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2007年5月19日

五月晴れの下、山仕事!

山梨県某所の山。

間伐された木が、
林道沿いに放置されていたので、
それを回収して、
使うことにしました。

地元の森林組合に勤めるHさんの案内のもと、
NPOえがおつなげての有志5人で山仕事。

天気が危ぶまれましたが、
そこは晴男の私。
朝は雨が降っていましたがまもなく上がり、
結果、とてもすがすがしい五月晴れのもと、
作業を行うことができました。

気持ちよかったー。

林道沿いに放置された間伐材。
補助金などによって間伐作業自体は行われるのですが、
搬出してもほとんどお金にならないので、
こうして山に放置されることが多いのです。

なお、このあたりの木は、
カラマツが大半で、
たまにアカマツを見受けます。

急斜面を、
木登りするようによじ登り、
木にロープを引っ掛け、
それを車で曳いて、
道路に落とします。

木登りしているのは私。
これがけっこう、楽しいのです。

道路に落とした木を、
チェーンソーで、
4mの長さに伐ります。

なお、チェーンソーを手にしているのは、
我らがNPOの代表、Sさん。
昔山仕事を本格的にしていたらしく、
手つきは手馴れたもの。
Sさんも久しぶりということもあり、
とても楽しそうに、作業してました。

4mに伐った材をトラックに載せ、
まちの製材所に運びます。

これらを挽いて、
デッキの材料にしたり、
工事現場の足場板などに使おうかと思います。

ところでトラックに載せる作業、
これがとても重労働。
間伐して約半年が経ち、
木が乾燥していたとはいえ、
とても重いのです。
ごつい木は、
みんなではあはあいいながら持ち上げ、
トラックに積みました。

そういえばここは標高1000m以上。
やはりまちに比べて空気が薄く、
最初少し身体を動かしただけでも、
はあはあと息切れする感じがありましたが、
しばらくすると、
楽しさに打ち消されたのか、
慣れてしまいました。

製材できない細い材は、
みずがきランドに搬入。

犬小屋を作ったり燃やしたり、
いろいろ使いみちを考えてみたいと思います。

・・・

ヤマやムラは
今元気がないというけれど、
ものは考えようで、タカラの宝庫。

こうしてムラとマチの人が
うまく結びつけば、
お互いに何かいいこと、
楽しいこと気持ちいいことが
起こるかもしれません。

ヤマの恵みを使う側の人間として、
これからもこうした橋渡しを
提案していきたいと思います。

皆さんも、
気持ちいいので、
今度ぜひ来てくださいね。