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2013年3月18日

第2回早春のカキシブ隊のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

今日はとても風が強いですね。
一気に冬を、吹き飛ばしているようです。

しかし、
そろそろサクラが咲くという
話を耳にしておりますが、

花に影響がないと
よいですね。

さて先週土曜日に、
「早春のカキシブ隊」を結成しましたが、

引き続き3/30に、
「第2回早春のカキシブ隊」を
結成いたします。

先ほどこの場でも書きましたが、
柿渋塗りは本当に木の勉強になるな、
と思います。

現代版「結」の
楽しさと力を感じつつ、

木一本一本の心を感じに、

どうぞカキシブ隊のご参加を
ご検討ください。

なおご参加いただける方は、
人数確認、および道具等の準備のため、
お手数ですが事前に以下の宛先まで
ご参加の旨のご連絡をお願いいたします。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■第2回早春のカキシブ隊

・日時…平成25年3月30日(土) 9:00〜日没まで
・場所…厚木市飯山 吉岡木材
・集合…9:00現地集合(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

【連絡事項】
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2012-13鎌倉エネルギーカフェ最終回のご案内

カテゴリー: エネルギーカフェ

昨年夏から始めた
5回シリーズの「鎌倉エネルギーカフェ」は、
3/23にて最終回を迎えます。

最終回は、前回に引き続き、
エネルギーを「起こす」話。

壮大なテーマですが、
このことに取り組めば取り組むほど、
まち単位で取り組むべきことが
多いことに気づかされます。

つまり「まちづくり」の
問題なのですね。

エネルギーを起こす
詳しい技術を学びつつ、
参加者のみんなで、
将来に残すべきまちの像を
語らおうと思いますので、

どうぞ色々な方に
お越しいただければ幸いです。

また、第8回鎌倉路地フェスタに
「鎌倉エネルギーカフェ」は
出展するのですが(4/27-29)、
その準備についても
皆さんと相談できればと思いますので、
よろしくお願いいたします!

第5回鎌倉エネルギーカフェ開催要領

■日時:平成25年3月23日(土) 17:30〜20:30
■会場:カジュアートスペース(鎌倉市二階堂57-1)
■会費:500円
■定員:20名(先着順)
■持物:筆記用具/マイカップ/(可能な方は)自慢の一品
■問い合わせ・申し込み
きらくなたてものや 日高
電話:080-5467-8701
E-mail:tamotsu.hidaka@kirakunat.com

カキシブ隊は木の勉強

カテゴリー: 鎌倉みや邸

先週土曜日は、
カキシブ隊を結成したのですが、

その時改めて感じたことは、

カキシブ隊は、
木の勉強になるということ。

大工が刻んだ材木に
一本残らず柿渋を塗るのですが、

持った時の感触、重さ、香り、
木目の表情、反りや曲がり、

一つ一つ違うことに
気づかされます。

そして、

木は木表側に反るとか、

赤身や黒芯の木は重いとか、

板目とか柾目とか、

教科書に書いているようなことを
肌で知ることができます。

眺めるだけではく、
材木に手を施すことによって、
感じられることがたくさんあります。

素材だけではなく、
大工の息づかいも。

建築を学ぶ学生さんなどには、
ちょうどよい機会かもしれません。

2013年3月17日

2013第1回大磯エネルギーカフェ開催

カテゴリー: エネルギーカフェ

日曜日の心地よい昼下がり、
大磯エピナールにて、
「大磯エネルギーカフェ」の船出を迎えました。

少人数ではありましたが、
とても中身の濃い話ができました。

最初はキチンと(笑)
「家の省エネについて考える」勉強会でしたが、

次第にまちづくりの話、
大磯の話、農の話、
医療の話、音楽の話…、
と話は尽きず、

午後3時に始まって、
午後6時に終わるはずが、
気がつけば午後8時。

エネルギーとは、
物理学としての意味だけではなく、

人の存在そのもの、

また人と人とがつながることも、
大きなエネルギーなのだということを感じた、
とてもアツい5時間でした。

同じテーマで
鎌倉エネルギーカフェでも
話し合いを行いましたが、
鎌倉とはまた違う話題の展開。

人と場所が違えば
違う世界が見えてくる!

ああ楽しかった!

記念すべき大磯エネルギーカフェ
第一回の参加メンバー。

話し合いの光景。

熱い話が重なり、
いつの間にか日が暮れ、
午後8時に。

2013年3月16日

早春のカキシブ隊(第1回)

カテゴリー: 鎌倉みや邸

本格的な春の訪れを思わせる
あたたかい陽気、

花粉症を除けば
たいへん心地よい空の下、

今年初のカキシブ隊を
結成しました。

参加者は、
建主さんご夫婦、
建主さんのお母さま、
建主さん奥さんのお父さま、

いつもご参加いただいて
本当に頭が上がらない
日野の‘い’さん、

木の建築を勉強中の
左官職人‘や’さん、

きらくなたてものやから3名、

合計9名による作業。

今日は、
垂木、土台、小屋梁を塗りました。

皆さんがガンバッタ
ということもありますが、

晴れていてよく乾くので、
気のせいかいつもよりも
作業効率がよかったような気がします。

この調子で次回は3/30!

また晴れるといいな。

2013年3月15日

基礎を補強

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

先週から始まった
基礎の補強も、
後半を迎えました。

床下を「裸」にしてみたら、
元々の布基礎が
パックリ割れていたり、

あるいは地覆の土台が
土に埋まっていたりで、

あまり芳しくないところが
出てきたので、

コンクリートの基礎で
改善することにしました。

普段だったら
青空の下で伸び伸びと
仕事する基礎屋ですが、

今回は壁に囲まれ、
屋根の下で、
周りに気を使いながらの作業。

しかし順調に仕事のほうは、
進んでいるようです。

なお、
この写真に映っている
基礎の上には、
‘太陽の木’が立つ予定です。

春風のおかげで

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸にて。

春になり、
あたたかい日が
続くようになったので、

左官屋の湯田さんたちが
荒壁土を塗り始めました。

すると数日で、
荒壁土が乾き始めています。

春のあたたかい風と、
カラッとした空気の
おかげです。

暑い夏などは、
湿気が高いためか、
かえってなかなか
乾かないのですが。

土が乾く速度を作用するのは、
どうやら風と湿度のようです。

しかし木や土は、
こうして季節に反応するから
面白いですね。

わくわくめいろ

カテゴリー: 鎌倉みや邸

今日ちょっと
鎌倉みや邸に立ち寄りました。

こうして改めて
基礎を見ると、

子どもの頃描いた
迷路のようです。

それもそのはず、
床下の点検が行き届くように、
人通口を設けているので、

そこを通れば、
布基礎をまたがなくても、
迷路のように基礎の隅々まで
行きわたることができます。

2階の床板貼り始まる

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

2階の床に
サワラの板を貼る作業が
始まりました。

剥がしたり、
取り除いたり、
が続いていた家で、

初めての、
‘仕上げ’の作業です。

元々の下地が
真っ平らというわけではないので、
くさびで高さ調整をして
下地を作り直したうえで、
板を貼っていきます。

2013年3月11日

走りながら愛注ぐ

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

現在床と壁と天井を剥がしながら、
作業を進めています。

初期の段階は、
割と状態のよい下地が
お目見えしたのですが、

後半になるにつれ、
傷んでいる箇所が
目立つようになりました。

そのたびに、
大工や基礎屋さんたちなどと
現場で打ち合わせして、
どのように対応するか検討。

状況に応じて、
応用力が求められます。

そんなわけで
現場が始まって以来、
7割の日数は
ここに来ているでしょうか。

まさに走りながら、
ものごとを決めていきます。

しかし古民家の改修では、
これはつきものの作業。

むしろ、
こうして現場との密度が
濃くなればなるほど、
愛着が沸いてきます。

少しでもこの建物が
長生きできますように。