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2012年1月29日

巡り巡る装置

カテゴリー: 今日のできごと

これから家づくりを考えているご家族に、
昨日二つの家をご案内したのですが、
いずれの家も薪ストーブのある家だったので、

お礼に現場の端材をお持ちしたところ、
たいへん喜んでいただきました。

端材が「お礼」になり、

以前の建主さんと
引き続き縁を作ってくれるとは、
おもしろいものです。

こちらも「ゴミ」がたまらないので、
たいへん助かります。

もっとも木は、
どんな小さな端材も資源になるとすれば、
「ゴミ」なんて呼んだら
たいへん失礼ですが。

そういえば、
先日古民家を解体する際に
土壁の土を落としましたが、
これも再び使おうと思えば
使えます。

木と火と土。

金と水を合わせれば、
木火土金水ですね。

これらを活かした
伝統的な工法による家は、

化学式のうえでも、
人と人との関係も、

時を越えて、
巡り巡るのです。