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2006年5月10日

まちをおもしろくしよう

カテゴリー: 今日のできごと

仕事で某山村に行ってきた。
東京から特急で向かい、某県庁所在都市の駅で在来線に乗り換える。
それがちょうど昼の時間であったこと、また乗り換えにしばらく時間があったので、いったん駅の外に出て、昼飯をいただく場所を物色した。
せっかくここまで来たのだから、その地域らしい個人商店のうどん屋なりそば屋なり入ろうかな…と思って駅前をうろつくが、ない。

駅前には立派な駅ビルが建てられていて、そこに入っているテナントはいずれも見たことある店ばかり。
その周辺も然りで、どこにでもあるようなビル、そして掲げられた看板を見ると、どこにでもあるような店や事務所だった。

それらの店の存在そのものは否定しない。
ただし、駅前にそれしかないまちというのは、さみしい。
個人商店が、あるいはその地域が大資本にのっとられ、列強諸国に植民地化されたような印象がすると言うと言い過ぎか?

しかし、たまにこうして流れ者がメシを食べようとするときだってあるのだ。
ここまで来てマ○ド○ル○を食べる気はあまりしない。

この現象は何もここだけの話ではない。
日本全国同じ現象。
駅前だけではなく、郊外へ行ってもそうだ。

それしかないと、来た甲斐がないというか驚きがないというか。

もっとまちがおもしろくなるような、そのまちにしかないような、そんなしかけがまちの中に一つや二つあるといいな。