ブログ
2011年4月14日

葉山と邸建前1日目

カテゴリー: 葉山と邸

汗ばむほどの
春の葉山の空の下、

大工5人と電気屋1人、
きらくなたてものや3人が集まり、

建主さんが見守る中で、
建前が始まりました。

刻んだ大工も
そうだと思いますが、
設計者としても、

線が一気に空間となる
建前のときが
最もドキドキ、ワクワク
するときかもしれません。

おやつの時間、
ここから徒歩3分、
6年前の建主さんの
ピスカリアのシェフが
美味しいトマトを土産に、
激励に駆けつけてくれました。

こうして近所に
「仲間」がいるのは、
心強いですね。

さあ明日も建前作業、
明日棟が上がる予定です。

2011年4月11日

葉山と邸110411

カテゴリー: 葉山と邸

葉山芸術祭のパンフを
受け取りに行ったついでに、
現場に足を運びました。

先週中に土台が敷かれ、
明日材木が搬入、
そして明後日は、
先行足場架設。

いよいよ今週、
木金と建前です。

2011年4月9日

葉山と邸カキシブ隊(第5回)

カテゴリー: 葉山と邸

小雨のぱらつく日でしたが、
飯能でカキシブ隊決行。

作業場所には、
大屋根が架かっていますし、
何といっても、
来週は建前を
予定していますからね。

何としても今日、
全てを終わらせなければ
いけません。

さて今日のカキシブ隊は、
建主さん2名、
藤沢から遠路はるばる
学生のHくん、
きらくなたてものやから3名、
合計6名、

今日は柱を90本近く
塗りました。

また今日は柿渋以外に、
上棟後にすぐ取り付ける
屋根絡みの造作材も
塗りました。

ただしこちらは、
古代色の柿渋コート。

柿渋と違い、
一発で色が付くので、
塗りやすいですね。

さああとは
来週初めに、
柿渋を介して
愛情を刷り込んだ
材木を現場に搬入、

そしていよいよ、
木、金と建前です。

週間天気予報では、
しばらくお天気が
よさそうなので、
よかった!です。

2011年4月8日

葉山と邸110408

カテゴリー: 葉山と邸

土台が現場に搬入され、
大工の手によって、
土台敷きが始まりました。

柿渋を塗って
仄かに赤い桧の土台に
同じく桧のネコ土台を打ち付け、
(ネコ土台=パッキン)
アンカーボルト等を通す
穴を開けつつ、
基礎の上に据えていきます。

ここのところ、
基礎工事、
土間打ち、
外部配管工事、と、
現場を巡る動きが
慌ただしいですが、

来週いよいよ上棟ですからね。
ワクワク。

上棟すると、
しばらく大工が常駐するので、
一緒に改めて近隣挨拶へ。

今の一般的な家よりも
長い間ご迷惑をおかけしますが、
何卒よろしくお願いします。

2011年4月2日

葉山と邸カキシブ隊(第4回)

カテゴリー: 葉山と邸

今日は久しぶりに、
あたたかいお天気。

そんな絶好の日和のもと、
飯能でカキシブ隊。

日なたで作業していると、
汗ばむほどでした。

今日の参加者は、
建主さん2名、
いつもありがとうございます、
日野の‘い’さん、
きらくなたてものや3名、
といつもの顔ぶれ。

この顔ぶれだったら、
構造材柿渋塗装一式、
承ることができます。

木を見せて家を造る方、
色付けだけではなく、
防腐、防水、防カビ、防汚―
様々な効果があります、
どうぞお気軽に、
ご相談ください(笑)

半分冗談はさておき、
(半分本気?)
建前の日が決まり、
来週で作業を終える必要があるので、
今日は皆さんに頑張っていただき、
梁、火打梁、小屋束、柱と、
たくさん塗ることができました。

さあ、泣いても笑っても、
来週9日が、葉山と邸最後のカキシブ隊、
その翌週は、上棟です。

カキシブ隊をしていると、
大工ではない自分たちも、
何だか気分が高まってきます。

今日はいいお天気!
そのかわり花粉も、
ぶんぶん飛んでいましたが…

お陽さまに照らされ、
木も気持ちよさそうです。

こうして陽に当たると、
色づきも早いです。

今日お目見えした、
様々な継手・仕口。

勉強になります。

今日塗った小物たち。
主に小屋束です。

これが意外に大変…。

2011年3月25日

葉山と邸110325

カテゴリー: 葉山と邸


3月11日、
あの大地震の日から
基礎工事が始まったのですが、

幸いその後、
とくに大きな影響も受けず、
概ね順調に進んでいます。

今日は立ち上がり部の
配筋とアンカーボルトの確認のため、
現場へ行きました。

良好良好。
明日コンクリートを
打つ予定です。

ところで
今回の基礎工事は、
鎌倉か邸の建主の
友人でもある増田土建さん。

束石の作り方が面白くて、
既製の束石を据えるのではなく、
自分で作ってしまいます。

確かに、
真四角とは限らない
既製の束石を使うよりは、
精度がいいかもしれません。

2011年3月21日

葉山と邸カキシブ隊(第3回)

カテゴリー: 葉山と邸

今日は雨。

しかし飯能の作業場は、
大屋根が架かっているので、
予定どおりカキシブ隊は、
業務遂行です。

雨だと塗った後の乾きが遅く、
また柿渋を塗ったかどうかの
区別がつきづらいので、
少し作業効率は落ちますが、

3時のおやつの頃までには、
梁の一部と土台、
予定していたとおりの量を
塗ることができました。

というのも、
今日の参加者は建主さん2名、
日野の‘い’さん、
きらくなたてものやから3名、
合計6名、
もうお馴染みの
顔ぶれですからね。

とはいえ
新たな方のご参加も
もちろん大歓迎、
次回以降、
たくさんの方々のご参加を
お待ちしています!

ところで
地震後初めてのカキシブ隊、
作業中のもっぱらの話題は、
やっぱり地震のこと。

こうして話を持ち寄って、
不安を支援や備えの気持ちに
切り替えていきたいと思います。

2011年3月11日

葉山と邸110311

カテゴリー: 葉山と邸


朝葉山の現場へ。

今日は遣方。

建物の配置と高さの情報を
敷地に正確に
書き込む作業です。

作業は順調に進み、
午前中にはほぼ完了。

早春の柔らかな陽射しのもと、
眠気を堪えながら、
鎌倉の自宅へと戻りました。

今日は何だか、
花粉の影響で、
朝から身体全体が重い。

そして午後2時46分―

2011年3月6日

葉山と邸カキシブ隊(第2回)

カテゴリー: 葉山と邸

今日は啓蟄。

確かに生き物たちが
目覚めたくなるほどあたたかく、
清々しいお天気。

そんな空の下で、
第2回葉山と邸のカキシブ隊でした。

参加者は、
建主さんご夫妻、
日野から‘い’さん、
きらくなたてものやから3名、
合計6名で作業。

せいの大きな梁を中心に
塗りましたが、

既に柿渋塗りに関しては
熟練工(笑)と化した私たちは、
午後のおやつの頃には、
全て塗り終わることができました。

木材がよく乾燥していたので、
運びやすかったということも
一因ですね。

今日塗った梁の中には、
この家の象徴の一つである
マツやクリの
太鼓梁も含まれていましたが、

そこはやはり、
建主さん自ら
塗っていただきました。

形が特徴的なだけに、
今日塗った記憶がいつまでも、
感触として残っていて
くれることでしょう。

2011年2月20日

葉山と邸カキシブ隊(第1回)

カテゴリー: 葉山と邸

ついにカキシブ隊の季節到来!

別にこの時期だから、
というわけではないのですが(笑)、

これから夏にかけて4棟分、
毎週のようにカキシブ隊が
結成されます。

ご興味のある皆様、
カキシブ隊へぜひようこそ。

さてカキシブ隊の
トップバッターは、
葉山と邸。

現場は葉山ですが、
大工が飯能で刻んでいるため、
カキシブ隊も飯能で作業です。

今日の隊員は、
建主さん2名、
都合がつけば
いつも参加してくださる
日野の‘い’さん、
藤沢から首都圏を縦断し、
ご家族3名でいらっしゃった‘ひ’さん、
そしてきらくなたてものやから2名、
合計8名での
にぎやかな作業となりました。

そのにぎやかさに
花を添えてくれたのが、
‘ひ’さんの6才になる男の子。

大工の下小屋という場所が
「オトコノコ心」をくすぐるのか、
朝から夕方まで、
木のくずで何かを作ったり、
「バーベキュー場」を用意してくれたり、
大工の仕事を覗き込んだり、
飽きることなくずーっと
楽しそうに遊んでいました。

あまりに楽しそうなので、
作業している私たちも、
何だか楽しい気持ちで
仕事することができました。

それだけでも彼は、
大きな「仕事」を
してくれましたね。

ぜひまた、
来てください!

今日は主に
小屋梁を塗りました。

そのへんに落ちているもので作った、
飛行機、のような乗り物。

作者曰く、飛行機とは、
「違う」ようです(笑)。

身近な場所で「収穫」して
用意してくれた
バーベキュー会場。

肉や魚や各種野菜、
ハマグリもあります。

火を囲んで、
お茶の時間。

この時間があるから、
カキシブ隊は、楽しい!