ブログ
2014年11月10日

三種の下地

カテゴリー: 鎌倉大町み邸

鎌倉大町み邸にて。

大工一人で外壁の修繕が
進められています。

既存の外壁板を剥がして
木の皮を使った断熱材(フォレストボード)を仕込み、
無機質の構造用面材(モイス)と
透湿防水シートを貼って、
下地を作ります。

既存の外壁を剥がすと、
この家を建てた時代の様子を
垣間見ることができます。

例えばこの面は、
壁の下地が竹小舞に土またはモルタルもあれば、
石膏ラスボードも使われています。

当時は新建材が出始めの頃で、
一度使ってみよか、という話が出て、
使うようになったのかもしれませんね。