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2008年9月19日

きらくな風仕事場論

カテゴリー: 今日のできごと


私は今、自宅の一角を
仕事場として使っています。

幅10.5尺×奥行7尺、
約4畳分の広さ、

そこに、
パソコン4台、
(実質稼働3台)
製図台1台、
プリンタ1台、
コピー&プリンタ複合機1台、
電話兼ファックス、
法令集や建築関連の資料、
文房具類、
現在進行形の仕事の資料
等が置かれています。

確かに打ち合わせは居間で行ったり、
あるいは雑誌やカタログ類、
過去の仕事の資料、
資材や工具類等は、
別の場所に置いていますが、

その広さの中を3人で仕事しており、
先ほどのものを置いてさらに
1人当たり4÷3≒1.33畳ですから、
決して広いわけではありません。

それもそのはず、
元々この家を事務所として使うことは
想定していませんでしたので、
仕方ないといえば仕方ないことです。

私の家の広さを知る人に
「今、家で3人で仕事している」というと、
よく「どこで?}と聞かれるくらいです。

とはいえその広さで
仕事に支障を来しているかというと、
そうでもありません。

むしろ、
所員とのやり取りがしやすいですし、
必要なものが数歩以内で届きますので、
楽に思うくらいです(笑)

また経営的にも実質、
事務所分の賃料負担が
必要ないので助かります。
その分を稼ぐために
さらに仕事を取ってきて
お金を稼ぐというのも
あまり性に合いません。

ですのでよほど困らない限り、
当面はこの場所で
仕事をしていきたいと思っています。

もう一つ、
決して広くはない空間を
うまく使う、広く見せる、
という訓練にもなります。

それは、
建築設計者として、
空間構成を工夫するうえでの参考になる
という面もありますが、
それだけではありません。

使ったものは早めに片付ける、
使うものを吟味し、
使わないものは置かない(買わない)、

といった心がけが求められます。

突き詰めれば私は、
そうした取り組みは、
今すぐできる
環境活動の一つなのではないかと
思っています。