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2006年7月20日

また、会う日まで

カテゴリー: 今日のできごと

今夜はK田一家と家族とで横浜の江田にあるプランツに行き、その中にあるレストラン「COA」で夜ごはんをいただいてきました。

実は、「COA」は今日がこの場所でこの世に存在する最後の日なのです。

今日の昼、急にそのことを思い出し、ちょうどプランツに行かなければならない用事があったので、予約をして行くことにしました。

「COA」だけではなく、プランツ自身も移転のため7/25でこの場所から姿を消してしまうのですが、あいにくその日までに足を運べる日がなさそうなので、私にとって今日がプランツとお別れの日でした。

プランツとは、衣・食・住・遊・学といった総合的な生活の分野で商品を提案する商店の集積体で、自然栽培による農業を推し進める青果商ナチュラルハーモニーが主宰しています。

私がこの場所に関わるようになってまだ日は浅いですが、ここでは様々なできごとがありました。

多くの貴重な出会いをいただきました。

そして私自身、この場所から様々なことを学び、人生観や生活様式を見直す大きな契機となる場所でした。

建築設計者として、空間だけではなく、暮らし全体を提案していきたいと思うその心は、この場所が原点であり、この場所が目標とするべきところの一つでした。

思い出がつまり、このやさしく包み込むような空間がなくなってしまうのはたいへんさみしい限りですが、またどこかの場所で再び会える予定ですので、その日を楽しみにしたいと思います。

2006年7月17日

Nさん、木に愛を注ぐ(11回目) 今日はきらくな‘OB会’

カテゴリー: 横浜な邸

昨日に引き続き、Nさん今日も柿渋塗り作業。
今日は、柱を47本と小屋束を塗りました。

今日は材がたくさんあったので、K邸のKさんご夫妻、今日で2回目のI川さん親子、それと今日で5回目の参加のS藤さんと、たくさんの人が応援に駆けつけてくれました。
これから建てるNさんはもちろんのこと、K邸のKさんも参加し、またI川さんの家は私が改装をお手伝いした家なので、私にとって‘OB会’のような日でした。
これまで家づくりのお手伝いをさせていただいた方々がまたこういう形で集まって来てくださることを、とてもありがたく、うれしく思います。

2006年7月16日

Nさん、木に愛を注ぐ(10回目)重かった!

カテゴリー: 横浜な邸


梅雨らしいといえば梅雨らしい空の下、本日10回目の柿渋塗りの作業。
今日は7寸角と4寸角の通し柱と、7寸角の柱を塗りました。

今日は重かった!
F村くんに来てもらってよかった!

柿渋塗りも、あと残すところ柱と束。
大詰めです。

2006年7月15日

真夏の空の下

カテゴリー: えこびれっじ


まだ梅雨が明けていないというのに真夏のような空の下、吉岡木材さんにて焼杉作業実施。
いやー、ほんとうに暑かった!
ℓ単位で汗をかきました。
まるで地獄の特訓を決行している夏合宿のような汗のかき方です。
そういえば、当時はこの陽気の下で何キロも全速力を走っていたのだから、自分が信じられません。

もうすっかり夏です。
落ち着いたら、山行きたい!、海行きたい!、川行きたい!ですね。

2006年7月14日

帰ってきた

カテゴリー: 今日のできごと


今日、大学時代からの友人、K田が4年ぶりに上海から鎌倉に帰ってきました。
子どもたちも見ない間に大きくなって、我が家の周辺は賑やかな日々になりそうです。

2006年7月9日

恵みの雨?

カテゴリー: 今日のできごと


今日は山梨で小屋作りの初日のはずでしたが、雨のため中止。
私自身、とても楽しみにしていたので残念ですが、しかし思いがけず、久しぶりの家でゆっくりとした日曜日で、おかげで図面作業が捗りました。

ここのところ肉体労働が続き、身体が少し疲労気味だったので、「恵みの雨」だったといえるかもしれません。

昼は、これもまた久しぶりに家族揃って葉山のピスカリアに。
そして今回、初めて父と母を招待しました。

食事後は小雨のぱらつく森戸海岸へ。
子どもたちは、天気に関係なく、久しぶりの海に大喜びでした。
防波堤の先に立ち、波が押し寄せるたび、大声を上げてバンザイしたり、のぞき込んだり。
波と会話しているようでした。

夕方は、近所のスーパー銭湯へ。
これもまた私にとって久しぶりのことです。
そこで1時間ばかしゆっくりとしてきました。

雨よありがとう。

2006年7月8日

部活のようだ

カテゴリー: えこびれっじ

土曜日恒例の焼杉作業
今日は、少し動くだけで汗が吹き出るほど、蒸し暑いお天気でした。
ましてや、バーナーを4台稼動してるのですから、余計汗だくになりました。

こうしてみんなで汗をかいていると、学生の頃の部活を思い出します。

そして、今の足腰の疲労感は、まさに「ブカツ」をやっていた頃のようです。

「ブカツ」。思い出深い響きだなあ〜。

2006年7月7日

振り出しに戻る

カテゴリー: 今日のできごと

今日は午前中、子どもの学校行事に顔を出した後、仕事部屋(というほど明確に仕切られた部屋ではありませんが)にこもって図面作業。
順調順調、と思っていたら、つい先ほどパソコンの画面が動かなくなってしまいました。
復旧を試みましたが、どうやら今日の作業は振り出しに戻ってしまったようです。

久しぶりだ!この虚無感。脱力感。

直前に試し刷りしてたのが何よりです。

そして、今の私たちの生活は、相当電気に依存しているのだなあ、ということに改めて気づかされました。

さてと、気を取り直して、記憶を辿るとします。

2006年7月5日

雨の日は

カテゴリー: 今日のできごと

走り続ける日々を立ち止まり、振り返ってこれまでの行いを点検するにはちょうどいい。
仕事が捗ります。

2006年7月3日

夏だ海だ月だ

カテゴリー: 今日のできごと

昨日はNさんの柿渋塗りの後、S藤さん、T眞くん、F村くんと、葉山にあるピスカリアに行こうということになりました。
ピスカリアは、5月までに毎週のように足を運んでいましたが、実に久しぶりです。心なしか木の色合いも少し落ち着いてきたようです。

食事の時間まで少し時間があったので、徒歩1分、森戸海岸まで足を伸ばしました。
人影の少ない、しかし夏の到来を感じさせる海は実に気持ちよく、4人何をするというわけでもなく、波打ち際で足を止め、しばらく佇んでいました。
先ほどの雨がちの天気が信じられないほど、夕暮れの美しい海でした。

しばらくしてピスカリアに戻り、食事をいただきました。
(T眞くんは所用によりここで帰宅しました。)
久しぶりにシチリア料理を食べて思いましたが、酸味の多い、さっぱりしたこの料理は、もちろんいつ食べても美味しいのですが、とくにこの暑い夏の時期によく合います。
さらに、地中海に囲まれたシチリア島の料理は、魚料理が中心。
美味しい魚が採れる葉山の風土によく合います。
最初Iさんから「肉は置かない」と聞いたとき、お〜、なんと思い切ったことを、と思ったものですが、かえって理念が明確になってよいですね。

また、伝統的な構法で作った木と土の建物は、とくに夏気持ちがよい!、と改めて思いました。
蒸し暑さが残る夕暮れ時に訪れたとき、お客さんがいない時間ということもあってエアコンを入れていないようでしたが、それでも建物の中では自然で清涼な空気を感じました。
暑い葉山の夏、ピスカリアを訪れた皆さんには、シチリア料理とともに、ぜひこの空気感も味わっていただければ、と思います。

ピスカリアで食事をした後、一色海岸に足を伸ばして、Blue Moonに行きました。
竹でできたこの海の家は、海風と夜闇に響く波の音が実に気持ちよく、そして海の上では、家の名前のとおり、朧に光る月が夏の夜空を照らしていました。
店の中では、家族やいろいろな仲間たちが、テーブルごとに賑やかに楽しそうに、ひとときを過ごしていました。
家族で犬の散歩がてら、そこで暫く休息している、なんて人たちも見かけました。
確かに全体的に賑やかなんだけど、街なかの喧騒とは明らかに異質の、何というかそのまま眠りに落ちてもよさそうな、ゆらりとした心地よい音なんだなあ。

というわけで、葉山に居ると、今日の海といい、ピスカリアといい、Blue Moonといい、時計なんて要らないワイ、と思います。
腹と眠気と空の色が、時計代わりです。
というよりも、これが本来の人間が生きるリズムなんだろうな。