職場体験の子たちが模型作り

今日は地元の中学校の
職場体験の日。

こちらもこの時期の
毎年恒例。

二人の女の子が
来てくれました。

自分は打ち合わせで
出かけてしまったけど、

所員といっしょに
これから始まる小屋の
模型を作ってくれました。

小屋の話は
おいおいお話するとして、

中学生の女の子たちが
ムスメの部活の後輩とのことで

わずかな時間
話に花が咲きました。

家で仕事していると
なにかと家族に
緊張を強いてしまいますが、

こうした接点ができるのも
いいのではないかと

勝手ながら
そう思っています。

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2019年10月17日

いろいろな玉を楽しむ

地元の中学校で
毎年恒例の光る泥団子作り。

高度な左官技術を
応用したもので、

毎年中学生たちが
一心不乱に玉を
磨いてくれます。

これも建築という分野、
さらに伝統的な建築技術に
興味を持っていただくための
‘文化の種蒔き’。

もうかれこれ
十数年続けています。

最初の頃
取り組んだ子どもたちは
そろそろ社会に出る頃。

蒔いた種が
どのように芽が出ているのか
楽しみです。

そして目の前の
子どもたちも、

少しずつ世代ごとに
‘色’があるのが面白い。

続けていると
いろいろな楽しみが
あるものです。

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2018年10月18日

光る玉でたねをまく

カテゴリー: イベント 地域活動

毎年恒例、
「文化の種蒔き」の一環で、
地元の中学校で
光る!泥団子作りを行いました。

今回の参加者は18名。

最初少し、
伝統的な工法と
土壁の話をして、

その後左官職人の手ほどきのもと、
丸い玉を磨き始めました。

毎年同じ中学生なのに
特徴が出て面白いなー
と思うのですが、

今年参加してくれた子たちは、
自分の納得のいくまで
ベストを尽くしたい、
といった感じで、

時間を大幅に
オーバーしてまでも

手直ししては、
磨き直していました。

しかし目を吊り上げて
球に向き合うというよりは、

先生も含めて
何だかとても楽しそうに
お話ししながら
手を動かしていました。

作業中、
「これ部活にしたい」
なんて声も聞こえてきて(笑)、
ほほえましかったです。

みんなで大事大事に作った玉、

若さゆえ、
今後何かに行き詰まったり、
悩みがあったら、

これを手に取って
今日の日のことを
思い出していただければ
うれしいです。

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2018年8月4日

光る玉は自分自身を映す

学童保育施設ふかふかにて、
泥団子作りのワークショップを
開催しました。

参加者の大半が小学生、

最初のうちは子どもらしく、
意識があちこちな方向に
飛び回っていましたが、

手を動かし始めると
徐々に小さな球体に
意識が吸い込まれて、

そのうちみんな一心不乱に
玉を磨いておりました。

そして作業を始めること約2時間、
みんないい感じで光る泥団子を
作ることができました。

今回子どもたちも観て
改めて面白いな、と思ったのは、

同じように見える作業でも、
その進め方や手つき、
気にするポイントが
人によって色々なんだなー、
ということ。

それが玉の微妙な模様にも
表れていました。

みんな均一にできてしまうよりも
色々な個性があるから面白い。

その玉の模様が
今日の自分自身を映していると思って
今後大事に飾ってもらえると
うれしいです。

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2018年5月19日

みんながきらくに

学童保育施設ふかふかにて、

不登校のその先 君たちはどう生きるか
~大人が未来を描くために~

というお話し会を
開催しました。

お話しいただいたのは、
長年鎌倉で不登校や引きこもりの子どもたちの
支援活動を続けてきた滝田衛さん。

滝田さんとは、
西鎌倉地域教育懇話会の活動を通じて知り合い、

懇話会では毎年のように
お話をいただいているのですが、

滝田さんの風貌のように
いつもお話の内容があたたかく、

もっとたくさんの方々に
聞いてもらいたい、
と思っていたところ、

他の方から
滝田さんのお話を聞きたい!
というご要望をいただいて、

ふかふかで実現する
運びとなりました。

滝田さんのお話しを要約すると、
寛容、ということになるのだと思いますが、

最後に語ったお話が、
その場にいた大人たちに
光と勇気を
与えてくれたような気がします。

そのお話しというのは、

まずは自分自身が
人生を楽しむこと、
えがおあふれる日々であること。

その背中を
きっと子どもたちは
見ている。

まさに共感、

まさにきらくなたてものやが
心がけていることです。

あんまり行き過ぎると、
私のように身近な人たちに
犠牲を強いることになるので
要注意ですが(笑)、

みんながきらくに

楽しいこと、
気持ちいいことに
すなおな暮らしが
展開できると
いいなと思います。

これからも
きらくなたてものやとして
きらくな暮らしの普及活動に
努めてまいります(笑)。

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2017年10月19日

十度目のタカラモノ

地元の中学校で
左官職人とともに
光る泥団子を作る
体験学習を行いました。

ここでそのような機会をいただいて
今回で10回目。

最初のうちは、
自分の子どもより
お兄さん、お姉さんだったのが、

今はだいぶ
年下世代になり、

そんなせいもあってか、
中学生がより
かわいらしく思えます。

そして自分の子どもが
卒業して何年経っても、

中学校に足を運んで
そこの様子を
知ることができるのは
うれしいですね。

今となっては
なんだか自分の母校のようです(笑)。

さて25名の子どもたちは、

これから作る泥団子のように
キラキラ目を輝かせて
私たちの話を聞き、

一心不乱にタカラモノのように
玉を磨いておりました。

その様子は実に
几帳面というか真面目というか、

彼らを見て学校の様子を
うかがい知ることができました。

これもこうした取り組みを含めて
学校が地域ぐるみで
子どもたちを育てようとしている
成果なのかな、と思います。

また来年、
どんなタカラモノと
出会うことができるかな。

楽しみです。

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今回久しぶりに
自分も作ってみました。

まだらになりましたが(笑)、
月みたいで気に入っています。

2017年6月8日

文化の種蒔き十周目

地元の中学校で
「ふれあい体験活動」という
学習プログラムの一環で
特別体験授業を行いました。

今年で何回目かな、と数えたら、
ちょうどキリよく10回目でした。

気候風土に根づく建築のこと、
建築、ものづくりのの楽しさを
子どもたちに伝えたいと思い、
当時の校長先生に掛け合ったところ、

まさか既に中学校で
こんなすばらしいプログラムが
あるとは知らず、

その存在のおかげで
トントン拍子に想いが実現したとき
夢のようでした。

またこの取り組みがきっかけで
様々な地域活動にどっぷりと(笑)
深く関わることになるのですが、

それらの活動を通じて
地域の中でいただいたご縁は
私のタカラモノの一つです。

さて、今回は11名の子どもたちが
参加してくれたのですが、

当時の夢のような気持ちは、
十年経っても
子どもたちを前にすれば
変わりません。

しかもこのプログラムは、
生徒は十数講座あるから
一つだけ選ぶことができるのですが、

今回はとくに
授業を受けてくれた生徒の中に
なんと過去に建てた家の
建主さんの子どもが二人いて、

十年目という年月を感じました。

しかもこうして中学生に成長して
この講座を選んでくれるなんて
とてもうれしかったです。

その他にも
ノコギリやインパクトを手にして
「やべー楽しい」を連発している子がいて、

「種蒔き」により
この先芽を出すのではないかという
手ごたえを感じたりもしました。

この先何周でも
バテずにずっと続けていきたい
取り組みの一つです。

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2012年10月25日

中学生、一心不乱に玉磨く

カテゴリー: 地域活動

今日は地元手広中の
ふれあい体験活動の一環で、
「伝統的な日本の建築技術」のお勉強。

「ふれあい体験活動」とは、
年2回、地域の方々を講師として招き、

地元郷土史だったり、
農業体験だったり、
料理教室だったり、
十数講座を用意して、
その中から生徒たちが
希望した講座を受講する
体験学習の場のことです。

私たちの講座では、
毎年10月の2回目は、
左官職人の湯田さんに来ていただいて、
光る泥団子を作ることにしています。

これが子どもたちの間で、
割と人気らしく、

中二のムスコも
第一希望で届け出たらしいのですが、
残念ながら落選。

まあ、仕方ない。

そんなわけで、
今日参加してくれた生徒は14名。

最初10分程度、
土と土壁の勉強をしたあと、
湯田さんの手ほどきのもと、
早速作業に。

もう最初から、
ムラのない、
均一に光る泥団子を作りたい!と、
子どもたちは集中モード。

ある子は寡黙に、
ある子たちは、
キャッキャ言いながら、
ていねいに玉に土を塗り、
大事そうに磨いていました。

そしてあっという間に、
終了予定の時間が来てしまいましたが、
子どもたちの要望で10分延長。

しかし10分経っても、
この後部活もあるだろうに、
まだやりたい!というので、
先生の了解を得て、
さらに10分延長。

それでも10分経った後、
名残惜しい雰囲気が充満する中、
清掃開始。

そんな感じだったので、
講座終了後名札を返しに行ったら、
私のところが最後のようでした(笑)

しかしみんなそれぞれ、
たいへん美しい光る泥団子を
作ることができました。

大事そうに泥団子を
磨く子どもたち。

見本として、
湯田さんが作った
光る泥団子の塔を展示。

先生も子どもたちも、
感心しきり。

担当の先生も、
泥団子作りに参加。

いちばん熱中していたかも(笑)

でもそんな先生だから、
子どもも熱中するんでしょうね。

ホント楽しい中学校です。

2012年10月17日

給食が楽しい!

カテゴリー: 地域活動

学校評議員として、
地元の小学校を訪問。

その際に、学校給食をいただきました。

地域全体で子どもを育てるべく、
学校と地域をつなげる役割を担う
「地域教育懇話会」にて、
昨年学校給食をテーマに
話し合いをしたことがありましたが、
コチラを参照)

私たちが想像したよりも
はるかに熱心な
取り組みをしていることに感心し、

地域の皆さんから、
ぜひ試食会してください!
という要望が相次いだものでした。

そんな話を聞いていたものですから、
今日最大の楽しみは給食!
(子どもみたいだな(笑))

実際いただいてみて、
その期待にたがわぬ
おいしい食事でした。

ちなみに献立は、
秋の素材具だくさんの炊き込みごはん、
みそ汁、焼き魚、
牛乳(これだけは相変わらず付いてくるんやね…)。

そういえば、
もう卒業してしまいましたが
味にうるさいうちの子どもたちも、
「小学校の給食、ジミにうまくね?」と
のたまっておりました。

手広・西鎌倉地域の子どもたちと
接して気持ちよいのは、
この学校給食とも
無縁ではないかもしれません。

2012年6月2日

教育懇話会の広報紙をぜひ

カテゴリー: 地域活動

西鎌倉地域には、
教育懇話会という組織があります。

地域ぐるみで子どもたちを見守り、
育てていくために、
学校、幼稚園、各学校のPTA、
学区内にある町内会・自治会、
あるいは社会福祉協議会や
民生委員会などの活動団体を、
教育という切り口で
つなげていく組織のことです。

いわゆる学校が「荒れていた」時代は、
神奈川県下でこの取り組みが
各地で見られたようですが、

全体的に学校が落ち着いてきて、
今現役で活動している地区は
数少なくなってしまいました。

しかしこの地区の子どもたちが、
ひいき目に見ても
本当に伸び伸びと育っていると感じるのは、
(とくに中学校で感じます)

こうした地域の輪、
地域のあたたかい目も
少なからず影響しているように思います。

さて私は、
ご縁でその地域教育懇話会の書記を
務めさせていただいております。

なぜ私が教育の分野に?
とお思いかもしれませんが、

気候風土に培われた
建築文化の継承のためには、
かねてより「文化の種蒔き」が
大切だと考えていて、

その機会として、
子どもたちの教育現場に
関わっていきたいと思っていました。

そうした思いを伝えようと
地元の学校に「プレゼン」に行ったところ、
ありがたいことに
毎年そういった機会を
いただくだけにとどまらず、

情熱的な先生方のお誘いで、
こうしたまちのコーディネート役にも
引張り出されるハメになってしまいました(笑)。

しかしこれも一つのまちづくりと思って、
楽しく活動しております。

というわけで、
今日はこれからその総会。

総会に先立ち、
今年一年の活動をまとめた
広報紙を作りましたので、
皆様にもご覧いただければ幸いです。

これをご覧いただくことにより、
具体的にどんな活動しているのかが
分かると思います。