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2008年4月18日

雨の日なので雨の道の話

カテゴリー: 今日のできごと


今日も雨でした。
最近、雨が多いですね。

雨といえばつい先日、
横浜市栄区の富士山公園にある古民家を
ちらりと立ち寄る機会があったのですが、

そこで竹でできた
軒樋を見つけました。

現代の家の大半が採用している
プラスティック製の雨樋に比べたら、
とてもいい感じですね。

富士山公園の中には、
よく手の入った竹林がありましたから、
おそらくそこで材を手に入れて、
作ったものなのでしょう。

一方で現代の家を見てみると、
雨の通り道のデザインが
費用的にも意識的にも、
軽んじられている傾向にありますが、

意外に目に付くものですから、
こうして竹を使うとまではいかないまでも、
素材も含めてしっかりと、
デザインしていきたいですね。

それと、古い建物を
「雨の道はどうなっているのかなあ」
という目で見てみるのも、
なかなか面白いです。

屋根が長くせり出している
お寺のお堂などを見ると、
けっこう大胆なこと、
やっていたりします。

ぜひ一度、そうした視点で、
古い建物を眺めてみてください。