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2005年10月27日

垂涎


来週の泥壁ワークショップの準備のため、山梨を訪問。
車を降りた瞬間、寒い。
気温10℃前後。東京と約10℃違う。
冬の到来が近づいていることを感じる。

さて目的を果たすため、泥壁作りに必要な資材、材料について現地で打ち合わせ。
そこで現地で稲藁を発見。
自分にとって今や大げさでなく‘お宝’にみえる。
以前も書いたが、予想以上に稲藁は入手困難。
なぜならば、農家の方々も稲藁を田畑に敷きこんだり家畜の飼料にしたりと、余すことなく使うことが多いからだ。

農家の方々は、資源の循環を当たり前のように行っている。
その中にそう易々と入り込んで大量に分けてもらうことは難しいし、それに無理を強いることになるかもしれない。
やはり時間をかけて、無理なくその循環のしくみの仲間に入ることが必要だ。
そうしたことも踏まえて自分の「数」の計画も決まってくる。
やはり一つ一つ大事に、という結論になる。

※ワークショップの概要は以下のとおりです。
http://www.npo-egao.net/b/information/20051015/info_0420051015.html