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2011年2月27日

タイコを選ぶ

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

昨日のカキシブ隊の最中、
子ども室の上に来る梁を
当事者に選んでもらうことにしました。

太鼓梁は、
断面の寸法を指定して
長方形に切り落としてしまう
平角材と違い、
木の形そのものが
現れますからね。

「お任せします」とは
言っていましたが、

家が建つ前に、
こうして選んだ、という体験が、
きっと数十年経っても、
この梁を見て、
今日のことを思い出して
くれるのではないかと
思うのです。

しかも選択肢となった木は、
一昨年秦野で新月伐採した木を
自分が仕入れたもの。

私自身も、
思い入れがあります。

太鼓梁は、
デザインや強度上の効果も
さることながら、

唯一無二の、
家に対する愛着を
深めてくれる存在として、
活かしていければと
思います。