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2010年4月30日

外観を望む

カテゴリー: 鎌倉か邸

外壁の仕上げは、
焼杉の煤を油で塗り固めた板張り。

建主さんを始め、
有志の方々で手作りした板です。

「手作り」に甘んじることなく、
いや、今を生きる人たちが
丹精込めて手をかけたからこそ、
伝統を踏襲し、
野趣に溢れつつも、
現代を感じさせてくれる風合い。

普通の黒色塗装では出せない、
深い味わいがあります。

また縦向き横向きに、
ところどころに配した
柿渋色の格子が
建物に表情を与えています。