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2012年2月16日

土壁の下ごしらえ

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家の改修現場にて。

壁をやり直すにあたり、
せっかくなので一部の壁を
土壁とすることにしました。

仕上げは、
荒壁土を一発塗り。

物を保管する場所なので、
調湿してくれる素材がいいであろう
ということもありますが、

単純に建主さんと、
土壁作りを楽しみたかった
ということもあります(笑)。

週末建主さんたちが
作業するにあたり、

今日現場で職人たちと
打ち合わせがてら、

間渡し竹を仕込みました。

これが準備できていれば、
おおぜいでワッと
作業できますからね。

週末楽しみ〜♪

十和田石の腰壁完成

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の浴室の、
十和田石貼りによる腰壁が
完成しました。

十和田石は、
石の中でも柔らかく温かみのある素材で
温泉などでよく見かけます。

また緑がかっていますので、
目の保養にもなりますね。

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2012年2月15日

トントン葺きを見せてまう

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉の古民家改修の仕事、
鎌倉や邸にて。

天井の一部を剥がすと、
トントン葺きが露わに。

スギなどの薄い板を
トントンと何枚も打ち付けるから
トントン葺。

昔の防水層ですが、
これがなかなか
機能上優秀なのです。

自分はこういう「ありのままの姿」が
好きということもあり、

建主さんと相談して、
天井貼らんと見せることにしました。

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2012年2月14日

二宮し邸の軸組模型

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸の軸組模型が
完成しました。

この家は低予算で
木組みと土壁の家を実現するため、

原則として1間ごとに柱が立ち、
それに伴ってたいへん合理的な
木組みとなっています。

使う木の体積も、
いつもの7〜8割といった
ところでしょうか。

ところで木組みと土壁の家は、
構造かつ意匠のため、
軸組模型を接写すると、
実際の空間に近い写真を
撮ることができます。

そのように
イメージを掴みやすいため、
私たちは軸組模型を
必ず作ります。

ただし割りと大きいので、
だんだんと置場に
苦慮しつつありますが(笑)

2012年2月13日

浴室の石貼り進行中

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

鎌倉手広た邸では、
随所で仕上工事が
行われています。

浴室ではタイル職人が
所狭しと二人がかりで
十和田石を貼り付け中。

浴室は
床に水が流れるための勾配を
設けるので、
少しずつ石の形を調整しつつ、

ハンマーで微妙な不陸を調整しながら、

ちょっとずつちょっとずつ、
作業が進んでいます。

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いよいよ現場始動

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸は、
1月下旬には確認申請が下りていたのですが、
文化財保護法上の手続きに
時間を要してしまったため、

今日ようやく現場で遣り方、
敷地に建物の配置と高さを
正確に設定する作業です。

そして明日から基礎工事が始まり、
現場が動き始めます。

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竹を運んで29万km突破

カテゴリー: 今日のできごと

ボロボ(と彼のことを周りはそう呼びます)で
竹小舞用の竹を搬送。

本日走行距離29万km突破。
30万kmが見えてきました。

これまでも竹だけではなく、
藁や木材や瓦や泥など、
家づくりに使う様々な資材を
運んでもらいましたが、

ボルボは本当に丈夫で、
よく働いてくれます。

ちなみに竹を括りつけているのは、
畳の縁の再利用品。

使い勝手がよくて丈夫なので、
重宝しています。

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2012年2月11日

大家族的なカキシブ隊

カテゴリー: 二宮し邸

この時期らしい
澄み渡る空の下、

今日は二宮し邸の
カキシブ隊でした。

今日の参加者は、
建主さんご一家3名、
建主さんのご両親とお姉さん、
鎌倉か邸の‘か’さん、
手広た邸の‘た’さん親子、
横浜こ邸の‘こ’さん、
きらくなたてものやから2名、
合計12名の大所帯でした。

属性をご覧になって
お気づきかと思いますが、
今日は建主さんのご家族と、
建主さんのOBがたくさん集まり、

建主さん同士も、
こうした共同作業や新年会などで
たまに顔を合わせているので、

気心知れた大家族が
一堂に会して作業している感じでした。

また建主さんOBたちは、
お手伝いしたいという気持ちとともに、
純粋に自分が建てた時の
楽しかった思い出を振り返りに
来てくださっている様子で、
それがとてもうれしかったです。

様子が分かっているので、
こちらがあれこれ細かい指示を出さなくても、
仕事が進んで楽(笑)、
ということもありますけどね。

それともう一つの目的は、
大工仕事の際に出る木っ端。

そう、薪ストーブを持っている方々が、
燃すものを求めに来てくださるのです。

薪ストーブ設置の効果が、
このようなところに出るとは、
思いもよりませんでした。

いずれにしても、
熟練塗装作業員が多々いてくださったおかげで、

土台、小屋梁、母屋、棟木、垂木と
全て塗りつくすことができました!

皆さん、ありがとうございました!

作業の様子

建主兄弟3人。

塗った垂木84本。
壮観です。

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2012年2月10日

鉄錆色の手摺受

カテゴリー: 今日のできごと

手広た邸の階段の手摺受は、
鉄錆色をした金物。

いつものごとく、
ブルーム柳楽さん作です。

もちろん既製品よりは、
少し高くつきますが、

手作りならではの
味わいがありますし、

できることならば、
こうした手仕事に
おカネが巡る世の中に
なってほしいと思います。

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