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2012年3月9日

十五の春

カテゴリー: 今日のできごと

早いもので、
ムスメは今日中学校の卒業式。

小中一貫のような学校のため、
ムスメだけではなく、
ランドセルしょっている頃から
知っている子どもたちも
義務教育が終わり、
大人への階段を一歩昇ることに、
感慨深いものがありました。

そして、
自分も26年前の中学校の卒業式のことを
よく覚えています。

自分がよく覚えている頃に
ムスメの年齢が追いついたんだなあ。

15年前の夏の日、
初めて父になったことを
まだ鮮明に覚えているというのに。

節目の日は、
流れゆく時の早さに
せつなさを覚えるとともに、

一日一日を大切に生きようと
改めて思い直す日でもあります。

廃看板を再活用

カテゴリー: 今日のできごと

以前建築現場に立てていた
「お知らせ看板」を利用して、

自宅の前に、
「柞の森音楽祭」のポスターを
貼りました。

藁縄で括りつけているだけなので、
建物を傷めず取り外し可能。

廃材は、看板も含めて
何があるか分からないので、
取っておくもんです(笑)。

ただし家の狭い敷地の中に
置いておかなければならないので、
たまればたまるほど
家族の目がキビシイ。

あー、倉庫がほしい!

2012年3月8日

土の色を選ぶ

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

今日現場で建主さんと
壁に塗る土の色を選びました。

たいへん悩まれた末、
結論は持ち越し。

ええ、分かります。
どれもいいですよね。

私も季節や気分によって、
これらを毎月模様替え
したいくらいです(笑)

しかも同じ土の色でも、
藁苆や塗り方で表情を
変えることができるので、
さらに悩ましい。

漆喰、あるいは荒壁土で止めてしまうという
選択肢もありますからね。

左官仕上げの原料は数少ないのに、
そこから生まれる世界は
無限に広がります。

1階床貼り進行中@茅ヶ崎は邸

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

1階の床板貼りが進行中。

貼っている板は、
柔らかな表情の
サワラの板です。

この家は居間の真上に
吹抜けがあるので、

上から作業の様子が
よく分かります。

土壁第二工程、ほぼ終わる

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸では、
荒壁土塗り、
裏返し塗りの次の工程、
貫伏せ、斑直しが
ほぼ終わりました。

この作業の直後、
その裏に竹小舞の跡が
浮き出てくるのが面白いです。

土間打ち施工中

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸は、
昔の民家のように、
玄関かつ厨房の
土間があります。

今日は建前に先立ち、
土間を打ちました。

しかしながら、
土曜日に予定していた建前は、
雨が予想されるため、
日曜日に延期することにしました。

最近何だか雨が多いので、
予定のやりくりに一苦労です。

2012年3月7日

薪ストーブと落花生

カテゴリー: 横浜栄こ邸

本日訪れた横浜こ邸にて。

建主さん自家製の落花生が
薪ストーブの天板に。

するとカラッと炒れて、
カラッと剥けて、
これが実にうまい!のであります。

最近訪れるたび、
振舞っていただくのですが、
これが密かに
楽しみだったりします(笑)。

土台敷き

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸では、
週末の建前に向けて、
今日土台敷き。

柿渋を塗って
赤味を帯びたヒノキが
1寸厚の板を介して
基礎の上に敷かれていきます。

だけど週末のお天気、
大丈夫かなあ。

雨が心配になるということは、
春が近い証でもあります。

2012年3月6日

貫で切り取られた風景

カテゴリー: 今日のできごと

所用で藤野の家へ。

東面の太い柱の両脇に、
それぞれ縦長の窓があるのですが、
その手前に構造体としての貫が
3本入っています。

その窓から向こうに
里山が見えるのですが、

風景が貫で切り取られ、
何枚かの写真を
貼り合わせたようにみえます。

素直に見えるはずの風景が、
こうして何枚かに切り取られると、

かえって外の景色に興味が湧いて、
窓に近づき、外を眺めてしまいます。

2012年3月5日

寒い中じっくりじっくり

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

3月に入っても、
相変わらず冷蔵庫の中にいるような
冷たい空気の日が続きます。

そんな中、
2週間前に建主さんたちが
こしらえた土壁は、

じっくりじっくりと
乾きつつあります。

凍てつかないように
解体の際に出た断熱材で
外を包んでいるので、

余計にじっくりじっくり、です。