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2008年5月22日

地盤改良始まる

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


土地の古い人によると、
ここは元々屋敷の池だったらしく、
また盛り土もしたので、
浅層地盤改良を行うことに。

昨日から明日まで
その工事です。

2008年5月19日

盛土完了

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


この敷地は、
道路よりも70cmほど低い敷地だったので、
道路と同じくらいの高さまで
盛土することにしました。

70cm高くなっただけで、
見える世界がだいぶ変わりました。

高さの設定って大事だなあと、
改めて感じた次第。

来週から地盤改良です。

2008年5月16日

軸組模型

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


大工の藤間さんが作った
鎌倉ほ邸の軸組模型。

こう見ると改めて、
シンプルな家です。

なお藤間さんと私との仕事の場合、
意匠模型は私のほうで作り、
軸組模型は藤間さんが作ります。

大工が軸組模型を作ると、
上棟作業の想定が
しやすくなるからです。

2008年5月15日

こちらも佳境

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


大工の藤間さんのところへ。
着々と鎌倉ほ邸の刻み作業が進んでいます。

打ち合わせの結果、
7/12(土)に上棟予定となりました。

2008年5月8日

土兄弟

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


現在の現場の様子。

ここは敷地が道路より約70cm低いので、
土を盛ることにしているのですが、
今持ち込んでいる土は、
現在基礎工事中の
「藤沢む邸」から出てきた土です。

もちろんこれだけでは足らないので、
土を足すことになりますが、
それでもやはり、お互いに助かります。

というわけで、
ここ「鎌倉ほ邸」と「藤沢む邸」は、
いわば土兄弟、

土だけではなく、
近い場所でほぼ同時進行で現場が進み、
しかも大工以外は入る職人が同じなので、
それ以外でも今後、
お互い融通し合う場面がありそうです。

2008年4月17日

建具で使う木を見立てる

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


いつも木建具をお願いしている
杢正の新井さんと、
神奈川県産材を商う吉岡木材さんを訪れ、
外部の建具に使う木を見立てました。

今回この家は桧普請。
建具も基本的に桧です。

外部で使う建具については、
納める硝子や防犯のこともあるので、
厚さ4cmで設計しているのですが、
しかし建具屋と取引のある材木屋は、
その厚さに対応できる桧の取り扱いが、
たいへん少ないようなので、
今回は吉岡木材さんで、
見立てることにしました。

建具で使う木は、
できるだけ反ったり
曲がったりしないように、
木の‘トロ’のような部分を使います。
特殊な材といえますので、
通常建具屋さんは、
建具専門の材木屋の木を使うのですが、
普通建具で使う木は厚さ3cm、
しかも桧の4厚さcm以上の木となると、
なかなか在庫がなく、
あったとしても、お値段がたいへん
高いものになってしまっています。

そんなわけで、
いつも構造材などをお願いしている
吉岡木材さんにて
探すことにした次第です。

建具ができるのは、
秋深まった頃。
どんなふうになるのか、
楽しみです。

2008年4月5日

ワラ現場へ

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


昨日土を現場に運び込み、
今日はワラが現場へ。

今日から
左官屋湯田さんの手で、
荒壁用の土作りです。

2008年4月4日

まずはヘイ

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


工事に先立ち、ここ3日、
敷地北側の万代塀を撤去したうえ、
仮設の塀を建てるという
作業を行いました。

この作業の前に、
いろいろお隣の方々と
協議が必要でしたが、
かえってお近づきになれたようで、
よかったです。

既存の万代塀の様子。

撤去した後は、
仮設塀を設置。

吉岡木材さんから、
3mの間伐材を納めてもらい、
それを一定間隔に掘っ立て、
そこに仮設用のメッシュシートを貼って完成。

間伐材利用の
一つの方法ですね。

これらの一連の作業は、
植木屋のTさんたちにお願いしました。

重い丸太を抱えるTさん、
とても楽しそう、です。

2008年3月27日

木も化粧

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


この家の構造材は、
全てヒノキ。

ヒノキの白さを
引き立たせるため、
刻んだ木材に
砥の粉でお化粧。

ヒノキ自体、
白色の強い木ですが、
不自然でない、
より品のある白さとなります。

2008年3月25日

香と光

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


今朝所用で
藤野に行ったので、
その帰り道、
厚木の吉岡木材に
足を運びました。

するとちょうど、
鎌倉ほ邸の
2階の床梁で使うヒノキを
製材中でした。

あたりには、
あのヒノキの香りが立ち込め、
さながら森林浴気分でした。

ところで今日は、
晴れたり降ったり鳴ったりと、
面白い天気。

吉岡木材さんに立ち寄った頃、
天気の変わり目だったようで、
雲海の合間から射す光線を
見ることができました。

この光線を見ると、
なんだかいつも
この先いいことがありそうな
気になります。