手で描いた線なんだろうな
神田え邸にて。
道路に面した入口の欄間部は、
看板建築ならではの
弧を描いた硝子が嵌っています。
ここのたてものの立面は、
当時の画家さんと
考えたらしいのですが、
この優雅な曲線を見ると、
やはりさすがだな、と思います。
きっとわくわくしながら
紙に手で描いた線なんだろうな。
一方で
なんとなくの先入観で恐縮ですが、
現代のCADで描く線だと、
こうはならないような気がします。
神田え邸にて。
道路に面した入口の欄間部は、
看板建築ならではの
弧を描いた硝子が嵌っています。
ここのたてものの立面は、
当時の画家さんと
考えたらしいのですが、
この優雅な曲線を見ると、
やはりさすがだな、と思います。
きっとわくわくしながら
紙に手で描いた線なんだろうな。
一方で
なんとなくの先入観で恐縮ですが、
現代のCADで描く線だと、
こうはならないような気がします。
柳澤たてもの塾にて。
水廻り棟は大詰め。
先週末に建具が入りました。
今日は日が暮れてから
現場に着いたのですが、
矩手に並ぶ
「きらくな網戸」の夜景が
静かに夕闇の中で
映えていました。
最近「きらくな網戸」を
見ない現場はないですね(笑)。
しかしここの窓は、
お風呂の窓なのですが、
防犯性を備えながら
夜通し通風できる「きらくな網戸」は、
お風呂に向いていると思います。
とくにもう少ししたら
ここに木の風呂桶が
入る予定なのですが、
木の風呂桶だったら、
なおさらのことです。
ああ木のお風呂、
今から楽しみだな。
神田え邸にて。
たてものの北側にある土間と
約三畳の小上がりは、
昔々衣服を商うお店として
使われていたのですが、
なにぶん北側の間なので、
少しでも光を入れようと、
当初は光の井戸がありました。
それが改修を重ねて、
3階に昇る階段ができ、
光が塞がれてしまっていたのですが、
今回諸々の事情で
3階部分は取りこわし、
その結果、
光の井戸が復活しました。
これにより、
土間の光の印象が
だいぶ変わりました。
ところでこういう時、
私は天窓ではなく、
越屋根に窓を付ける、
という選択を勧めます。
光の量は
劣るかもしれませんが、
通風が容易なのと、
やはり長い目で見るとね。
今日は秋沢園で
12月のきらくなのうえん隊。
12月の秋沢園といえば、
みかんを一つ一つ、
手で摘み取る作業で
たいへん人手が必要な時期。
きらくなのうえん隊の
真骨頂ともいえる日でしたが、
私は残念ながら
午後から合流、
しかし今日は、
大人も子どもも、
実にたくさんの人たちが
集まってくれて、
みかん畑が
冬にまた花が咲いたような
楽しげな空気に包まれました。
平日は数名で
みかんを収穫しているそうなので、
少しでも助けになったかな、
と思います。
そしてやはり、
空の下で達成感を感じられる仕事は、
気持ちいいですね。
私はたった2時間の作業でしたが、
夕暮れ時の
急に冷え込んだ空気すら
心地よく、
十分に満喫することが
できました。
そんな気持ちよさを
みんなと共有できるきらくのうえん隊、
今年はこれで
おしまいですが、
来年も「きらく」に、
農とまちをつなげ続けて
いきたいと思います。
秋沢さん、
引き続きよろしくお願いします!!
子どもたちが放課後集う
ふかふかにて。
山梨をお昼過ぎに出て、
夕方現場に着いた
左官職人の小山さん、
午後10時過ぎに
きらくな反省会を終えて
現場に顔出してみたら、
まだ鏝を右に左に
土の壁を撫でていました。
遅い時間まで、
ありがとうございます!
しかし山梨に続き、
ここでも小山さんに
お会いできてよかったです!
先の記事にも書いたとおり、
先ほどまで体調がすぐれなかったのに、
元気出てきました。
鎌倉の改修現場にて。
約10日間、
山梨に泊まり込んで
お風呂を仕上げてくれた小澤さんが
今度は鎌倉の稲村ガ崎で
お風呂にタイルを張ります。
ここのところ切れ間なく、
小澤さんとお風呂を
作っているような気がします。
また約1週間、
よろしくお願いします。
今日は三カ月に一度の
きらくな反省会。
実は今日
体調が絶不調で、
早めに終わろうと
思っていたのですが、
仲間の職人と話しているうち、
少しずつ元気になってきて、
結局2時間以上も
議論していました。
しかも今回は、
個人的にとてもワクワクする
企画が持ち上がり、
今後の展開が
楽しみです。
本音で話せる仲間はたちの存在は、
本当にありがたいです。
きらくなたてものやの定番の一つ、
ワンコインライト。
青山電陶のソケットに
白熱電球がはまっています。
今日改めて思いましたが、
光が柔らかくて
気持ちがいいです。
今は省エネのことを考えると、
LEDが主流になりました。
確かに消費電力と寿命は、
桁違いにステキで
合理的ですが、
光の気持ちよさを考えると、
白熱電球も捨てがたい。
選ぶ立場として
悩ましい選択は、
続きそうです。