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2010年3月3日

現場が賑やかに

カテゴリー: 鎌倉か邸


先週まで大工が加工のため、
地元に戻っていて、
現場は静まりかえっていたのですが、

今日は加工された材を
仕上げるため、
建主さんのお友だちや
きらくなたてものやの所員、
はたまた板金屋が
ボランティアで駆けつけてくれ、
その結果大工を含めて
最大11名が現場に集まり、
活気に溢れた現場となりました。

作業内容は、
サッシの外部側に取り付ける
木枠の柿渋塗りと、

外壁の出隅、入隅材の
焼杉加工。

細々とした材は、
かえって手間がかかるもので、
仕上げるべき材の量を見たときは、
これはもしかしたら
数日かかるかもしれない、
と思いましたが、
この人海戦術で、
全て一日で
終わらせることができました!

今週晴れる日が
今日しかないようなので、
実にすばらしい!

皆さん、
ありがとうございました。

2010年3月2日

壁づくりの理想

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


鎌倉ほ邸は
竣工からほぼ一年、

壁はずっと
中塗りのままだったのですが、
仕上げに漆喰を
塗ることになりました。

こうした中塗りの状態で
しばらく置くと、
木や土がなじむので、

仕上げた壁に生じがちな、
ヒビ割れやチリ際の隙が
生じる可能性は低くなります。

家具を移動したり、
取り付けた設備機器を
いったん外さなければならないという
手間が余計にかかりますが、
壁のほうから見れば、
理想的な方法といえますね。

昔昔の家づくりの場合は、
家づくりにかける時間の考え方が
現代と違いますので、

またそうそう家の中に
モノも多くなかったわけですし、

いい家づくりのために、
こうしてしばらく置いて
仕上げにかかるという方法は、
珍しくはなかったようです。

漆喰を塗る前は、
中塗土の緑色っぽい感じも
これはこれでいいなと思いましたが、
仕上がった状態を見てみると、
壁が白くなって
家全体が見違えるように明るくなり、
さすが「漆喰」と思いました。

2010年3月1日

早三月

カテゴリー: 八王子や邸


今日から3月。

寒い寒い昨日から一転、
今日はあたたかくなるという
予報のような気がしましたが、
実際は寒かったですね。

薄着で出歩いて
失敗しました。

さて今日の午後は、
八王子や邸の現場へ。

下小屋で
造作材の下ごしらえが上がり、
大工の‘な’さんが
柿渋を塗っていました。

‘な’さんは、
他の手伝いでケガをしたと
お聞きして心配だったのですが、
ケガしたところ以外は
元気そうで何よりでした。

また今日は、
久しぶりに電車とバスで
ここへ行きました。

他人が運転する乗り物は、
時間はかかりますが、
寝ることができるのと
本が読めるので、
やはり楽ですね。

月日の速度が早い分、
たまには電車で
ゆっくり来ますか。