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2014年6月10日

横浜す邸の竹小舞かき隊(四回目)

カテゴリー: 横浜す邸

ここのところ毎週火曜日は、
横浜す邸の竹小舞かき隊。

建主さんが営むトンカツ屋さんの
定休日だからです。

平日にもかかわらず、
大和から‘く’さん、
建築を学ぶ学生‘な’くん、
建主さん1名、
きらくなたてものや3名、
合計6名での作業。

みんな2回目以上なので、
とくに作業内容を教える時間もなく、

人数はいつもよりも
少なめでしたが、

壁8枚、三角形部分3ヵ所を
進めることができました。

日が長くなって、
遅い時間まで目が利くというのも
大きいですね。

ところで今日は、
建主さんの奥様が
けがをしていたにもかかわらず、
お昼やお茶の用意など
していただきました。

ありがとうございました!

十周年

カテゴリー: 今日のできごと

きらくなたてものや、という名を
一級建築士事務所として登録して
今日で十年。

長い目で見れば、
今日は一つの通過点に
過ぎないのですが、

人口は減るし、
家は長持ちしたほうがよいし、

十年間この道で、
何とかかんとか
続けることができたのは、

星の数ほどの選択肢の中から
たった一つ、
私たちを選んでくださった建主さん、

またこれまで お互いに学び合い、
刺激し合いつつも、
笑い合って歩んできた
職人の仲間たち、

現場ばかり行って
なかなか事務所にいない中、
意図を理解して
図面を描いてくれてきた所員たち、

参加型家づくりに興味を持ち、
○○隊に参加してくださった方々、

こんな私たちの取り組みを
取材して広めてくださった方々、

工事でご迷惑をおかけするにもかかわらず、
あたたかく接してくださったご近所の皆さん、

そして何よりも、
自分のやりたいことを
なんやかんや言いながら
存分にさせてくれる家族のみんな、

とにかくたくさんの人に
支えられてきたからこそ、です。

こうした昔ながらの
家づくりを取り巻く環境は

年々変わっていったりもしますが、

伝統に学びながら、
今、心地よい暮らしづくりを
お手伝いする、

そんな変わらぬ想いを
私が息をしているかぎり
形にし続けられるよう、
死ぬまで一生精進、です。

ところで今日は、
一日竹小舞かき隊。

今日という日に竹小舞かき隊とは、
これも何かの巡り合わせです。

今日は3三角形

カテゴリー: 横浜す邸

テレビを見て問い合わせてきた、
建築を学ぶ男の子が
助手をしてくれたおかげで、

今日の横浜す邸での
竹小舞かき隊では、
2時間強で3三角形を制作。

最近○○隊では
女の子が元気だったので、

男の子がガツガツ働く姿を見て
うれしくなりました。

2014年6月9日

どれ一つ同じ顔がないからこそ

カテゴリー: 熊谷た邸

熊谷た邸にて。

居間と同じく、
玄関も達磨窯で焼いた
敷瓦の土間。

文字どおり
手作りゆえの

この場所に集まったものに
どれ一つ同じ顔がない
からこそのよさは、

モノも人間社会も
同じだと思うのです。

外もスッキリ

カテゴリー: 熊谷た邸

熊谷た邸にて。

外も片付けて、
外観がスッキリ
見えるようになりました。

ゲンバから家へ

カテゴリー: 熊谷た邸

今日は熊谷の現場で
半日、大工二人と一緒に掃除。

一気に「ゲンバ」から
「家」という感じになりました。

終わったら三人で、
写真撮影大会でした。

2014年6月7日

横浜す邸の竹小舞かき隊(三回目)

カテゴリー: 横浜す邸

昨日は大雨。

今日も雨が降る予報、
昨日のように雨が降ったら、
さすがに厳しいかな、
と思いましたが、

昨日よりは降り方が弱そうな
天気予報だったので、
竹小舞かき隊は決行。

しかしそれでも、
ほぼ一日ザーザー降り。

そんな足元の悪い中、
川崎から‘な’さん、
戸塚から‘い’さん、
茅ヶ崎から‘ご’さん

と、今日も遠方から、
たくさんの方々に
お手伝いいただきました。

そして建主さんと
家族ぐるみで仲良しの
女の子、‘の’ちゃん、

建主さん2名、
きらくなたてものやから2名、

合計8名での作業。

今日は初めての方ばかりで、
しかも雨で
効率が悪くならざるを
得ない状況でしたが、

それでもていねいに着実に、
仕事を進めていただき、

本日の成果は、
5枚完成、2枚は途中まで。
そして三角形部分2ヵ所。

皆さま、
ありがとうございました!

二人が壁の両面に立って
作業していただくので、

外側の人はとくに
雨を気にしながらの
作業となりました。

それでも楽しそうに
二人で手を動かしていたので、
少しホッとしました。

今日は土曜日なので、
建主さんが営む
トンカツ屋さん馬酔木の営業日。

お昼ごはんは、
お店から揚げものを
持ってきていただきました。

やはりうまい!

2014年6月5日

家が土で包まれる

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

一日で家が土で
包まれました。

音が全て
土に吸い込まれるような
感じがして、

一気に静寂の空間です。

1階では建主さんが
左官職人の手ほどきのもと、
土塗りを体験。

慣れないコテに
たいへんそうでしたが、

背中はなんだか
楽しそうでした。

2014年6月4日

土あらわれる

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

2月に仕込んで寝かしていた土を、
今日からいよいよ塗り始めます。

竹小舞に包まれた家とは、
今日で見納め。と思ったら、
明日から雨模様。

もう少しの間だけ、
この景色を楽しめるかもしれません。

ところで寝かしていた土ですが、
いつもの田んぼの香りと異なり、
穀物を醗酵させたような、
少し甘さすら感じる香り。

YASさんにほんの少しだけ
入れていただいた、

麻炭とぼかし(のようなもの)の
おかげかな?