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2011年9月13日

全体を見渡して個を考える@2011木の建築塾①

カテゴリー: 今日のできごと

少し報告が遅れましたが、
先週金曜日は、
2011木の建築塾の第1回。

太田 邦夫氏により、
ヨーロッパと日本の
伝統的な木造建築と町並み
についてお話をいただきました。

三度の飯より建築が好きだ!
ということが伝わってくる
たいへん面白い講義でした。

そして、
各国各町の町並みの写真を見て、
美しい町並みとは何か
ということを、
考えさせられる講義でした。

日本の町の
混沌とした風景は、
それはそれで
日本らしくていいと思うのですが、

それにしても、
おもちゃ箱をひっくり返して
散らかりっ放しといった感じの
町並みです。

それぞれの土地、
それぞれの建主、
それぞれのおカネの状況が
産み出した結果なのでしょうが、

全体の美しさを
考慮したうえで
個別の建築を考える
という視点が
もっと根付いてほしい
と思いました。

そのためには、
建築文化の種蒔きを
地道に行っていくことが
必要だと考えています。

その一つが
この木の建築塾。

今年は
国際森林年と建築という
少しカタいテーマですが、
いずれの講師も
たいへんお話の面白い方々です。

1回限りでもかまいません、
ぜひお気軽にお越しください。